今までなかった！？お口のリハビリを行うデイサービスがフランチャイズ展開開始

訪問歯科事業などを運営している企業、デンタルサポート（千葉市美浜区）は、リハビリ型デイサービス「トータルリハセンター」というチェーンをフランチャイズ展開することになったようです。

説明会がいよいよ今月から開催されるのだとか。近隣の店舗も見学できるようですよ！ 開業資金は、約1500万円。半年ほどで開業できるようです。

直営店舗も20店舗以上、首都圏にあって実績もともなってきたため、満を持しての展開ということでしょうか。 リハビリの介護フランチャイズは様々ありますが、口腔ケアをウリにしているのは珍しいですね。

理学療法士・作業療法士・歯科衛生士が常駐し、口腔とリハビリを行うというのは未だかつてないデイサービスなのでは。

歯科と介護の複合サービスがなぜ生まれたのか。その答えは、デンタルサポートのHPにありました。

シニアの方の直接死亡要因の多くを占める病気に「誤嚥性肺炎」というのがあるようです。

口腔内に繁殖した唾液が期間に入ることが原因で発症する病のようですが、口腔ケアをすることで細菌の繁殖を防ぎ、咀嚼（そしゃく）もしやすくなることから、食事がスムーズになるという効果があるようですね。

本部であるデンタルサポートは、1989年に会社設立し20年以上の歴史があります。社長である寒竹郁夫氏は、29歳で歯科を開業し、歯科に関する様々な事業を運営してきました。

シニア事業に参入したのは2008年の頃から出、デイサービスは2011年よりスタート。もともと訪問歯科事業を営んでいたので、訪問介護のサービスを始めるのもノウハウがあったのでスムーズだったのでしょう。

寒竹氏は、歯科に軸足をおきながらも、介護事業の展開をするというユニークな発想を持った経営者ではないでしょうか。今後の展開の行方が気になるところです。