地域課題の解決を支援する「まいぷれ」
地元や地域のため、自らのビジネスで地域活性化や、地方創生に取り組みたいと考える方も多いでしょう。では、地域にどのように関わればいいかを考えた時、各地域のリアルな事例を知ることも大切です。まずは、地域情報サイト「まいぷれ」の事例に触れてみましょう。
まいぷれは、地域のお店やイベントの紹介、お店からの情報発信や生活に役立つ情報など、多様な魅力を取りまとめて発信する「地域密着型ポータルサイト」です。2000年に千葉からスタートし、官民協業などの行政との連携も深めながら成長を続け、全国の掲載店舗数は1.6万件以上(2021年12月現在)。サイトへの月間閲覧数は約800万回を誇る(2021年度月間平均)ポータルサイトです。近年は、各エリアでふるさと納税事業の委託も増えています。
愛する地域のため、「まいぷれ」で地域課題解決に取り組むパートナー企業は、日本各地で増えています。2021年8月期の前年同期比でパートナー企業は21社、運営エリア数は122市区町村が増加しています。
▼ まいぷれ加盟に至る、地域の課題や思い
地元の小樽が抱える課題に
向き合えるビジネスを探していました
小樽は観光客こそ訪れるものの、みんな宿泊しないんです。独立前にも仕事の傍らで、地域活性化に向けた活動に参加したりしていましたが、時間や資金の制約があってできることには限界がありました。
課題解決のためには、観光客に地元のディープなお店をもっと知ってもらう必要性を感じていたので、そういった地域情報を「まいぷれ」で紹介して、宿泊客を増やすなど小樽の課題を解決しようと考えました。
▼ 加盟前の不安と加盟後の手応え
本部の初期サポートで無事事業スタート
地元の会社という安心感が武器に
ずっとホテルマンをしていたので、WEBの知識や営業経験もなく、法人設立から借入から何からなにまで初めてで不安でした。そうした部分は本部のサポートのおかげで無事スタートをきることができましたね。
またコロナになって直ぐに仕掛けた、出前タクシーが地元の新聞にも取り上げていただきました。地元の会社というフットワークの良さを活かして、実際に足を運んで人脈を広げたり、安心信頼を築くことでコロナ下でも高い継続率を保てています。
▼ 今後の展望
まいぷれ事業をフックに
観光事業の立ち上げを目指しています
掲載店を増やすだけでなく、事務所を構えたり従業員を雇ったりと会社も成長させていきたいです。まいぷれ事業で培った資産を使って、新たな事業を通してより小樽に貢献していきたいと考えています。
たとえば、小樽は体験型の観光が少ないと感じるので、アクティビティと観光を掛け合わせたり、水族館のナイトアクアリウムみたいな企画で宿泊を促したいです。まだ構想段階ですが、5年後くらいには実現したいですね。
小樽の明るい未来を語る湊オーナー。業界未経験から挑戦を続ける湊オーナーのインタビュー全文は以下のリンクからどうぞ。
▼ まいぷれ加盟に至る、地域の課題や思い
地元のサッカーチームを存続させられる
親和性のある事業を探していました
まいぷれ加盟以前に、チームを存続させるために僕たちが所属していたサッカーチームを法人化したんです。そして、やるからには本格的にJリーグを目指そうと。そのためには、チームの強化だけではなく「地元から愛されるチームにならないといけない」と考えていました。
そこで地域情報サイト「まいぷれ」なら、その両方を絡めて事業を大きくできるし、街のお店や企業との繋がりを作れる。なにより、共通して大好きなこの街を盛り上げられることが魅力でした。
▼ 加盟前の不安と加盟後の手応え
敬遠されているようで実は違った
求められる存在として手応えあり
四国中央市は地域情報誌こそありましたが、Web媒体は盛んではありませんでした。でも、実際に足を運んで話を聞いてみると、皆さん必要性は感じていました。
また2021年9月からはふるさと納税の委託業務を受けられるようになって。いいモノを作る事業者はたくさんあるので、それを世の中に発信していくお手伝いができるのは、本当に嬉しいですね。
▼ 今後の展望
まいぷれとサッカーチームを絡めた
地域活性化の取り組みを形に
まいぷれ掲載店が増えたことでようやく当初目論んでいた、サッカーチームと絡めた取り組みもスタートしています。
まずはというところですが、運営するサッカーチームのサポーターズクラブを立ち上げました。入会者には「まいぷれ掲載店」から特典をもらえるようにするなど、まいぷれと絡めて展開していっています。
まいぷれと既存事業を絡めていきながら、四国中央市の活性化に取り組んでいくと語る曽我部兄弟。地元愛に溢れる兄弟のインタビュー全文は以下のリンクからどうぞ。
▼ まいぷれ加盟に至る、地域の課題や想い
70年近くお世話になっている
地域に貢献できる事業を考えていました
富樫電気工事は千歳市で創業し、2021年時点で68年もの歴史があります。現代表も千歳生まれ千歳育ちで、以前から北海道内でまちおこし的な活動に参加していました。その代表の「お世話になった地域に貢献できる事業を展開したい」という思いに合致したのが「まいぷれ」でした。
▼ 加盟前の不安と加盟後の手応え
未経験での不安はありましたが
地域とのつながりを実感しました
最初は営業経験もなければ、パソコンは触ったことすらなかったので、不安を抱えたまま始まったのが正直なところです。
ただ事業を続けていくうちに、社内の理解を得ることができたり、営業の際には「昔、富樫電気工事さんに助けてもらった」と言っていただくこともあったりと、まいぷれの事業を通じて「富樫電気工事」が築いてきた地域の方の信頼の大きさに気付けました。
▼ 今後の展望
まいぷれの活動を通じて
今後さらなる地域貢献活動を
2年が経過し、最近はダイレクトな反響も大きくなってきました。私たちが取材して書いた記事をきっかけにお店に足を運んでくれた、という話を聞くと、やってきて良かったなって思いますね。
また、まいぷれをきっかけに行政と連携した情報発信もお手伝いするようになりました。今後も地元への貢献活動をもっと広げていけたらと考えています。
主婦から地域メディアのマネージャーへジョブチェンジを果たした富樫マネージャー。試行錯誤を重ね前進し続ける富樫マネージャーのインタビュー全文は以下のリンクからどうぞ。
あなたの街で地方創生に取り組みませんか?
地域活性化に関する相談や詳しい加盟事例、既存事業とのシナジー効果などもお気軽にご相談ください。2021年にマザーズ上場(現:東証グロース市場)を果たし、さらなる地域課題解決に邁進している地域課題解決のプロ集団が疑問にお答えします。