【飯テロ注意】話題のFCグルメを食べ尽くせ! フランチャイズ・ショーのもう一つの楽しみ方
国内最大規模のフランチャイズの展示会といえば、毎年、東京ビッグサイトで開催される「フランチャイズ・ショー」。35回目となる今回は、2019年3月6日(水)〜8日(金)の3日間でおよそ3万人が来場するなど、大いに盛り上がりました。
日本最大のフランチャイズビジネスの祭典である展示会で、独立開業をしたい個人や新規事業を検討している法人が、ビジネスモデルや収益といった情報を集める場です。
しかし!フランチャイズ・ショーには小難しい説明ばかりがあるのではありません。じつは話題のグルメも集結しているのです……!? 全5回のFCショー2019徹底取材シリーズの第5弾・番外編である今回は、飲食系FCの試食を食べ歩きしてきましたのでご紹介します。
実際のサービスを体験してより深くビジネスを知ろう!
独立開業を考えている個人や新規事業を立ち上げたい法人など、これから事業を検討される方にオススメのイベント、フランチャイズ・ショーです。
フランチャイズ・代理店の本部が一堂に会することで、複数の本部から直接話を聞けるのがフランチャイズ・ショーの醍醐味。ですが、忘れてならないのは飲食系フランチャイズが提供する試食の存在です。
フランチャイズ・ショー2019には200以上の本部が出展していましたが、そのうちの56社は飲食系ブランドです。飲食系ブランドにはフランチャイズだけでなく、ライセンスや商材支援などもあったりと見どころはたくさん!そして試食もたくさん!
カレーにラーメンにスイーツなど、フランチャイズ・ショーの会場には試食が盛りだくさん。そこで、ウェブリポ編集部が会場内の試食を食べ歩いて一気にご紹介。完全な飯テロ的記事なので、お腹がいっぱいな状態で見ることをおすすめしますぞ〜!
レッツ、食べ歩き!
5へのこだわりがハンパない!「ゴーゴーカレー」の金沢カレー
最初に発見したのは、金沢カレーブームの火付け役として知られる、株式会社ゴーゴーカレーグループの「ゴーゴーカレー」。カレーのいい香りに吸い寄せられるようにブースに近づいていくと、シェフが “グーサイン”をしてくれました。いい笑顔!
ひと口サイズのごはんに濃厚なカレーが、ゴーゴーカレーの特徴でもあるステンレスのお皿をイメージさせる器に盛られています。
さっそくいただくと、ドロっとしたルーがご飯に合って、控えめに言ってもめちゃくちゃおいしい〜! ゴーゴーカレーの人気の秘訣は、やっぱりこのオリジナルのルー。ホームページによると、55の工程を5時間かけてじっくり煮込んだオリジナルのルーを、さらに55時間寝かせてうまみを凝縮させているそう。それにしても「5(ゴー)」へのこだわりがすごすぎる……(笑)。
「そりゃ、おいしいわけだ」と納得しつつ、もうひと口食べたい欲求を抑えて歩みを進めると、ひときわ長い行列を発見(!)。
創業100年以上!名古屋コーチンのスープが沁みる「麺処 直久」
20人ほども並んでいるそのブースの正体は、創業から100年以上の歴史を誇る、株式会社フククルフーズの「麺処 直久」でした。ちなみに、創業したのは大正3年。大正、昭和、平成と代々引き継がれるそのお味やいかに?
ブース内のキッチンスペースもかなり慌ただしそうななか、行列に並ぶことおよそ5分。ついに「麺処 直久」のミニラーメンをゲット! チャーシューやメンマも入っていて、こちらもかなりおいしそう。
「麺処 直久」といえば、創業当時からの伝統を受け継ぐこの濃厚なスープ。500日以上もかけて育てた名古屋コーチンを、身がついたまま長時間じっくり炊き出しているとのこと。
すっきりした旨味と深いコクがクセになりそうなおいしさ。昔なつかしい正統派のラーメンでありながら、飽きのこない味わい深さが人気の秘訣のようです。
「麺処 直久」のラーメンもペロリと完食。ごちそうさまでした!
日本とインドと中国が融合したカレー担々麺「麺屋 虎杖(いたどり)」
次に待ち受けていたのは、カレー担々麺で有名な、株式会社 虎杖東京の「麺屋 虎杖(いたどり)」。ブース内には商談中の来場者もいらっしゃって忙しそう……。申し訳ない気持ちで胸が詰まりながら、念願のカレー担々麺にありつけました。
見た目にも分かる、クリーミーで濃厚なスープが食欲をそそられます。インド、中国、日本のスパイスを巧みに使い、10種類以上の香辛料をブレンドしているそう。麺もしっかりしていて、食べ応えも抜群。まだ4店舗(2019年3月現在)しか展開していないようですが、今後は確実に増えそうな予感!
サクフワジューシなからあげ「がブリチキン。」
そして、またしても人だかりを発見。近づいてみると、骨付鳥とからあげ、ハイボールでおなじみ、株式会社ブルームダイニングサービスの「がブリチキン。」のブースでした。
からあげを試食できるということで、さっそく行列に並びました。
きれいなお姉さんが真心を込めて調理してくれたからあげ。ジューシーな味わいでありながら、衣が軽くさっぱりしていて、何個でも食べられそう。お酒のおつまみとしても最高です。
サッパリととろけるジェラート「ViTO」
カレー、ラーメン、担々麺、からあげと続き、そろそろデザートが食べたいタイミング……。そんなときに出くわしたのがこちら、 ViTO JAPAN 株式会社の「ViTO」。福岡空港の国内ゲートにも店舗があって、前から気になっていたお店です。
「ViTO」といえば、インスタ映えもばっちりなジェラート。みなさん、スマホ片手に色とりどりのジェラートを撮影しているのが印象的でした。
そして、念願の「ViTO」のジェラートをいただくと、いちもくさんにペロリ。うん、シンプルで滑らかな食感がめちゃくちゃおいしい! しかも、食べた瞬間は濃厚なのに食感がさっぱりしているので、正直、試食では物足りない。「でも、取材だからしょうがない。今度はお店に行って食べよう」といい聞かせ、泣く泣く次のブースへ……。
インスタ映え間違いなしのロールアイス「ROLLY'S ROLL ICE CREAM KYOTO」
次に待ち受けていたのは、ロールアイスでブームを巻き起こした、有限会社A.S.Pの「ROLLY'S ROLL ICE CREAM KYOTO(ローリーズロールアイスクリーム)」。じつは、この取材で楽しみにしていたブースのひとつということで、わくわくは最高潮に到達(!)。
こちらもすごい行列のなか取材班も列に並ぼうとすると、ブース内ではロールアイスの実演もしていました。まずは、ロールアイスを作る工程をとくとご覧ください。
まずは、冷却した天板のうえになめらかな生地を四角いシート状に形成。ヘラでくるくるくる〜っと、ロール状のアイスを作っていきます。職人技に、思わずうっとりしちゃいました。そして出来上がったのがこちら。
試食ということでボリュームは控えめですが、ちゃんとクマさんのクッキーも添えられていて見た目もかわいいので、インスタ映えも文句なし!
美味しいコーヒーを既存事業を組み合わせられる「MORIHIKO」
おいしいスイーツを食べたところで満足していると、札幌に本社を置くカフェチェーン、株式会社 アトリエ・モリヒコが展開する「MORIHIKO」のブースに遭遇。基本的にはブースを訪れた来場者にお配りしているということでしたが、「飲んでみたい……」とおねだりしたら、快く飲ませていただけることに……(笑)。
“coffee & something”をコンセプトとしている「MORIHIKO」は、加盟店のオリジナルの商材をプラスして運営できるとのこと。
たとえば不動産屋なら、接客の際にMORIHIKOのコーヒーを提供したり、本屋ならMORIHIKO を併設して本を読みながらコーヒーを楽しめたり。つまりは、既存の事業とMORIHIKOを掛け合わせることで、事業を横展開できるのが特徴です。何かと制約があるのがフランチャイズのデメリットですが、こういった自由度の高さが魅力ですよね。
イタリア直輸入のヘルシーなヨーグルトジェラート「ヨゴリーノ」
そんなMORIHIKOのコーヒーでほっこりしたところで、お次は、世界20カ国で展開している、ITALYO JAPAN株式会社の「ヨゴリーノ」。イタリア生まれのジェラート専門店で、イタリアではおよそ200店舗を展開しているほど人気のお店です。こちらはフランチャイズではなくライセンスで展開しています。
ポップなブースデザインに目を奪われていると、優しそうなお姉さま2人組がそっと差し出してくれました。照れながらも写真撮影にも快くOK。その節はありがとうございました!
ジェラートを口に運ぶと、ヨーグルトの香りが口いっぱいに広がって幸せいっぱい! しかも、一般的なアイスクリームと比較すると、低脂肪・低カロリーでヘルシーなところも最高です。
カリカリ食感とたっぷりクリームが嬉しいシュークリーム「ベイクドマジック」
そしていよいよ最後の食レポは、株式会社ヤムヤムクリエイツが展開する「ベイクドマジック」。こちらでは、アンケートに答えた来場者に丸々一個のシュークリームを配布するなど大盤振る舞い。
シュークリームを丸々もらえるということで、多くの来場者で列を作っていたのが印象的でした。気になるお味は、北海道産フレッシュ生クリーム&特製カスタードの2トーンクリームがダブルでおいしかった。
しかも、外はカリッと焦がしキャラメルの風味が効いていて、いままで食べたどのシュークリームにも負けないおいしさでした。絶対にもう一回食べたい、そう心に誓い、今回の食レポは終了!
会場内での試食を終えて
このように、フランチャイズ・ショーには試食ブースが盛りだくさん。
フランチャイズの加盟を検討するには、説明を聞くことも必要ですがサービス内容を知ることも重要です。まずはその商品を好きになって、自分が広げたい、という気持ちがフランチャイズ成功のための道ともいえます。
独立や起業を目指して真剣にフランチャイズチェーンを吟味するのはもちろんですが、休憩がてらウェブリポ取材班のようにグルメもぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
考えてもいなかった、そんなビジネスとの思わぬ出会いがあるかもしれませんよ?