2015年と2016年はハンバーガー業界が大きく変わる!?大手ハンバーガーチェーンの日本上陸に注目!
日本で有名なハンバーガーチェーン「マクドナルド」。ハンバーガー業界どころか外食業界を引っ張ってきた「マクドナルド」ですが、2015年と2016年にはアメリカで絶大な人気を誇る有名ハンバーガーチェーン「カールスジュニア」と「シェイクシャック」が日本のマーケットに参入することで、影響を受けることが想像されます。
今回は、アメリカの巨大ハンバーガーチェーンの進出の背景と、今後のハンバーガー業界の展望について取り上げました。
2015年、2016年は日本のハンバーガー業界が変わる!?
日本で有名なハンバーガーチェーン、「マクドナルド」。仕様期限切れの鶏肉や異物混入問題などは、メディアでも目新しいニュースではないでしょうか。
こうした問題による顧客離れが原因で、“粗利益以外のすべての利益は逆階段の赤字になっている”ようです。 ※ZakZak 【図解で分かる「決算書」の仕組み】マクドナルド 顧客離れ加速で粗利益以外は赤字より(執筆者:公認会計士 川口宏之氏)
ハンバーガー業界どころか外食業界を引っ張ってきた「マクドナルド」ですが、2015年と2016年にはアメリカで絶大な人気を誇る有名ハンバーガー2チェーンが日本のマーケットに参入することで、更に影響を受けることが想像されます。
今年2015年秋には、「カールス・ジュニア」がやってきますし、来年2016年にはNYで絶大な人気を誇る「シェイクジャック」が日本に上陸予定です。
「カールス・ジュニア」にいたっては、低価格でなく高価格路線。「マクドナルド」が消費者に求められてきた路線とは真逆ですね。
アメリカの巨大ハンバーガーチェーンが進出してくる2015、2016年はハンバーガー業界に新しい風が吹くであろう年になることが予測されます。
今年秋にやってくる「カールス・ジュニア」は約15年前に撤退の経験有。次はリベンジか
以前記事をアップしていましたが、「カールス・ジュニア」は約25年前に日本進出をしていました。しかし、当時は「マクドナルド」や「モスバーガー」を始めとする、比較的低価格なバーガーチェーンに敗れたカタチになるのです。
当時は、ファミリーレストランの「フレンドリー」と提携し展開していましたが、今度のパートナーとして立ったのは、ミツウロコグループホールディングス。石油製品販売大手です。
アメリカ本部のマイケル・マーフィー社長は、今度は高価格路線で日本に乗り込むことを宣言しています。アメリカで五本の指に入るほどのトップクラスブランドですが、メインターゲットは食欲旺盛な若い男性という印象です。高価格路線でそうした日本男性の琴線に触れるかどうかが見ものです。
「シェイク・シャック」はスタバの日本展開に関わったサザビーリーグがマスターフランチャイザーに
今、ニューヨークNo.1人気の呼び声も高い「シェイク・シャック」。こちらは「カールス・ジュニア」と比較すると、サイズ的にも日本人サイズ。健康志向を意識しだしたアメリカでは人気を集めているような素朴な味わいのメニューが特徴のようです。
日本でいうところの「フレッシュネスバーガー」に雰囲気が近いようですね。価格帯については不明ですが、バチバチ競合してしまわないか。。こちらにも注目です。 (アメリカでは高品質かつリーズナブルと表されているとのこと)
こちらは何と、「スターバックス」の日本展開に大きく寄与したサザビーリーグという企業がマスターフランチャイザー権を取得し、日本で展開を始めるようです。
サザビーリーグは、スターバックスジャパンというアメリカのスターバックス本部との合弁企業を設立していました。しかし、スターバックスジャパンがアメリカの本部に子会社化されるという関係もあるので、新たな飲食チェーンに目をつけたのではないでしょうか。
日本でのメニューや価格帯は謎に包まれていますが、現地ではハンバーガーだけでなく、ホットドッグやフローズンカスタードなどサブメニューにも素材の味へのこだわりを見せているようです。 また、ビールやワインなどのアルコール提供も。
このあたりが、「フレッシュネスバーガー」に近いと言われる所以なのかもしれません。
メキシカン・ファストフードの「タコベル」までもが再上陸
タコスやブリトーなど、メキシカンなファストフードを提供する「タコベル」。なんとアメリカで約6000店舗も展開されているビッグチェーンが、日本に上陸するようです!年内に一号店が東京に開店されるのだとか。。
1980年代にも上陸していて二度目ですが、今が日本での参入チャンスと踏んだのかもしれません。カールスジュニアとシェイクシャックとはまったくタイプの違うファストフードですがこちらも期待。 メキシカンブーム、来るかもしれないですね!