ポポラマーマのフランチャイズ本部に聞く、成功する人と失敗する人の違い
本部からノウハウを享受でき、未経験の状態からでも独立・開業できるのがフランチャイズのメリットの1つ。とはいえ成功する人もいれば、失敗して撤退することがないとも限りません。
今回はビジネスの成功と失敗を分けるポイントを、創業20年以上・全国100店舗以上を展開する生パスタのパイオニア「ポポラマーマ」のフランチャイズ本部の担当者に伺ってきました。
生パスタのパイオニア! ポポラマーマとは
原料にこだわり、カナダ産・アメリカ産の粗挽きセモリナ粉を100%を仕様、随時40種類以上のメニューを展開している、ゆであげ生パスタ専門店「ポポラマーマ」。創業地である東京都江戸川区を中心に、関東・関西・九州など国内に126店舗、海外に4店舗(2016年6月現在)を展開しています。都心部よりも、郊外の駅前立地に出店することで運営経費を抑え、リーズナブルな価格で生パスタを提供。リピーター90%という地域密着型の店舗として愛されています。
ポポラマーマのフランチャイズ本部に話を聞いてみた
ゆであげ生パスタ店「ポポラマーマ」の直営店運営及び、フランチャイズ本部として加盟募集を行っている株式会社ポポラマーマのFC開発グループマネージャー 春日和也さんに、「失敗と成功のポイント」をテーマに話を伺いました。
傾向として、第一にうちの商品に愛を持っていただいているオーナー様は基本的に成功しています。ポポラマーマのパスタを食べて、おいしいから、自分がまず食べたい。自分が第一の顧客になりたいから加盟して開業したいという方が成功する可能性が高いです。
嬉しいことに加盟企業でそういったオーナー様は多いですね。
最近、店舗拡張でリニューアルオープンした北海道のポポラマーマ江別野幌店のオーナー様も、一番最初は社長が食べて、自分の会社の近くにほしいという理由で加盟されたんです。
石川でやってる企業も、一度食べてポポラマーマの味に惚れて、どうしても開業したいからと物件を探して続けて、7年越しにオープンしたんです。だからポポラマーマのパスタに対して愛を持っていただいている方は成功しやすいと思います。
そうですね。あとオーナーの熱量は店舗に立っているスタッフの方にも伝わりますからね。熱意がないとどうしても現場の士気が下がって、お客様に提供する商品の調理が作業になってしまうので、結果的にいい商品が出なくて撤退しがちです。
そうですね、あまり感じられなかったりします。企業のリスクヘッジとして、とりあえず飲食店をやってみようかという方とかですね。飲食業はキャッシュフローがいいからやってみたいという方はいらっしゃいますよ。
そういったビジネスの部分を考えて加盟する方は確率的に失敗しやすいですね。本部に任せればうまくいくとか、売り上げ取れるだろうって思われるとなかなか難しいかな思います。
そうですね。飲食というのは安定はしているけれども大きな売り上げが取れる業態ではないので、オーナー様自身が常にお客様の視点でお店を見ていただくことが重要です。お店の不足している部分とかを店長に伝えていただいて、その中で当たり前の基準に沿って運営していただけるのが成功の秘訣だと思いますね。
ポポラマーマへの取材を終えて
ポポラマーマの商品が大好き!という熱い想いがポポラマーマが成功する秘訣。本業のリスクヘッジとして飲食事業を始める法人もありますが、それではいい店舗できないとのこと。好きこそものの上手なれ、というように、好きになるからこそ全力になりますし、そういったオーナーの熱意は現場で働くスタッフにも伝わっていきます。まずはオーナーにポラマーマ愛があるか否かが、成功と失敗の分かれ目になりそうです。
ポポラマーマは法人限定でフランチャイズ加盟を募集していますが、少しでも興味をもたれた方は、ポポラマーマのFC事業についての資料請求してみてはいかがでしょうか?