「明光義塾」を日本で一番多く展開しているメガフランチャイジーの失敗と成功
教室数・生徒数・売上が“個別指導塾業界トップ”という大手学習塾フランチャイズ「明光義塾」。明光義塾を日本で一番多く展開しているメガフランチャイジーに、MAXISホールディングスという企業があります。
今回はMAXISホールディングスの箕輪友行会長が答えているインタビューの内容から、メガフランチャイジーとしての成功への裏側についてお伝えします。
MAXISホールディングスが加盟したきっかけとは
大手学習塾フランチャイズ「明光義塾」は全国2,000教室以上を展開しており、海外展開にも積極的です。(韓国のフランチャイズ・ショーにも出展)
「明光義塾」を日本で一番多く展開しているメガフランチャイジーに、MAXISホールディングスという企業がありますが、箕輪友行会長がインタビューに答えていました。(「ダイヤモンド・オンライン」の経営サミットより)
箕輪氏はもともと「学習塾で起業しよう!」と思っていたわけではなかったようです。個人経営で小さな喫茶店を都内に出店するもこれがうまくいかない。
その後、800万円を手にすることができたので新しいビジネスを始めようと思いたちましたが、興味を持っていたファストフードのフランチャイズは開業資金が高いので、飲食業以外のフランチャイズも検討。その中で学習塾を選びました。
箕輪氏が、学習塾を検討していた当時は今のようにフランチャイズの数も多くなかったようです。その中でも明光義塾の本部の対応が気に入って加盟したとされています。
箕輪氏の成功の秘密は「人間力」
フランチャイズを検討するときに、開業資金、利益率など気にされる方多いと思いますが、本部と実際に話をしたり会ってみて“いい本部”だと感じることができたら決断できたという先輩オーナーは実際に多いです。
数字などの客観的なデータは資料やインターネットでも知ることができますが、それだけでは何百万、何千万という資金を投資するにあたって、データだけで決断するのは早いです。
“誠実な本部”かどうかを担当者や本部の役員などトップを見ることで見極めることも忘れないようにしたいですね。
箕輪氏も開業後は順風満帆というわけではなく様々なハードルを超えてきました。時には社員に裏切られたことも。 それでも前向きに行動をし、自社の社員に投資をし、今では「明光義塾」だけでなく様々な事業を運営しています。その成功には、彼の人間力があったのでしょう。
メガフランチャイジーになった彼は、「明光義塾」から独立する気はないとのこと。自身の最終目標を達成するために更に新規事業を始めようという思いがあるようです。