【本部取材】徹底のサポートで異業種でも安心!ストレス発散フィットネス「9ROUND」とは
コロナ禍から続く健康ブームでフィットネスジムの需要が高まっています。なかでも新感覚サーキット型30分キックボクササイズジム「9ROUND(ナインラウンド)」は、楽しくストレス発散できるアメリカ発のフィットネスジムとして差別化に成功。コロナ禍の緊急事態宣言中でもオープン1ヶ月前のポスティングだけで、100名以上の集客に成功した事例もあります。
この記事では、「9ROUND」国内総代理店である株式会社JAPAN WELLNESS INNOVATIONから、9ROUND事業部 営業部長の松木 健太郎氏にインタビュー。「9ROUND」の特徴や強み、具体的なサポート内容などについてお聞きしました。
30秒で分かる「9ROUND」とは
「9ROUND」はアメリカ発のキックボクササイズ×サーキットトレーニングのフランチャイズです。サーキットトレーニングとは複数の筋トレと有酸素運動を組み合わせたトレーニングのことで、「9ROUND」では1回たったの30分から楽しく全身運動ができます。
一般的なフィットネスジムとは異なり、大きなマシーンを揃える必要がないのも「9ROUND」の特徴のひとつ。サンドバッグのみで小スペースで開業できるので、一般的なフィットネスジムでは3000万円以上の初期費用が目安になるなか、「9ROUND」では施工費を含めても約1650万円で開業できるなど、費用を抑えて開業したい方にもピッタリです。
開業準備はもちろん、スタッフ教育や集客など徹底したサポートで加盟店の成功をバックアップしてくれるので、業界未経験はもちろん脱サラ組でも安心して開業できそうです。
365日異なるプログラムで楽しみながらエクササイズ!
株式会社JAPAN WELLNESS INNOVATION・9ROUND事業部 営業部長。事業への思いが熱く、加盟店のことを“家族”と呼んで日々コミュニケーションを図っている。
「9ROUND」はストレス発散を目的としたジムで、1ラウンド3分の異なるエクササイズを9回繰り返します。キックボクササイズのほかにも、たとえば縄跳びを使った有酸素運動をしたり、ダンベルやトレーニング用のボールを使って筋トレをしたり。さまざまな種類のエクササイズをミックスさせて9ラウンドを構成しています。
はい。キックボクササイズはあくまでもコンテンツのひとつとして位置付けています。エクササイズの構成は365日、毎日違うので、楽しんで体を動かしていただける点が「9ROUND」の最大の特徴です。
7割くらいは30代〜50代のお客さまですが、下は4歳から上は80代まで幅広い年齢の方にお越しいただいています。男女比については、女性のお客さまが6割から7割を占めています。仕事や家事育児などで自分の時間を作りにくい層が多く、だからこそ30分で終わる「9ROUND」に通って効率よく体を動かしていただいています。
現在は23の国で展開していて、アメリカや日本以外ではイギリスやスペイン・アイルランド・カナダ・メキシコなどで展開しています。アジアでは日本が初出店で、2016年9月に第1号となる直営店を神奈川県にオープンしました。2020年にフランチャイズ展開して以降、現在は日本国内だけで15店舗ほどまで増えました。今後も続々とオープン予定で、直近でも6店舗のFC店がオープンを控えています。
物件探しからスタッフの教育まで本部が手厚くサポート
初期費用の目安は施工費なども含めて約1650万円になります。地域や物件にもよりますが、なかには1000万円前後で開業しているオーナーさまもいらっしゃいます。「9ROUND」ではフィットネスジムによくあるランニングマシーンやフィットネスバイクなど大型で高価なものは必要なく、大きなものといったらサンドバッグを設置いただくくらいです。
加盟店の多くが本業をお持ちの企業さまです。たとえば焼肉店や不動産・内装業・製造・広告代理店・児童発達支援・美容室・エステ関係・ガソリンスタンドなど、本当にさまざまな業種の企業さまに加盟いただいています。
そうですね。本業に関係なく開業できるよう、「9ROUND」では加盟からオープン・スタッフ教育・集客まで徹底的にサポートさせていただいています。本業も集中できるように、加盟店の手離れの良さも意識していますね。一例として、基本的に物件はなるべくベストな条件でご提案できるように本部が主導で探すケースが多いです。賃料や施工費の値下げ交渉、業者の選定などもすべて本部が実施しています。
異業種からの参入で不安を抱えている企業さまでも安心して加盟いただけるよう、本部で成功へのレールを敷くようにしています。
前提として、「9ROUND」のFC店のスタッフは未経験のパートさんやアルバイトさんが大半です。研修を受けていただければ3日でトレーナーとしてご活躍いただけます。研修の詳しい内容は企業秘密ですが、「スキル」「オペレーション」「セールス」の大きく3つに分類し、経験のないパートさんやアルバイトさんでも3日後には「9ROUND」のスタッフとして稼働できるまで教えこんでいます。
よくそういったご質問をいただくのですが、結論としては問題ありません。「9ROUND」はトレーナーが持っている知識やスキルをお客さまに提供するわけではありません。本部が提供するメニューをお客さまに楽しんでいただくために、盛り上げていただくコミュニケーション能力のほうが重要になります。
そうですね。ですので、フィットネス専門の媒体などに求人を掲載して採用するわけではなく、よくある求人媒体で募集しても十分に採用できます。
ポスティングだけでオープンまで1ヶ月を残して100名の集客に成功
商圏状況に合わせて、SNSやリスティング広告などを使い集客されている加盟店もおられますが、最初はポスティングと折り込みチラシで十分な集客が期待できます。本部で実践して効果の出ているチラシのフォーマットなどはすべてご提供していますし、ポスティング業者などもご希望に応じてご紹介しています。
オープンのタイミングに合わせて100〜150名の会員数を目標にすることが多いのですが、2021年にオープンした「9ROUND印西BIG HOP店(千葉県)」の場合、オープンまで1ヶ月以上を残して100名を超えました。店舗スタッフだけで、店舗の半径5キロ圏内に1ヶ月かけてポスティングしただけで、ほかには何もしておりません。
はい。それを実現できる理由のひとつに立地戦略にあって、「9ROUND」は通いやすい場所や生活リズムが崩れにくい場所に出店するようにしています。たとえばAEON(イオン)やアリオなどのショッピングセンターに出店しているのですが、こういうところだと週に2〜3回は足を運んだりしますよね。
おっしゃる通りです。そういった立地戦略の恩恵もあって、ポスティングと折り込みチラシだけでも十分な集客が実現しています。あとはフリーペーパーの設置や会員さんの紹介でご入会いただくことが多いのも「9ROUND」の特徴のひとつです。
本部としてもそう感じております。「9ROUND」では入会前に体験レッスンを実施していて、体験からの入会率は70%を超えています。一般的なフィットネスジムなどの場合、30〜50%ほどとお聞きしておりますので、多くの方にご満足いただいていると実感しています。
何かわからないことがあれば電話やメールはもちろん、内容によってはZoomやGoogle MeetなどのWeb会議システムなどを使ってお気軽にご相談いただける環境をご用意しています。また、店舗にも定期的に足を運んで常に何かしらの方法でコミュニケーションを図るように意識しています。
はい。「9ROUND」では加盟していただいたら終わりではなく、本部と加盟店に上下関係はなく“家族”だと考えています。家族というのは何でもいい合える関係なので、良いことも悪いこともすべて共有し、悪いことであればともに乗り越えていく。そういう関係を崩さないようにしています。店舗によって課題は異なりますので、それをひとつずつ解決して乗り越えてきました。それを家族全員で解決していければと考えて日々サポートしております。
本部はフィットネス事業のプロフェッショナル
弊社は日本における「9ROUND」のマスターフランチャイジーとして、本部機能を担っています。総代理店になって2026年で丸10年を迎えます。
メインとしてはフィットネス指導者やインストラクターの養成事業を展開していて、インストラクターの資格なども発行しています。また、アメリカ発のフィットネスプログラムである「ZUMBA(ズンバ)」の日本における総代理店でもあります。「ZUMBA(ズンバ)」は世界約180の国で親しまれている世界最大のダンスフィットネスプログラムで、そのZUMBA(ズンバ)を通して「9ROUND」のアメリカ本部と知り合い、日本でフランチャイズ展開するに至りました。
はい。フィットネスインストラクターの人材育成や資格の発行などといった“ソフト”の部分と、「9ROUND」という“ハード”の部分。フィットネス事業におけるソフトとハード両方の事業を手掛けている会社です。
2026年に「9ROUND」を日本で展開してから10年になります。この10年を節目として国内100店舗まで拡大していきたいですね。加盟店のほとんどが異業種からの参入で、異業種からでもご活躍いただける準備は整っております。新しいことにチャレンジしたい企業さまはもちろん、“フィットネスで人々を幸せにする”という弊社の理念にご賛同いただける方はお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。
取材を終えて
とにかく松木さんの熱い思いが伝わってくる取材でした。本部取材は自社のビジネスに対して担当者の熱い思いを聞けることが珍しくありませんが、なかでも松木さんの思いは圧倒的な熱さでした。フランチャイズ本部と加盟店の関係を「ビジネスパートナー」と表現することが一般的ですが、松木さんは迷いなく「家族」といい切っていました。正直、これまで多くのフランチャイズ本部を取材させていただきましたが、加盟店のことを「家族」と表現した本部担当者ははじめてです。
それだけでも驚いたのですが、どんな企業が加盟しているかお聞きしたときに、ずらっと並んでいる店名を見ながら迷うことなくスラスラと答えていただいたときに、「家族」というのが表向きの回答ではないことを確信しました。せいぜい4〜5店舗なら迷わずに加盟店のメイン事業についてスラスラと答えられるかもしれませんが、オープン予定も含めて20近い企業のメイン事業を迷うことなく答えていました。それだけ加盟店に対して思い入れが強く、家族のように常にコミュニケーションを取っているからこそできる業(わざ)なのだと思います。
フランチャイズに加盟してビジネスパートナーになるなら、家族のように対応いただける松木さんとパートナーになりたい。そう感じた取材でもありました。
10年の雑誌編集部経験を経て、2016年にフリー編集者・ライターとして独立しました。その後の2023年にオウンドメディア支援(記事制作代行)をメイン事業とする「株式会社Wordeal」を設立。“上位表示だけでなくCV獲得まで伴走型でサポート”をモットーに、フランチャイズWEBリポートをはじめ多くのWEBメディアで記事を制作しています。