ローソン新浪会長が、サントリーHDの社長になった理由とは

コンビニエンスストア大手、ローソン会長の新浪剛史氏が飲料大手のサントリーHD社長に登用されました。 サントリーといえば、創業家4代が代々社長に就いていましたがなぜ外部から今回、社長を招いたのか。こちらがこのニュースのポイントともなるところです。
共通して力を入れる”海外展開”
サントリーでもローソンでも共通して力を入れているのが“海外展開”。
新浪氏は、慶応義塾大学を卒業後に三菱商事で国際関係の部署に勤めていましたが その後、アメリカのハーバード経営大学院に進学し、グローバルな方面にも強い 人物として、ローソンでも、海外出店や野菜の販売強化を進めてきました。
現社長である佐治信忠氏と新浪氏は、慶応義塾大学時の先輩後輩で 出会いはメーカーと得意先としてとのこと。
サントリーの理念でもある「やってみなはれ」の空気というのか エネルギーを新浪氏に感じたのがきっかけのようです。
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新浪氏は、佐治氏にとって後継にという思いは以前からあったようですが ローソンの経営に携わっているので、「彼が来れる時に来てもらえれば」という スタンスでいるのだとか。
アメリカやオセアニアなど海外展開に意欲的なサントリーですが まずは佐治氏と新波氏の二人三脚の経営体制になりそうですね。
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◯ 日本フランチャイズチェーン協会で新浪会長にインタビューしたひとコマ