不動産フランチャイズを展開する「株式会社 ハウスドゥ」が、東証マザーズに新規上場予定
ハウスドゥは「不動産業界を変える」を理念に、不動産や住宅購入など不動産売買に関するサービスをワンストップで提供するフランチャイズ。異業種から参入したオーナーも70%。世のニーズに沿った不動産サービスを常に追い続け、具体的なノウハウをオーナーに提供しています。今回は、同チェーン本部が東証マザーズ上場を2015の3月25日に予定しているということでご紹介します。
ハウスドゥのサービスとは?
不動産業を営むハウスドゥですが、住まいのワンストップサービスとして、お家の売買や建築にリフォーム、住まい探しまで家に関わる幅広いサービスを提供しているのが特徴です。
展開しているブランドは3つ。
『House Do』は売買仲介を地域密着型で展開
『住宅新報モール』は中古住宅、新築住宅、リフォーム、売却、住宅ローン等幅広いサービスをロードサイドで展開
『家・不動産買取専門店』では家や土地の買取を専門に地域密着型で展開
元プロ野球選手でヤクルトスワローズに所属していた古田敦也氏がイメージキャラクターをしているCMなどでも知っている!という方、おられるのではないでしょうか。
店舗展開はフランチャイズがキーに?
現在ハウスドゥは、全国に約300店舗。日経新聞によると、ハウスドゥの安藤正弘社長は、「まず国内で千店。将来的にはアジアで4万店を目指したい」と語っていました。
そこでキーとなるのがフランチャイズ展開。現在、ハウスドゥはフランチャイズ店が約9割をしめている状況です。では現オーナーの7割が異業種から参入した法人。
残り3割は不動産業界ということになりますが、リフォーム会社や工務店などから不動産を始めたいというニーズもあるようですね。
ただやはり、未経験の加盟店がほとんどなのでそのための支援として、研修や業務支援のシステム提供、店長の会などがあったりします。表彰式を行う全国FC大会など、オーナー同士が知り合える場も設けられているのも特徴ですね。研修もさまざまなものが催されるので細やかな印象です。
また、業界内では珍しくロイヤリティが定額に設定されています。
マザーズ上場一歩手前まで来ている背景
上場の背景には新しいビジネスモデル構築が功を奏しているとリフォーム産業新聞という媒体で安藤社長が回答していました。先にも挙げた『住宅新報モール』と『家・不動産買取専門店』ですね。 こうした新業態を更に展開していくことで、ますます成長が見込まれるのではないでしょうか。
不動産業界のマーケットでも、新築住宅購入者の6割が中古住宅を探しているという結果が出ているそうで、新サービスもニーズが見込めそうですね。