宮崎の希少地鶏を生産提供している「塚田農場」の運営会社とは

フランチャイズWEBリポート編集部 |2014年09月05日 公開 (2021年11月18日 最終更新)
塚田農場

塚田農場」とは、宮崎や鹿児島、北海道などで育てた地鶏を自社もしくは提携先で育て自社店舗で販売する生産製造業をビジネスモデルとした居酒屋チェーンです。

塚田農場について

6次産業を行なう塚田農場

塚田農場

宮崎市の橘通という繁華街にあった「塚田農場」。ライセンス契約で店舗展開をしている居酒屋チェーンです。地鶏の生産・加工から流通・店舗での販売まで一括して行う6次産業に取り組んでいます。

「塚田農場」とは、宮崎や鹿児島、北海道などで育てた地鶏を自社もしくは提携先で育て自社店舗で販売する生産製造業をビジネスモデルとした居酒屋チェーンです。

「塚田農場」では約40万羽の地鶏を自社だけで消費しているのだとか。。 ※東洋経済ONLINE “体育会系”居酒屋では勝ち残れない より

宮崎で一番おおい地鶏「みやざき地頭鶏」の生産シェア半分以上を「塚田農場」運営会社が担っているというのはなかなかすごいのでは。

運営会社は、株式会社エー・ピーカンパニーで「塚田農場」のほか飲食チェーンや精肉店など10チェーン以上を展開しています。これらの店舗数は全国177店舗。うち、直営店が132店舗です。

先ほどもふれましたが、自社で養鶏場や牧場を経営し、農業漁業もおこなっています。産地偽装や遺伝子組み換えなどの社会問題がある中、こういったコンセプトのもと安全な食を届けようという同社の心持ちが伝わってきます。

塚田農場のライセンス契約

塚田農場のライセンス契約
※株式会社エー・ピー・カンパニーHPより

ちなみに、「塚田農場」はフランチャイズ契約ではなくライセンス契約になっているのが特徴ですね。 とはいっても、最大50店舗の限定枠をむかえれば加盟店の募集をしめきるようです。

なぜこのような限定枠があるのか?それは一言で言うと、天然記念物である「地頭鶏」の供給できる数が限られているからなのです。

この株式会社エー・ピー・カンパニーは、外食業にとどまらず食の生産から販売までを一括しておこなっている「6次産業ビジネスモデル」の企業なのです。外食業界という枠組みにとどまらないのが、ここの企業の特徴とも言えるでしょう。

塚田農場

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