関東に多い「肉のハナマサ」と業務スーパーに関わる話
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東京の町並みを歩いているとよく見かける「肉のハナマサ」。チェーン店ですがどんなお店なのか。関東の方には馴染み深い精肉店について迫ってみました。
主にスーパーマーケットで展開されるリーズナブルな精肉店
「肉のハナマサ」は、関東のみでスーパーマーケットを展開している株式会社花正のチェーンです。そのため、肉屋だけということではないのですが、「肉のハナマサ」という看板をつけているだけあって精肉に力を入れているチェーンということです。
「業務用スーパー」、「プロのための店」というキャッチコピーになっていることからも、大量仕入れを行うことで仕入れ値を安くし、その卸値に近い値段で安くお肉を提供しているというのがポイントですね。
業務スーパーの神戸物産に買収されていた過去も
株式会社花正の事業内容についてですが、スーパーマーケット事業の他に、レストラン事業もあります。チェーン名としては「ステーキハナマサ」、焼肉バイキング「カルネステーション」、ステーキハウス「銀座花まさ館」です。
いずれも精肉を扱ったチェーンですが、焼肉バイキング「カルネステーション」は、株式会社神戸物産に譲渡されたことが過去にありました。(現在は譲渡解消)
どちらも業務用スーパーを展開しているということですが、設立年度でいうと株式会社花正の方が歴史があって1948年に設立し、スーパーマーケット事業をはじめたのが1961年。50年以上の歴史があります。対する株式会社神戸物産は、1981年に食品スーパーを開業。
後発の神戸物産ですが、関西と関東に店舗展開しており2014年度7月時点で679店舗を展開しています。店舗数では花正を上回っている状況です。