世界中で愛されるマクドナルド!幅広く愛される魅力に迫る
大手ハンバーガーチェーン店といえば、「マクドナルド」(McDonald's)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
じっさい、マクドナルドは世界各国で展開されており、ファーストフードのなかでも特に大きな規模です。日本でもマクドナルドは愛されており、毎日多くの人々が利用しています。これほど愛されるマクドナルドはどのようなブランドなのでしょうか。
今回はマクドナルドがどのようなブランドかご紹介します。
マクドナルド(McDonald's)とは
まずはマクドナルドがどのような企業かについてご紹介します。
マクドナルド(McDonald's)とは
マクドナルド(McDonald's)は、アメリカ合衆国に本社を構える、世界的に有名なハンバーガーチェーン店です。アメリカ以外にも世界各国に進出しており、世界中にあるマクドナルドの店舗数は4万店にも上ります。
ハンバーガーを主力に展開する飲食チェーン店ですが、各国のニーズに合わせた商品を提供しており、国によってメニュー内容には違いがあります。
日本限定のオリジナルメニューでは、「てりやきマックバーガー」「えびフィレオ」などがあるね!もともとは世界共通のメニューしか販売していなかったけれど、1989年に日本限定メニューとして誕生した「てりやきマックバーガー」の大成功を機に、各国で現地の食文化に合わせたメニューが作られるようになったとか。
他の国でいうと、フランスでは「マックバケット」というメニューがありますね。フランスパンに肉やチーズがサンドしてある、フランスで定番のバケットサンドですね。
【PARIS】【マクドMcDonald's】【Mc Baguette】 マックバゲット (2021年11月2日) https://t.co/qKPwsPVk8b
— naoparis (@naoparis) November 4, 2021
McBaguette Mc Donald's "uniquement disponible en France" #パリ#paris#france#フランス #McBaguette#McDonald's#マクド pic.twitter.com/7cnvuuoorB
ドバイのマクドナルドご当地メニュー「マックアラビア」。
— わさび@海外のマクド大好き会社員 (@Wasabi_88_88_) June 18, 2020
丸型のチキンパティ2枚をナンみたいなパンで挟んだ1品。
味はあっさりヘルシー。
1個食べたら夕飯を食べられなくなるくらいの大きさ!
ちなみにカロリーは『554Kcal』でした!#マクドナルド #海外のマクドナルド #マクド pic.twitter.com/A9jfg1crzJ
ほかにも、インドではカレー味のバーガーがあったり、香港ではパスタがあったりと、世界各国でメニューが様々だから、海外へ行ったらマクドナルドのメニューをチェックしてみると面白いかもしれませんね。
マクドナルドの歴史
マクドナルドはアメリカ合衆国のカリフォルニア州で1940年(昭和15年)にマクドナルド兄弟が始めた店が始まりです。当初はホットドッグ店のドライブインレストランでした。
しかし1948年(昭和23年)に、工場式のハンバーガー製造法、セルフサービスの仕組みなどを考案した上で「マクドナルド・ハンバーガー」というハンバーガー店として再スタート。これが今日のマクドナルドの原点です。安価で提供時間が早いことで大きな注目を集めました。
1954年にはミルクセーキ製造マシンの販売をしていたレイ・クロックと出会い、店舗拡大に向けた動きが加速。1955年(昭和31年)にはアメリカマクドナルド社の前身でもあるマクドナルドシステムズが設立され、これをきっかけにマクドナルドはフランチャイズ展開が本格化、1960年にはマクドナルドコーポレーションに社名を変更しています。
マクドナルド兄弟とレイ・クロック氏の話は映画化もされているね。マクドナルド兄弟が可愛そうとか、レイ・クロックを好きになれないという意見も多いね。
『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』という映画ですね。とはいえ、この買収がなければ、今日の世界的なブランドとしてのマクドナルドはなかったでしょうね。
日本におけるマクドナルド
日本にマクドナルドが初めて誕生したのは1971年(昭和46年)のことです。5月にマクドナルドコーポレーションのフランチャイズ企業である、日本マクドナルドホールディングス株式会社が誕生しました。その後、同年7月に東京銀座三越1階に日本初のマクドナルドである第1号店の銀座店が開店し、初日から多くの人々が訪れました。
親会社のマクドナルドコーポレーションは当初、郊外への出店を指示していましたが、日本マクドナルドホールディングス株式会社の創業者である藤田田氏が銀座への出店を強く希望し、わずか2ヶ月で1日のマクドナルドでの売上で世界記録を更新するほどの成功を見せました。
ちなみに、このマクドナルド日本1号店は銀座一等地での開業だったため、39時間という工期で店舗を作らないといけなかったんだ。
現在のマクドナルド
2022年1月時点で、日本国内のマクドナルドは2,942店舗あります。国別で見ると店舗数のトップは1万4,000店以上もの展開をしているアメリカですが、日本はアメリカに次いで2番目に多いです。なお、3番目に多い国は中国で、2,391店とほぼ日本と同数になっています。
マクドナルドの提供サービス
続いて、マクドナルドで提供されているサービスやメニューについて具体的にご紹介します。
マクドナルドはハンバーガーを中心に手軽に食べられるファーストフード事業を展開しています。注文方法も店頭での注文以外にドライブスルー、デリバリーがあり、店舗内での食事だけでなく中食(テイクアウト・デリバリー)としての需要も高いのが特徴です。
外食が敬遠されていたコロナ下初期は、すでにテイクアウトやデリバリーのイメージが定着していたマクドナルドが一人勝ちといわれるほど、売上も営業利益も好調だったのが記憶に新しいね。
マクドナルドを代表するメニュー
日本でも人気が高いマクドナルドを代表するメニューを4つご紹介します。
ビッグマック
マクドナルドの看板商品でもあるビッグマックは世界各国でも発売されており、特にビッグマック専用に開発されているオリジナルソースが人気です。レタス、チーズ、2枚のパティ、3枚のバンズと食べ応えがあります。
マックシェイク
子供から大人まで大人気のマックシェイク。「バニラ」、「ストロベリー」、「チョコレート」の3種類がレギュラーで販売されています。このほか、食品メーカーやキャラクターとコラボしたオリジナルシェイクなども、期間限定で販売されています。
マックフライポテト
ハンバーガー以上に人気が高いのがマックフライポテトです。日本だけでなく、アメリカでもポテトだけを購入する客も多く、おやつ、おつまみ、食事などに活用されています。日本では一時的にSサイズのみの販売になった時期にSNSでトレンド入りを果たしたことからも人気の高さが窺えます。
チキンマックナゲット
カリカリの衣とふわふわの肉質で、冷めてもおいしいと人気が高いチキンマックナゲットです。ソースはマスタードとバーベキューの2種類以外に、季節限定ソースがあります。手ごろな価格で食べ応えがあることから、学生から大人まで人気があります。
1971年の日本展開当時に提供されたメニューは代表的なもので、「ハンバーガー」「チーズバーガー」「フィレオフィッシュ」「ビッグマック」「マックフライポテト」「アップルパイ」「マックシェイク」とのこと。当時ハンバーガーは80円で販売されていたようだね。
50年以上経ってもどれも現役なのが驚きですね。
レストラン事業以外のサービス
また、飲食事業を中心に食に関する支援活動なども行なっています。子供向けに職業体験、食育支援活動を行なっているほか、テレビCMでも放送されている闘病中の子供と家族のための施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の支援活動など、幅広く社会貢献活動などを行っています。
マクドナルドはなぜ人気?
なぜマクドナルドはこれほど人気が高いのでしょうか。最後にマクドナルドが支持される理由をご紹介します。
安価で提供までの時間が短い
忙しい現代人にとって、提供時間までの短さは食事をするうえで非常に重要です。
また、低価格で幅広いメニューがあることで飽きがこず、何度でも通いたくなるように工夫されていることから、老若男女が日常的に利用しやすいことで利用客が途切れにくくなっています。
また、食材の原産地を明確にしていることも、安心して利用しやすくなっているのではないでしょうか。
コロナ禍以前からドライブスルー・テイクアウトが充実
イートイン以外の提供方法が充実しているところも人気に関係しています。
昨今は新型コロナウイルスの影響により、イートインのみの提供をしていた飲食店は苦境に立たされています。しかし、マクドナルドはもともとがドライブインレストランだったことから、かなり早い時期からドライブスルー、テイクアウトに対応していました。そのため、新型コロナウイルスの影響を受けにくいだけでなく、業績好調の要因にもなっています。
コロナ初期はテイクアウトに対応していなかったり、慣れていないお店も多く、たしかにコロナ禍になってからの休日のマクドナルドは、ドライブスルーに並ぶ車でいっぱいなのをよく見かけたし、デリバリーのバイクもフル稼働という感じでしたね。
マックカフェの人気も高まっている
日本に存在するマクドナルドのうち、170店舗ほどがマックカフェとしても利用できます。マックカフェは正式には「マックカフェバイバリスタ」という名称で、ハンバーガーなど手軽に食べられる食事メニュー以外に本格的なカフェメニューやスイーツが提供されているのが特徴です。
店舗によってはマクドナルドとカフェでは注文口が分かれているところもあり、専任バリスタによって選ばれた高品質なコーヒーなどのドリンク類やフードを、手軽な価格で楽しめます。カフェ需要の取り込むとともに、店舗効率を考えた施策として拡大していきそうです。
クーポンが豊富
マクドナルドでは低価格のメニュー提供がされていますが、クーポンを利用することでさらにお買い得な価格になります。クーポンの種類は新聞のチラシ、店頭での配布以外にアプリでの電子クーポンがあり、スマートフォンの普及が進んだ現代にマッチしているのではないでしょうか。
最近ではスマートフォンで事前に注文した商品を後で取りにいくことができる注文方法もあり、混雑を避けるために多くの人々に利用されています。
日本進出50年を超えても進化を続けるマクドナルド
今回は、フランチャイズといえば!とも言える世界的ブランド『マクドナルド』について紹介しました。
現在、世界各国で愛されており、人々の生活にマッチしたフードサービス提供を追及している世界でもトップクラスの外食企業マクドナルド。クルーといわれる従業員数は世界で190万人と、関わっている人の多さに驚きですね。
また雇用だけでなく、お子様向けのメニューである、ハッピーセットの購入1つにつき50円を寄付するチャリティー活動なども行なっているなど、いろいろな意味で社会貢献性の高い企業であるといえるでしょう。
これから新たに経営したいと考えている人は1度マクドナルドについて詳しく調べてみると、何か参考になるかもしれませんよ。