TSUTAYA、図書館の次は起業支援カフェ

フランチャイズWEBリポート編集部 |2014年09月25日 公開 (2021年11月18日 最終更新)
TSUTAYA、図書館の次は起業支援カフェ

DVDやCD、コミックなどのレンタル業を営むTSUTAYAを運営するカルチュア点コンビニエンス・クラブが、福岡市に創業支援拠点「スタートアップカフェ」の運営委託を受けるというニュースが9月25日の日経新聞で発表されたので紹介します。

2013年の武雄市の図書館コラボ企画も刺激的だった

2013年4月1日にリニューアルオープンした佐賀県の「武雄市図書館」の企画運営を委託されたというニュースが近年では刺激的なニュースでした。

従来の本の貸し借りのみを行う図書館ではなく、図書館×書店×カフェがすべて集まった、未だかつてない近代的スペースを創りあげたのです。

※カルチュア・コンビニエンス・クラブHPより。「武雄市図書館」
※カルチュア・コンビニエンス・クラブHPより。「武雄市図書館」

今度は起業支援カフェ。起業の企画がアツい福岡だからこその企画か

武雄市図書館から、早1年半。次は起業支援カフェの企画運営がはじまるのです。蔦屋書店という名にとどまらない事業が次々と生まれてきています。ここまでくるとアイデア貸しを生業としているような感もあります。

新しくできる福岡市のスタートカフェは、福岡市中央区今泉にある「TSUTAYA BOOKSTORE TENJIN」の3階に設置予定。ここでは先輩起業家との交流や創業に関する相談などが行えるとのことです。

補助金制度などの行政情報の提供や手続きなどの質問もできますし(起業するなら気になる情報ですね!)、起業支援や相談を手がける専門家が常駐しているとのこと。セミナーなども開催予定です。

続いて同施設では、11月に雇用労働相談センターも併設されるということで、地方の働き手を増やそうという試みですね。福岡市は、政府からも国家戦略特区の創業特区にも選ばれており、起業熱が高い地域です。

日本の開業率は5%前後という数字で、欧米主要国の半分ほどの数字なのですが、政府はこれを引き上げようとしているため、地方の起業家数を増やすことには積極的です。今回のニュースもそれに通じたものがあります。

TSUTAYA、図書館の次は起業支援カフェ

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