自分自身の力で道を切り開くため、独立を決意
「雨どい修理ビジネスをやらないなんて『損』しかないと思いますよ」(加藤オーナー)
声を大にして語るのは、群馬県前橋市で雨どい修理ビジネス「あまどい屋」を運営する加藤オーナー。ハウスクリーニング事業を展開する株式会社ルライフの代表取締役を務める人物でもあります。いまでこそ好調な加藤オーナーですが、あまどい屋のフランチャイズに加盟する以前は、会社員や個人事業主としてさまざまな苦労と経験を重ねてきたといいます。
「27歳まで大手飲料メーカーに務め、それなりに長く会社員を続けてきましたが、従業員として働くことや、与えられた仕事を黙々とこなす毎日に、刺激を感じられなくなっていました。会社というのは自分を守ってくれるものではありますが、時に自分を縛るものにもなります。もっと自分らしく、好きなことに打ち込みながら自由に生きたい。そんな想いが強くなり、独立を決意したんです」(加藤オーナー)
今までの実績をすべてリセットし、再度ゼロから挑戦するのは相当の覚悟が必要だと考えるのが一般的でしょう。しかし、加藤オーナーはその覚悟やリスクすらも楽しもうとしたといいます。
「独立するのが怖いという感覚はなかったですね。成功しても、失敗しても、その責任を負うのは自分一人。誰に迷惑を掛けるでもなく、自分一人で責任を背負えば良いなんて、とても単純で簡単なことじゃないですか。もちろん成功するつもりで独立しましたが、仮に失敗しても、それを含めて人生を楽しめば良いと考えていました」(加藤オーナー)
そうして、移動販売のタコ焼き屋から事業をスタートした加藤オーナー。その後、探偵業を経て、現職でもあるハウスクリーニング・害虫駆除の事業に挑戦してきました。
「ハウスクリーニング・害虫駆除の仕事は10年ほどやってきましたが、競合も多く、売上を伸ばすのが困難でした。また仕事においても、一定時間内にできる作業量には限界があり、収入を増やしたければ働く時間を増やすしかないんです。それでも目指せる売上は月100万円が限界。どれだけやっても、天井が決まってしまっていて、モチベーションを維持するのも大変でしたね」(加藤オーナー)
予想を上回る案件の多さにうれしい悲鳴
仕事の現状や将来性に不安を感じながら日々を過ごしていた加藤オーナーでしたが、あまどい屋との出会いによってその人生が大きく動き始めます。
「あまどい屋に出会ったのは2018年の夏ごろですね。もともと火災保険を利用できる雨どい修理ビジネスは気になっていたんですけど、自分でイチから事業として始めるのは厳しいと思って諦めていたんです。そしたら偶然、募集サイトであまどい屋を見つけて即決しましたね」(加藤オーナー)
そうしてあまどい屋へのフランチャイズ加盟を果たした加藤オーナー。もともと目をつけていたビジネスだけあり、トントン拍子に進んでいくのです。
「2019年の3月末にあまどい屋に加盟し、研修を経て、4月の終わり頃から事業を始めましたが、業績は非常に好調です。単純な売上だけで見れば、これまでの5倍~10倍ぐらいに膨らみました。元々ハウスクリーニングをやっていたときから、雨どい修理の依頼を受けることもあって、当時は自分で出来ないので外注していましたが、そのくらい雨どい修理とハウスクリーニングは相性が良いんです。なので、いままでのお客さんがそのまま雨どい修理のお客さん候補になっていて、営業も手間も掛かりません。」(加藤オーナー)
加藤オーナーはハウスクリーニング・害虫駆除を事業としていたことで、顧客で既存事業とのシナジーを生んだだけでなく、設備面でも流用が可能だったため、スムーズに雨どい修理事業を始めることができました。
「近年の台風や異常気象の影響で、雨どい修理の社会的なニーズが非常に高くなっているんです。さらに、雨どい修理は火災保険を利用すれば実質0円になるので、お客さまにきちんと説明できれば依頼をいただけるんです。先日は不動産屋に訪問し、提案をさせて頂いたところ、翌日には8件も雨どい修理の依頼が来ました。必要としている人々はたくさんいるのに、提案できる人がいない。雨どい修理ビジネスは完全なブルーオーシャンなんですよ。」(加藤オーナー)
雨どい修理ビジネスが好調にいっているため、今では、加藤オーナーが行う事業の比率も大きく変わってきたと言います。
「雨どい修理に関しては、引き合いが多すぎて、お客さんに施工を待ってもらっている状態です。ハウスクリーニング・害虫駆除の仕事は今でも続けていますが、他の協力会社に案件を回したり、古くから付き合いのあるところにちょっとした気分転換で行かせてもらっている程度ですね」(加藤オーナー)
手厚いサポートと事業優位性で、年間売上1億円が手の届く範囲に
雨どい屋のFCを始めてたった数ヶ月であるにも関わらず、既に大きな実績と無限に拡がる可能性を前に、これまでの常識が塗り替えられていったという加藤オーナー。
「まず第一に、仕事そのものが非常に楽というのがあります。実際の修理工事は下請け会社にお願いしているので、私自身は営業をして案件を取ってくるのが仕事です。雨どい修理はお客さまの提案を聞いてもらいやすく、競合もいないので完全な一人勝ちの状態になれるんです。こんなに恵まれたビジネス環境は他にはないでしょう。正直、現在は案件が多すぎて逆に大変になってしまっているぐらいですよ。」(加藤オーナー)
仕事が順調に入って来すぎて、逆にこなすのが大変だと嬉しい悲鳴をあげる加藤オーナー。もちろん、売上も爆発的に伸ばしています。
「例えばハウスクリーニングの時だと、2LDKの物件で作業すると丸一日掛かるんですが、それで売上が2~3万円程度。30日まるまる全部働いたって、目指せるのは月100万円もいかないぐらいです。しかし、雨どい修理なら3件ぐらい依頼をこなせば、それだけで売上100万円が達成できてしまいます。年間1億円だって、決して夢ではありません」(加藤オーナー)
こうして雨どい修理ビジネスで成功を掴んだ加藤オーナーですが、その理由を事業そのものの強みだけでなく、あまどい屋のFCに加盟したことが大きかったと語ります。
「ビジネスの仕組みをイチから考えなくて良いのは、フランチャイズならではの魅力ですね。私も色々な事業を経験してきましたが、集客の仕方や営業の仕方などを自分で確立するのは大変ですし、実際そこでつまずくことも少なくなかったです。
しかし、あまどい屋のFCであれば、どうすれば安定して事業を回すことができるのか、研修や日々のフォローを通して教えてもらうことができます。ときにはお客さんの紹介までしてもらえることもあるんです。これまで自分一人でビジネスをやってきた身としては、手厚すぎるぐらいのサポートが受けられて、非常に満足しています」(加藤オーナー)
さらに、あまどい屋のフランチャイズについて、少しでも興味を持ったのであれば迷わないでほしい、と続けていいます。
「雨どい修理ビジネスに関しては、やって損することはありませんし、やるなら早いに越したことはありません。「そんなうまい話があるわけない……」「でもやっぱり不安……」という人もいるかもしれませんが、そんな些細なことでこのチャンスを逃すなんて非常にもったいない。そんな人が目の前にいたら、「バカ!」と叱ってやりたくなりますね。それぐらい自信を持っておすすめできるのが『あまどい屋』のフランチャイズです」(加藤オーナー)
あまどい屋で地域No.1を目指すことが年商1億への道
雨どい修理ビジネスを軌道に乗せ、大きな飛躍を見せている加藤オーナー。しかし、彼の歩みが止まることはありません。
「好調な滑り出しをしたといっても、まだ雨どい修理事業は始まったばかり。ここで油断することなく、売上の拡大と安定を同時に狙っていきたいと思います。当面の目標は年間売上1億円。まずはこの前橋の地で、知名度・実績ともに1番を目指していけば、決して難しい目標ではないと思います。」(加藤オーナー)
また、今後は事業拡大のために多店舗展開もしていきたいと将来のビジョンを語ります。
「今は私一人で事業を回していますが、ある程度売上が安定してくれば、新たに人を採用し、より大きくて強い組織を作っていきたいと思います。前橋店だけでなく、宇都宮店、高崎店なども作りながら、地域一帯を統括できるようになりたいですね。そうなれば、私もプレイヤー兼経営者ではなく、経営一本に専念していくこともできるようになると思います」(加藤オーナー)
フランチャイズを活用しながら前橋の地で躍進を続ける加藤オーナー。これからも、事業をどんどん拡大させ、あまどい屋の成功事例を生み出し続けていってくれることでしょう。今後の活躍から目が離せません。
※掲載情報は取材当時のものです。