マカオのフランチャイズ・ショー2014を取材（一日目）

マカオは、中国でフランチャイズ展開する際の入口とも表現されていて親日的なエリアです。 ポルトガルと中国の文化が共存していて、公用語には広東語やポルトガル語、英語も用いられています。 カジノなど娯楽の都市としても知られていますね。

日本から行くのであれば、香港国際空港まで行ってターボジェットというマカオまで行ける 船が出ているので、二回ほど入国審査を通る必要があります。

フェア前日は、バンジージャンプでもおなじみのマカオタワー（地上高338m！）にてレセプションがありました。 フランチャイズWEBリポート編集部は、こちらの様子も取材してきたのでレポートしていきたいと思います！

マカオタワー。日本の芸能人もよくバンジージャンプをしているのだとか

マカオのフランチャイズフェア主な日程としては

2014年7月3日（木）　マカオタワーでのレセプション 2014年7月4日（金）　関係者のみの専用フェア 2014年7月5日（土）　一般向けのフェア 2014年7月6日（日）　一般向けのフェア

といった流れでした。 まずは一日目のレセプションの様子からレポートしていきます。

会場入口には、このような看板が設置されていました。 澳門と書いて、マカオと読むのですね。

それではレセプションの流れについて。

レセプションでは、各国から集まったスピーカーが講演をしていました。 各国の言葉でスピーカーは話をするので、翻訳機能のついたイヤホンを使って 日本語の同時通訳を受けながら話を聞くことができます。

コンサルタント、マカオひいては中国全土で海外展開をしている企業などが 壇上に立っていましたが、日本からもフランチャイズ研究会会長の伊藤恭氏が 日本のフランチャイズ事情についてスピーチを行っていました。

伊藤恭氏。フランチャイズ関連のセミナー活動を積極的に行っています

実際のスピーチの様子は、YouTubeにも公開予定なのでそちらを見てもらいたいのですが 日本の経済はある程度発展していて経済規模が拡大せず、さまざまな業種を展開している企業がいるけれど 市場が頭打ちになっているという事実や、企業が新たな事業の柱を構築するためフランチャイズが 日本では活用されているし、有効な手段であるということがスピーチされていました。

海外スピーカーのスピーチでは、フランチャイズ展開する際にフランチャイズならではの画一的なサービスを提供することやファイナンシャル面をしっかりすることに関しての悩みを持っているようにも感じられる内容でした。

スピーチのあとは質問コーナーも催されていましたが、マカオでフランチャイズ展開するにあたって どのように展開していったらいいのかという質問などもありました。

そこで感じたのが、日本のフランチャイズはとてもシステム化されていて現地でのフランチャイズというのが、商材を販売できる手段を探していたり販売店を出店している企業がいるという意味では、代理店契約のようなカタチが主流の傾向であるということ。

これに関しては、フェアのブースを見ると実感がわくのかもしれません。 見事なほどに商材が並んでいるブースが多いです。 ちなみにこのレセプションの時間は、現地時間の15時～17時半まででした。

このレセプションの内容を聞くだけでも、マカオや中国のフランチャイズ事情を知ることができる内容にはなっていました。

〈編集部マカオ紀行〉

ショッピングストリートでもおなじみのセナド広場。ポルトガル統治時代の名残を残しています。ビーフジャーキの路面店や有名ブランドのコスメ店なども近くには並んでいました。ちなみにこちらの建物は、聖ポール天主堂跡。裏側は焼け焦げてしまい表面だけ綺麗に保たれています。

マカオにはマクドナルドが多かったです。直営店かエリアフランチャイザーが展開するフランチャイズか。 「マクドナルドほどの規模にもあるとテストマーケティングは必要ないのかも」というのがフランチャイズ研究会に所属する行政書士、川本氏の見解です。

現地のセブン-イレブン。玄関の自動扉がなく、個人商店のようでした。。 LINEのキャラクターグッズが店頭付近には並んでいます。

プライベート商品とおぼしき冷凍食品の品揃えも充実しています。