金沢屋のフランチャイズ本部に聞く、成功する人と失敗する人の違い
フランチャイズは、本部からノウハウを享受でき、未経験の方でも独立・開業できるのがメリットの1つ。とはいえ、当然事業なので成功する人もいれば、失敗して撤退することがないとも限りません。
今回はビジネスの成功と失敗を分けるポイントを、高齢化が進むなか需要が高まっている襖・障子・網戸の張替専門店「金沢屋」を展開するフランチャイズ本部担当者に伺ってきました。
高齢社会でも需要がある! 襖・障子・網戸の張替専門店「金沢屋」とは
低資金で開業しやすい修理ビジネスのなかでも、ひと味ちがった業態として注目を集める襖・障子・網戸の張替専門店「金沢屋」。
和室を好む高齢者がお住いの世帯は約48%(平成30年高齢社会白書より引用)にのぼる一方で、襖張替は長期の修行が必要な技術職。継承者問題も相まって襖屋自体も高齢化が進み、職人が減少するなど地域の張替店が減っているといいます。
金沢屋は、そんな襖の張替ニーズと張替え職人減少に着目したスキマビジネス。「和の文化を末永く大切にしたい」という想いを実現するために、未経験でも女性でも、定年後の方でも、従来の長期修行なく張替職人として活躍できるシステムを構築し、全国にフランチャイズ展開しています。
金沢屋のフランチャイズ本部に聞いてみた
襖・障子・網戸の張替専門店「金沢屋」の直営店運営及び、フランチャイズ本部として加盟募集を行っている株式会社うちすけの取締役 中尾さんに、「失敗と成功のポイント」をテーマに話を伺いました。
基本的には本部のノウハウ通り、研修などで指導した通りに動いていただいている方は成功していますね。
金沢屋の研修は計12日間あります。
金沢屋の研修には特徴があって、まずは本部研修。これは6日間基本の研修を研修センターで受けていただいて、その後、研修施設が運営している直営店の直営スタッフに3日間ついてまわって、現場でOJT研修をします。合計9日間の研修ですね。
その本部研修が終わると、オーナーはそれぞれの開業地に行くんですけど、今度はその地元の優秀な先輩オーナーのところで3日間OJT研修を受けていただきます。
本部研修9日間と地元のOJT研修3日間の計12日間です。
はい、金沢屋では「メンター制度」と呼んでいます。師匠となるオーナーが各地域にいて、その師匠のところで新人オーナーが3日間のOJT研修を受けるんです。その後1年間は、いわゆる相談相手として師匠が面倒を見ることになっています。
普通はフランチャイズに加盟して分からないことがあったら、本部に聞いて解決するのが一般的ですが、金沢屋は地元のオーナーに直接聞いて教えてもらえるので、2重で安心なんです。
たぶんこのメンター制度は他のフランチャイズにはないと思いますよ。
そうですね。お弟子さんの人数だけ、本部から支援金をお支払いしていますよ。
このメンター制度によって、本部とのサポートと、優秀な先輩の加盟店のサポートを連動して受けられるので、誰がやっても失敗するリスクが少なくなっていますね。
金沢屋への取材を終えて
マニュアルどおり研修で学んだことを、きちんと実践できるかどうかが成功と失敗の分かれ目という金沢屋。
話を聞いて印象的だったのは、2つのOJT研修ではないでしょうか。頼れる先輩オーナーとの繋がりを初期の段階でつくってもらえるのは、期待だけでなく不安もいだいて業界に踏み込むオーナーにとって嬉しい制度。わからないことをわからないままにせず、信じて技術を磨いていくことが成功への近道になりそうです。
金沢屋の加盟について少しでも興味をもたれた方は、無料で開催している金沢屋のFC事業説明会に足を運んではいかがでしょうか?