モビリティサービスとは?いま流行している理由や注目のビジネスを紹介
こんにちは!ウェブリポ編集部です。早速ですが、皆さんは「モビリティサービス」ってご存じですか?電気自動車の台頭や自動運転の実証実験の開始など、大きな変革の時代を迎えようとしている自動車業界で、この「モビリティサービス」が注目を集めています!
そこで今回は、自動車業界で起きている変化やモビリティサービスの概要、今後注目したいモビリティサービスのフランチャイズなどについて紹介します。盛り上がりを見せる自動車業界への参入を目指す方は、ぜひチェックしてください!
「変革期」を迎えた自動車業界とモビリティサービス
現在、自動車業界は100年に1度ともいわれる激動の変革期を迎えています。環境に配慮した電気自動車への注目度がますます高まるほか、技術の進歩により自動運転が実現化し、実証実験を行なうまでになりました。ガソリン車を人の手で運転する時代から、電気自動車に乗って自動運転で移動する時代は目の前に迫ってきているのです。
また、従来のマイカーだけでなく、レンタカーやカーシェア、サブスク型のカーリース、タクシー自動配車アプリといった多様な移動手段が普及しています。技術が進歩し自動運転が普及すれば、新たなサービスも登場するでしょう。人やモノの移動に対する新しい概念が生まれ、大きな変革を迎えているからこそ、モビリティサービスに注目が集まっているといえます。
そもそもモビリティサービスとは?
モビリティサービスとは、移動をスムーズに行なうためのサービス全般を指します。交通渋滞や事故を緩和し、駐車場代やマイカーの維持費を削減できるサービスとして注目されています。
身近なモビリティサービスといえば「カーシェア」があげられます。個人でクルマを所有するのではなく、クルマを使いたいときだけ使用できるサービスで、気軽に利用できるだけでなく駐車場代などの維持費がかからないため、広く普及し始めています。クルマを利用する期間だけ車を借りる、レンタカーも有名でしょう。
また、移動に関するサービスのなかでも「IT技術と連動した自動車サービス」をモビリティサービスと呼ぶ場合もあります。たとえば、タクシーの自動配車アプリは、スマホのアプリ上で簡単にタクシーを配車できるモビリティサービスの1種といえます。予約型の公共交通機関である「オンデマンド交通」も、アプリなどから配車予約を行い目的地まで移動するモビリティサービスです。
このように、モビリティサービスは日常に浸透しつつあり、今後需要はさらに伸びていくことが予測されます。
MaaSとモビリティサービスの違い
モビリティサービスとよく似た言葉に「MaaS」があります。MaaSとは「Mobility as a Service」の略で、とりわけ日本では、モビリティサービスのなかでも「鉄道やバスといった公共交通機関をインターネットで繋げて、移動を効率化させるサービス」を指します。
しかし、メディアによってはモビリティサービスと同じ意味で使用される場合もあり、明確な定義は決められていません。
モビリティサービスが注目されている理由
モビリティサービスがこれまでになく注目されている理由は、どのような点にあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。
自動車は「所有」から「借りる」時代へ
とくに都心部において公共交通機関は発展し続けており、自動車を所有しなくともスムーズに移動できる環境となっています。また、かつてはマイカーの所有が一種のステータスとなっていましたが、近年は娯楽の種類が増えたことから、消費者ニーズは自動車以外に移るようになりました。俗にいう「若者のクルマ離れ」といった状況になっているのです。
一方で、自動車自体の需要は減少しておらず、運転免許保有者数の人口割合は2015年の74.7%に対し、2019年は74.8%と微増しています(内閣府「令和元年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況」)。カーシェアサービスも大きく需要を伸ばしており、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団の2021年3月の調査によると、2011年から2021年にかけて、カーシェアサービス全体の会員数は約30倍の220万人以上へと増加しています。このことからも、マイカーを所有するのではなく、カーシェアなどで自動車を借りるスタイルが生まれたことが分かります。
スマートフォンの普及と技術発展
いまや大半の人が所有しているスマートフォン。外出先でも気軽にインターネットが使える環境になったことで、タクシー自動配車アプリなど、インターネットと連動するモビリティサービスが数多く誕生しています。
また、AIの発展やコンピュータの高性能化など、技術力が大幅に向上しており、自動運転技術も実証実験段階まで進みました。電気自動車や自動運転技術などとインターネットを組み合わせた、新たなモビリティサービスの可能性が一気に広がっています。
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国も後押しする「モビリティサービス」
国土交通省はモビリティサービスおよびMaaSを以下のように定義しています。
地域住民や旅行者1人ひとりのトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等などを一括で行なうサービスであり、観光や医療などの目的地における交通以外のサービスなどとの連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるもの
日本では、国土交通省が主導する形で、モビリティサービスの発展や普及に力を入れています。たとえば、国土交通省では、新モビリティサービスの推進事業を公募し、審査を通過した事業には補助金の交付を行なっています。
また、都道府県や市町村単位で補助金を出し、新たな事業の誕生をサポートしているケースもあります。
いま注目すべきモビリティサービスのフランチャイズ3選
新たな時代に突入した自動車業界では、さまざまなモビリティ―サービスが登場しています。なかにはフランチャイズを募集している企業もあり、自動車業界での独立起業を目指す人にも参入しやすい環境が整っているといえます。ここからは、厳選した3つのフランチャイズビジネスを紹介します。
新たなクルマビジネスを目指す「クルマのプロ」
株式会社andモビリティが運営する「クルマのプロ」は、新車や中古車、リース、買取など幅広い事業を展開するカーショップです。「クルマビジネスの固定観念を壊す」モビリティサービスとして誕生しました。急成長するカーリースから新車・中古車販売、買取の相談や提案を行なうクルマのコンサルティング事業を行なっており、とくにリースはアフターサービスまで実施することで付加価値を提供しています。顧客を紹介してくれるパートナー開拓と関係構築を重視した集客のため、価格競争を脱し高単価・高収益を実現しています。
タブレット1台で完結「エコカーマーケット」
ディーラープロデュース&コミュニティ株式会社が運営する「エコカーマーケット」は、さまざまなカービジネスに参入できるのが特徴のフランチャイズです。独自システム「Hulk-ハルク-」を活用することで、レンタカー事業や中古車販売、車の買取事業を同時に始められます。
また、クルマとスマホを同時に契約できるサービス「クルマとスマホ」も提供できるため、事業の多角化を実現できるでしょう。タブレットだけで事業を完結できるため、コスト削減につながる無店舗開業も可能です。
無店舗可の中古車売買事業「スマイルカーズ」
株式会社スマイルカンパニーがフランチャイズを募集する「スマイルカーズ」は、現在価格高騰中の中古車売買事業を展開しています。査定した車は24時間受け付け可能なオークション会場に即日輸送できるため、店舗や駐車場がなくても開業できます。さらなる高収益を目指せる店舗型プランも用意されており、ニーズに応じた開業が可能です。大手ディーラー出身のプロのノウハウを提供してもらえるので、未経験でも自動車業界に参入できるでしょう。
いま注目の自動車業界参入ならフランチャイズで
モビリティサービスは今後さらなる発展が予測され、需要も伸びていくことが見込まれます。自動車業界は広大な土地や専門的なノウハウが必要と思われがちですが、フランチャイズなら未経験でも参入可能です。モビリティサービスに関わりたい、自動車業界で独立したいと考えている方は、ぜひフランチャイズの加盟も検討してください。
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