儲かるビジネスを学ぶ!TBS「がっちりマンデー」で紹介された注目ブランドまとめ 解説

フランチャイズWEBリポート編集部 |2020年12月01日 公開 (2021年01月22日 最終更新)
テレビ

今、コロナ禍で多くの業界や会社がたいへん苦しい状況を強いられていますが、そんな中でもアフターコロナを見据えて新しいサービスの提供を始めたり、誰もが見過ごしてきたところに目をつけて業績をどんどん伸ばしている会社はあるものです。

そこで今回は、TBSテレビ系列「がっちりマンデー!!」で取り上げられた企業やブランドにフォーカスを当ててみました。がっちりマンデー!!では、勢いのあるフランチャイズがたびたび紹介されており、そのジャンルや業種、会社の規模はさまざま。面白くてためになる“儲かりポイント”が満載です。

人気経済情報バラエティーTBS「がっちりマンデー‼」から学ぶ

考える男性

TBSテレビ系列『応援!日本経済 がっちりマンデー!! 日曜に勉強!月曜から実践!』(毎週日曜放送7:30~8:00)は、お金や経済をメインとした、節約術や株・不動産、ビジネス情報を紹介する人気の経済情報バラエティーです。

その放送の中でも今回紹介するのは、『儲かるビジネス』。フランチャイズ展開する企業もたびたび登場し、誰もが知るビッグネームから、地元密着型のお店など規模や業種もさまざまですが、とにかく今絶好調のビジネスが紹介されているのです。なかには、業績の良いフランチャイズブランドが、がっちりマンデー‼初登場から数年後に、再び紹介される場合もあります。

儲けのしくみや新サービスの裏側を知りたい、番組のネタを自分のビジネスに活かしたい、という独立開業検討者や会社経営をされている方は必見です。

がっちりマンデー!!の番組バックナンバーを追いながら、注目のブランドとその魅力をご紹介していきましょう。

がっちりマンデー‼で取り上げられたビジネス

カクヤス

年商1085億円「カクヤス」のカギは、リヤカー自転車と出店戦略にあり!

都内を中心に172店舗の酒屋のチェーン カクヤスは、2019年12月に東証二部に上場。他者がマネできない宅配で年商1085億円を達成しました。その驚異の配達システムとは、「23区どこでも1本から、1時間以内に無料配送」を可能にしたことです。その秘密は、電動自転車を改造した「カクヤス式 リヤカー型自転車」と、「1.2Kmごと出店」という出店戦略にありました。これが、お酒を提供する飲食店からとても重宝されているのだそう。

お酒ならAmazonなどのネットショップでも購入できますが、業務用のお酒はビンの回収が必要ということも、ほかの企業が参入しにくい理由なのだとか。誰もが見落としがちなポイントに目を付けた画期的なビジネスがそこにはありました。 (2020年7月12日放送分 “こんな時ですけど 僕たち上場しました!”)

天丼天ぷら本舗 さん天

天丼が390円!? 「天丼天ぷら本舗さん天」安さの秘策は?

大手天丼チェーンで500円は下らない天丼を、390円という激安価格で天丼を出す天丼ショップ。全国に44店舗(32店舗は関西に集中)展開中。

独自開発した天ぷら粉により調理時間を大幅短縮、また全国に200店舗以上を展開するファミリーレストラン「和食さと」の姉妹チェーンとの食材の共同仕入れで、仕入れ値を大幅にカット。天丼単品の提供時間が2分30秒という、即席ラーメンよりも速い提供時間を実現することで徹底的に無駄な作業を省き、コストカットをはかり、激安でも質を落とさずに売上を伸ばし続けています。 (2020年7月5日放送分 “「CM2のあとで」の儲かり状況を徹底調査!”)

タックルベリー

シェアNo.1中古釣り具店「タックルベリー」のスゴイ買取システム

シェアNo.1中古釣り具店「タックルベリー」は、20年ほど前には、世の中にほとんどなかった「中古釣具」というジャンルを確立した、業界の先駆け的な存在です。年間売上げは、現在約119億円と中古釣具業界でNo.1。

タックルベリーの生み出したのは、これまでの釣具店にはなかった画期的な「相場検索システム」。釣り素人の藤本社長が考案した、専門知識がなくても査定ができるというシステムです。コンピューターに商品のジャンルと型番、そしてメーカー、カラーを入力すると、買取価格が提示されるというもので、釣り具をまったく知らない人でも買取が可能なフランチャイズビジネスとなりました。

(2020年7月5日放送分 “「CM2のあとで」の儲かり状況を徹底調査!”)

ガッツレンタカー

ガッツレンタカー

1日2000円! 大急増の軽レンタカーは今?

愛知県名古屋市にある「ガッツジャパン」というなんとも力強そうな会社名で、お店のイメージキャラクターが「ガッツ石松さん」という、かなりインパクト大のレンタカーショップガッツレンタカー。人気の秘密は、なんといっても劇的な安さにあります。軽自動車を中心に扱っているため、24時間2000円~、1週間で7800円~、1ヶ月でも24800円~。営業用の車として会社で長期間借りたり、修理中や納車待ちの間レンタルするお客さんが多いんだとか。

勢いに乗るガッツジャパンは、今年5月から「軽自動車のキャンピングカー」のレンタルをスタートし、コロナ禍のレジャーの移動手段としても注目されそうです。

(2020年6月14日放送(前回放送;2018年6月10日)“急増していたチェーン店”)

タルト専門店 BAKE

6年で104店舗!タルト専門店「BAKE」の今は?

洋菓子屋さんであれば、いろいろな種類を取りそろえるのが普通ですが、「BAKE」はチーズタルト1種類で勝負するスタイルのお店。もし、他のお菓子を売りたくなったら、またそれも1種類しか置かない専門店にするのだそう。たとえば、カスタードアップルパイ専門店の「RINGO」や、ザクザク触感が特徴のシュークリーム専門店「ZAKUZAKU」、スイートポテト専門店「POGG」などもBAKEを展開する企業が運営おり、現在では6種類の専門店が展開されています。

本部の近藤副社長は「ブランドやチャネルをたくさん持ってるというのは大事です。店頭だけではなくEC含めた流通の卸というか、冷凍食品みたいなそういう技術とかですね。」と語ります。

お店作りにもこだわりがあり、全面ガラス張りにしてお客さんの目を釘付けにするんだとか。今年8月から始まる新作戦は、そのままポスト投函OKなギフト菓子のサービス開始予定とのことで、こちらの反響も目が離せません。

(2020年6月14日放送(前回放送 2019年11月17日放送)“急増していたチェーン店”)

植木屋チェーン「Oh!庭ya!」

店舗数拡大の植木屋チェーン「Oh!庭ya!」の今は?

従来の植木屋さんといえば、職人さんが年配で頑固、見積もりもざっくりした言い値で決まる、そんなイメージがあったかもしれませんが、「Oh!庭ya!」は、これまでの植木屋のイメージを根底から覆していました。

(1)働く職人さんの平均年齢が32歳と、若い!
(2)見積もりは、職人さんの手間賃や言い値ではなく、作業ごとに値段を細かく設定してあり、その場で算出してくれます。
(3)言語化された100項目を習得して一人前の職人になれる育成プログラムで、あえて未経験の若者たちをどんどん採用!

これによって「Oh!庭ya!」は、どんどんチェーン店を増やしているのです。 そして、昨年には名古屋にお花屋さんの「Oh!花ya!」を出店。植物を熟知したプロがリーズナブルに提供するお花が大好評のようです。

(2020年6月14日放送(前回2016年10月30日放送)“急増していたチェーン店”)

不動産売買仲介ショップ ハウスドゥ!

ハウスドゥ

大急増の不動産売買仲介ショップ 「ハウスドゥ!」の今は?

不動産売買の仲介ショップを展開している「ハウスドゥ!」は、「ハウス・リースバック」という人気商品でチェーン店を拡大中です。

「ハウス・リースバック」とは、利用者が今住んでいる住宅をハウスドゥに売却し、その後、ハウスドゥに利用者が賃貸料を支払うことで、もとの住宅に住み続けられるというもの。例えば定年を迎え、家は売りたくないけども、老後の資金のために家を売ろうと考えている高齢者などが利用。本当は引っ越したくないという要望を叶えるため、売った物件にそのまま賃貸として住める画期的なサービスです。

2013年のサービス開始以来700組以上が利用し、需要はまだまだ高まりをみせ、高齢者に人気が出ています。

(2020年7月5日放送分(前回2018年6月10日放送)“急増していたチェーン店”)

ローマ軒

セルフビールサーバーで回転率アップ! 13坪で月商800万円の「ローマ軒」は今どうしてる?

大阪梅田の大阪駅前第3ビルの中にある、ビールの飲み放題専門店「ローマ軒」は、ビール好きのサラリーマンにとっては、まさに夢のような空間です。

店内のセルフサービスのビールサーバーから、自分で、好きな時に好きなだけビールを注げるのです。何杯飲んでもOK! 利用者は、ものすごいペースでビールを飲むと、みんな満足してサクッと帰るので、席の回転率もどんどん上がるんだそう。さらに、セルフのビールサーバーを置くことで、ドリンクを出すスタッフが要らず、人件費をぐっと抑えることが可能。

コロナ禍で、3月から営業再開した「ローマ軒」では、人気メニューのナポリタンなどをテイクアウトで販売開始。また、席を間引いて営業をしているため、もともと30席の店内に14台あったビールサーバーが、今は一人一台、なんと完全なマイビールサーバーになっています。

(2020年5月24日放送分(前回放送:2018年5月13日)“月刊食堂プレゼンツ!あの「仕組みがスゴい」レストランは、今!”)

丘里グループ

宴会と送迎で人気! 和食中心の飲食チェーン「丘里グループ」の一手とは?

茨城県古河市内で釜飯、とんかつ、お寿司などの5業態9店舗を展開する「丘里グループ」は和食中心の飲食チェーンです。全店で年間9億円以上を売り上げています。古河市は北関東でも有数の工場が多い町なので、工場で働く人たちの歓送迎会や忘年会、新年会など、大人数の宴会でよく利用されています。

「丘里」の人気の秘密は、マイクロバスで会社などの集合場所へ迎えに行き、お開きになれば利用者を近くの駅まで送りに行く「宴会の送迎サービス」にありました。

そんな「丘里」のコロナ禍の新しいチャレンジは、おうち会食。2020年4月からは、法事の後にお店で行なっていた会食も難しくなってきたため、名物の釜飯などが入った自宅で会食ができる「特製法事用弁当」(5000円)の販売を開始。また、2020年6月からは、「丘里」の料理を保冷車に積んで、住宅街に移動販売をしようと企画中です。

(2020年5月24日放送分(前回放送:2016年10月23日)“月刊食堂プレゼンツ!あの「仕組みがスゴい」レストランは、今!”)

SABAR

SABAR

食材ロスがほぼゼロ! 大阪のとろさば料理専門店「SABAR」

サバしかメニューにないとろさば料理専門店、その名も「SABAR(サバー)」。お通しも、刺身盛り合わせも、他の定番メニューも、すべてサバオンリー。食材をサバだけにする、というのが「SABAR」が考えた「儲かる仕組み」なのです。仕入れた当日は、新鮮な刺身で提供して、余った分は翌日に揚げ物などにすれば、ムダになる魚は、ほとんどゼロサバしかメニューにないとろさば料理専門店、その名も「SABAR(サバー)」。お通しも、刺身盛り合わせも、他の定番メニューも、すべてサバオンリー。食材をサバだけにする、というのが「SABAR」が考えた「儲かる仕組み」なのです。仕入れた当日は、新鮮な刺身で提供して、余った分は翌日に揚げ物などにすれば、ムダになる魚は、ほとんどゼロに!

さらにお店には、随所にサバ愛あふれる遊び心が盛り込まれています。料理のメニューは38(サバ)種類。お店のオープンとクローズの時間は、どちらも11時38分(いいサバ)など。

そして、2020年4月からステイホーム中の利用者に向けて始めた新しい取り組みが、お取り寄せ販売の強化です。これまではサバ寿司に限定していたお取り寄せ販売ですが、「自宅でサバサバセット」3800円(税込)を新発売しました。内容は、とろさばの塩焼き、とろさば刺身、炙りさば棒寿司の3点と、お店が再開した後に皆さんに来て頂けるようにと、1138円の「いいサバ」来店チケット付きで販売しました。 (2020年5月24日放送分(前回放送:2016年4月24日)“月刊食堂プレゼンツ!あの「仕組みがスゴい」レストランは、今!”)

ピザポケット

九州エリアで年商16億円の人気ピザ「ピザポケット」はお好み焼きも?

九州地区を中心に、全国に59店舗、年間売上げ16億円と絶好調の宅配ピザ「ピザポケット」。地元では、大手のピザデリバリーチェーンにも負けないくらいの知名度を誇っています。ピザの値段は、大手宅配ピザと比べるとどれも1~2割は安く、断然コストパフォーマンスがよいことでも人気です。

そんなピザポケットが大ヒットさせたのは、なんとピザではなく「お好み焼き」。エビ、イカ、チーズなど、お好み焼きの具材はピザと共通。さらに形や大きさも似ているので、ピザのSサイズ箱を使用することができます。分厚いお好み焼きは、ピザより焼くのに時間がかかるのが問題でしたが、2枚の鉄板で挟み込んで焼く「お好み焼き専用グリル」を自社開発して、焼きあがりまでの時間をわずか5分に短縮。これで、ピザとお好み焼きの同時注文にも対応できるようになったのです。コロナ禍のステイホーム期間中には、注文がなんと1.5倍程度に増えています。

(2020年5月10日放送分 “儲かる炭水化物ビジネス!”)

トレジャー・ファクトリー

引越しと同時に廃品処分も。売上げ177億円突破の買取サービス

リサイクル品の買取・販売を行う「トレジャー・ファクトリー」は、創業以来、売上げは24年間ずっと右肩上がりで、2020年は売上177億円を突破。特に好調なのが「家具」と「家電」のリサイクルです。

リユース業界は「仕入れ」つまり「買い取り」が重要ということで、トレジャー・ファクトリーは「トレファク引越サービス」を開始しました。引っ越しの見積もりから買い取りの査定分を引いた分が、実際の引越し料金になるというサービスです。このサービスは、高齢者の方が老人ホームや介護施設に入る時にも大活躍しています。

そんな「トレファク引越」の受注件数は、サービス開始からわずか4年でおよそ14倍になっています。 (2020年4月19日放送分 “リサイクルウォーズ!”)

INGS

個人店以上、チェーン店未満」のラーメン店!ステルス・フランチャイズチェーンが急拡大中

東京フランチャイズのラーメン屋15店舗を出店中の「INGS」。ここがユニークなのは、本部とFC店の名前がすべて違うところです。INGSが直営で運営する本店は「らぁ麺 はやし田」なのに、FC加盟店は「中華そば たかばん」だったり、「麺亭 しま田」だったり…。しかも、店名や看板だけでなく、メニューもユニフォームも値段も、みんなバラバラなのです。

ラーメン業界においては、個人店のほうがこだわりが強いといったイメージもあるため、先入観なくラーメンを食べてもらうために1つ1つ名前を変える「ステルス フランチャイズチェーン」という形態をとっています。ステルス=隠れる。つまり「チェーンであることを隠してるチェーン店」ということ。さらに、オーナーが自分で作った屋号で勝負ができるので、やりがいにもつながります。

麺とタレ、スープが共通で、トッピングや、サイドメニューでオリジナリティを出すというルール。本部へのロイヤリティとしては、指定食材である麺・タレ・スープの購入、および毎月10万円のプロデュース料のみですが、INGSの会社全体では20億ほどの売上になっています。

(2020年4月5日放送分 “儲かる『〇〇以上、〇〇未満』”)

から揚げの天才!

ワタミのカリスマ創業者が次に挑む業態は「脱居酒屋」で「からあげ」

ワタミ株式会社の創業者・渡邊美樹氏は、一代で居酒屋「和民」を全国501店舗、年商947億円、東証一部上場企業にまで育て上げたカリスマ社長です。

その渡邊社長が新たに仕掛ける「から揚げの天才!」は、メインがテイクアウト。東京都大田区梅屋敷の1号店の売り上げは、15坪で1日20万円ぐらいだといいます。商品は、「デカから(赤)」「デカから(黒)」「デカから(白)」の3種のみ。唐揚げ単品にメニューを絞り、小さな店舗を少ない人数で効率よく運営するというスタイルを考案しました。

「マネのできない、なおかつ簡単に運営できる仕組みを作りました。今後は誰もが簡単にお店が持てるフランチャイズとして全国展開する予定です」と渡邊社長は語ります。 (2020年2月23日放送分 ”すごい社長が再挑戦!がっちり「もう1度社長」!”)

マクドナルド

マクドナルドで起きていた画期的な地味チェンジ!

マクドナルドといえば、一時期どんと落ち込んだ売上げも、5242億円まで見事V字復活した、がっちり勢いに乗っている儲かりチェーンです。

そんなマクドナルドが、2019年1月から沖縄で始めて全国に拡大中の地味チェンジが「テーブルデリバリー」のサービスの提供。注文した商品をテーブルまで持ってきてくれるシステムです。人件費や店への負担が心配ですが、テーブルデリバリーを行なってるお店の方が、かえって売上げも好調の様子。そして、マクドナルドではそれ以外にも、おもてなしサービスを強化。「ゲストエクスペリエンスリーダー」という利用者をサポートする専門スタッフや困りごとをサポートする専門のクルーが誕生しました。

マクドナルドの2019年の目標は過去最高の売上げを狙っているのだそう。こうした地味なチェンジの積み重ねが、売上げ5242億円のV字回復を支えているようです。

(2019年11月24日放送分“『儲かる!地味チェンジ』特集第4弾。”)

串カツ田中

串カツ田中ならでは!ソースにまつわる地味チェンジ!

創業11年、全国に265店舗を展開中で年商74億円の串カツ田中。創業以来のこだわりを守りつつ、利用者を飽きさせない地味チェンジで売上げも右肩あがりです。 

今まではソース2度付け禁止で、ソースをろ過しながら使い続けていましたが、利用者ごとに毎回ソースを交換する「ソースは何度付けても大丈夫!」という方針に地味チェンジ。2018年、店内が全面禁煙になったことでファミリー層の利用者も増加し、子供は何度もソースに付けたがったりすることから、安心して食べてもらうために、衛生面を考慮してソースを使いきりにしました。子供と一緒に来店したママにも、子供に「二度付けはダメよ」と怒らなくてよくなったと喜ばれているといいます。

そして「もうちょっと粘りを付けて、絡みをよくしてみよう」などと、創業以来地味にチェンジし続けているのが「ソースの味」。その時々のテーマを決めて、ソースの微妙な味のバランスを、社長と副社長の二人の感覚で、ちょっとずつ変えているんだとか。そのチェンジの回数は、創業から10年で、30回以上というから驚きです。

「ずっと同じ味だと自分でも飽きるので、「味変わったね」というところまでは変えないけれど、ちょっとずつ変化させたら、ずっと飽きずに美味しく食べていただけるのでは?」と社長は語ります。

(2019年11月24日放送分 “『儲かる!地味チェンジ』特集第4弾。”)

魚べい

回転寿司の常識を覆して7年で120店舗に!「魚べい」

回転寿司業界では当たり前の「回転レーン」をなくし、代わりに高速レーンを2段以上にしたことで、大急増寿司チェーンになった「魚べい」。お客さんがタッチパネルで注文すると、出来たてのお寿司がすぐに運ばれ、利用者も大満足です。回転レーンで売れ残った商品の廃棄ロスがゼロになり、そのコストが浮いた分、ネタを大きくすることができました。

全て注文制にしてしまったら作るのが間に合わなくなるのでは?という心配もありません。すべてオーダーで提供しているためデータを集計することができ、どのネタが、どの時間にどのくらい出るか予想できるようになったため、事前に準備ができるようになったといいます。

実はこの「魚べい」は、もともと「すしおんど」という普通の回転寿司店で、2007年には135店舗まで増えたものの、無理な拡大路線がたたり、大量閉店していました。しかし2011年の東日本大震災直後に、思わぬ転機を迎えます。節電のため、ある店舗の回転レーンをストップし、高速レーンだけで営業してみると、売上はそんなに変わらなかったのだそう。そこで「すしおんど」を改装し、高速レーンだけのお寿司屋さん「魚べい」を開店。するとこれが大当たりし、「すしおんど」を次々と「魚べい」に業態転換して大復活をとげました。

(2019年11月17日放送分“5年で100店舗以上増えてる大急増店!”)

おそうじ革命

店舗はバイク?抜群のお掃除力で4年で181店舗!

昨年売上は、10億6,000万円達成、利用者リピート率が80%以上!「キレイプロデュース」という会社が運営している「おそうじ革命」は、お掃除のプロのお店。需要に対してスタッフが足りないこともあり、断る案件も多いとのこと。

でもその割に、街で見かけないような…と思う方もいるでしょう。実は、「おそうじ革命」の店舗の形は特殊で、東京都内の店舗の9割がピザ宅配便のようなバイクのみ。バイクの後ろの荷台には、お掃除用具がコンパクトに収納されています。特殊な大掛かりな機械を使うよりも職人の技術が売りだという「おそうじ革命」は、どんな汚れも落とす技術力を持つプロ集団。そのベースは、福井社長のルーツにありました。

「競合他社と決定的に違うのは、創業者自身が『おそうじ人』か『経営者』という部分。世の中の洗剤もほとんど使ってみてほとんど一緒だなと思って、洗剤とかも自分で作りました」と福井社長は語ります。実は社長が、自ら洗剤を作るほどのお掃除マニアで、シャインプロ、アルカリプロ、万能プロなど、たくさんの洗剤を作ってきました。

(2019年11月17日放送分 “5年で100店舗以上増えてる大急増店!”)

フトン巻きのジロー

業界初!クセになる敷布団セルフ洗い!

今まで、毛布や掛布団を洗えるコインランドリーはあったのですが、敷き布団を洗えるコインランドリーは「フトン巻きのジロー」が日本で初めて!敷き布団は、まだ「天日干しして叩く」というのが一般的です。家の洗濯機には入らないし、コインランドリーの大型洗濯機で洗っても、ものによっては中の綿が偏ってしまうという問題もありました。だから、今までは敷布団を洗うには、数少ない専門のクリーニング店に頼むしかなかったのですが、そうすると4千円~1万円近くかかってしまうことも。

「だったら、セルフで安く敷き布団を洗える場所を作れば、儲かるのでは?」と社長で創業者の森下さんはひらめきました。この森下さんの読みは大当たりで、一般的なコインランドリーの全国的な売上相場が月間30万円くらいといわれている中で、フトン巻きのジローでは約250万円くらい。実に、7〜8倍の売上高がある状況です。普通の衣類の洗濯だと1回300円のところ、布団洗いは1回1,300円からと、客単価も高いことから、どんどん儲かるのだそう。

森下さんがあみだした敷き布団の丸洗い方法は、バンドを布団に巻いて、二つ折りして洗濯機に投入。あとは洗濯と乾燥が終わるのを待つだけ。「ぐっすり眠れる感じがします。うちは家族全員がクセになっていて、布団洗わないことが考えられない。」と、リピーターが続出しています。

(2019年10月20日放送分 “儲かるセルフ!”)

はなまるうどん・丸亀製麺

オープンした年同じの讃岐うどん2強!はなまるうどんVS丸亀製麺

早い・安い・うまい! 3拍子揃ったセルフの讃岐うどん。アツアツの釜揚げうどんや、釜玉うどんなど、本格的なメニューが楽しめるということで、連日長蛇の列が絶えません。お互いを強く意識しているという両社とも、創業したのは2000年。5月に「はなまるうどん」が香川県の高松に1号店をオープン。その半年後、11月には「丸亀製麺」が兵庫県の加古川に1号店をオープンしました。しかし、同じうどんチェーンでありながら、そのお店の仕組みは全く違います。

まず麺の作り方。「はなまるうどん」は、店とは違う場所にセントラルキッチンを作り、そこで麺を作ってお店に配送。お店では、麺を茹で上げるだけというシステム。一方「丸亀製麺」は、店舗それぞれで麺から作るスタイルで、手間とコストはかかるけど、お客さんは目の前で調理される臨場感を楽しめます。

だからこそ、出店場所もそれぞれ特徴があり、「はなまるうどん」は都内でいうとビルイン。麺は外から運ばれてくるので、各店舗に大掛かりな機械がいらないため都会の狭めの敷地に多く出店できます。一方、「丸亀製麺」は、ロードサイドやショッピングモールなど、広めの店舗が多くなっています。それぞれの店で一からうどんを作るので、製麺機などの機械を店内に大量に置く必要があるからです。

1号店のオープンから数年、小さなお店を出店しやすい「はなまるうどん」のほうが、じわじわリードを広げ、2006年には店舗数で156の差をつけて業界のトップに。しかしその3年後、「丸亀製麺」の「肉盛りうどん」(590円)が世の男性に大ヒットして丸亀製麺の売上は急激にアップ!「丸亀製麺」が店舗数、売上ともに「はなまるうどん」を抜いて業界トップに躍り出ます。

その後は「丸亀製麺」が「男狙い」なら、「はなまるうどん」は「女性狙い」だ! ということで「はなまるうどん」は、女性が喜びそうなレタス一個分の食物繊維が入っているという食物繊維麺を開発、ヘルシー志向へ舵を切りました。

結果、店内をのぞいてみると「丸亀製麵」は男性客が、「はなまるうどん」には女性客がいっぱい。全く違う戦略で讃岐うどんチェーンを牽引する「はなまるうどん」と「丸亀製麺」。今後も、その戦いから目が離せません。 (2019年8月18日放送分 “業界の2強 ライバル対決”)

くら寿司

テレビ初公開! くら寿司でネタの順番を決めるスゴい人!

全国に430店舗の儲かりチェーン「くら寿司」のスゴい人は、くら寿司埼玉センターの東日本業務部シニアマネージャーの薮内さん。薮内さんは、回転レーン上に並べるお寿司の順番を決めています。

一番最初は「極みの熟成まぐろ」、その次は「あぶりチーズ豚カルビ」、「大葉真いか」…「トロサーモン」…「納豆」「えんがわ」「えび」「鉄火巻き」と。この順番が違うだけで、お寿司の売上げがガラッと変わる、まさに回転寿司にとっての生命線であり、「順番が決まっている」ということは、今まで極秘だったのだといいます。

その順番は、利用者のさまざまな心理を読んで、ベストの順番を決めるのだとか。その結果、以前は10%以上あったレーンのお寿司の廃棄率が、3%にまで下がったのだそう。「楽しさ、美味しさに影響しますので、順番は非常に大事です。一番大事と言っても過言ではございません。回転寿司では命です」と薮内さんは語ります。 (2019年8月4日放送分 “この人が決めてます!”)

洗っときます!

コインランドリーが驚きの進化!◯◯式コインランドリー!

「洗っときます!」というブランドで、西日本を中心に直営で12店舗、フランチャイズで98店舗を展開するコインランドリーチェーン。業界おそらく初の移動式コインランドリーで、トレーラーに載せて、お店ごと、どこにでも移動・設置が可能です。

通常のコインランドリーだと開業までに4,000万円くらいかかるところが、「洗っときます!」なら、本部から2,000万円でこの移動式店舗を買えば、すぐに営業を始められ、加盟金もロイヤリティも一切なし。設置場所は本部が探してくれます。

移動式の最大のメリットは、その場所に利用者が来なくなれば、店ごと引っ越せるということ。「スーパー」や「コンビニ」などの広い駐車場の一画に設置すれば、スーパーもフランチャイズオーナーも利用者も嬉しい、三方良しなのだとか。

(2019年6月30日放送分 “儲かるフランチャイズ”)

Beauty Face

ありそうでなかった女性専用の◯◯店!

女性のための顔そりとエステの専門店「BeautyFace」を運営するリビアスは、大阪と首都圏を中心に直営で34店舗、フランチャイズで49店舗を展開。また本部は「BeautyFace」だけでなく、美容室やネイル、エステサロンなど264店舗(内、フランチャイズで147店舗)を展開中です。

「BeautyFace」のサービスの内容は、顔全体にかみそりを当てて、首筋まで産毛を剃っていくレディースシェービング、眉毛のカットと顔そり。20分ほどで終了し、料金が3,780円。すべすべになってとっても気持ち良いのに加え、化粧ののりもすごく良くなるから女性に大人気です。

このありそうでなかった女性専門の顔そりチェーンですが、なかなか店が増やせなかった理由というのが女性の理容師不足。カミソリで顔を剃るのには、理容師の免許が必要ですが、女性の理容師は美容師と比べると圧倒的に少ないことでした。そこでリビアスの大西社長は、理容師免許を取るための学校を本社フロアの隣に作ってこの問題を解決しました。

ここに、フランチャイズ店で採用されたエステティシャンや、直営店舗に配属される新卒の女性たちが2年間通って、理容師の国家資格を目指すというもの。週に4日のペースで学校に通いながら、顔剃りはまだできないけど、お店でそれ以外の仕事をするのだそう。通常2年間で210万円かかる学費のうち、会社が60万円を負担してくれます。 (2019年6月30日放送分 “儲かるフランチャイズ”)

クリエイト礼文

山形市内で四角い箱の家が急増中のワケとは!?

今、東北地方で一番、家を売っているメーカー「クリエイト礼文」という会社が独自開発した四角い箱の家、「ユニテハウス」。一戸建て住宅の建築販売をフランチャイズ展開しています。フランチャイズオーナーがクリエイト礼文から「ユニテハウス」の建築資材を仕入れ、家を建てて販売するという仕組みで、どんどん増えています。

心をつかむデザイン性と機能性のユニテハウスは、横長のキレイな箱型で、2階建ての4LDKが標準。値段がなんと本体価格で1,100万円(土地代は別)というお手頃価格。山形市内にはユニテハウスがずらりと並ぶ新興住宅地まで出来ているのだそう。ユニテハウスは、あらかじめ工場で外壁や屋根を作ってから、現場で組み立てるスタイル(ツーバイフォー工法)を構築し、通常2週間はかかる建築作業がたったの2日で終わるため、驚きの販売価格を実現しています。

「でも、そんなに売れるユニテハウスなら、本部で全部作って売ったほうが良いのでは?」と思ってしまいますが、全国に営業ネットワークがない「クリエイト礼文」本部にとっては、自分たちで売るよりも、各地の営業力のある不動産会社などに売ってもらった方が、結果的に儲かるという戦略なんだそう。

(2019年6月30日放送分 “儲かるフランチャイズ”)

焼肉ライク

焼肉ライク

月商1,600万円! 画期的な装置で大人気の儲かり焼肉店

これまで3,000以上の飲食店を取材した『月刊食堂』のカリスマ編集長をも唸らせた「装置レストラン」は、昨年(2018年)オープンしたばかりの「焼き肉ライク」新橋店。1席に1台「無煙ロースター」が埋め込まれたカウンターが、17席ずらり。「一人でも、お肉を集中して味わいたい!」そんな世のトレンドにも乗った「焼肉ライク」が大ヒットしています。

基本のメニューは、ご飯・スープ・キムチの付いた6種類の定食セットだけ。メニューが少なく、調理といっても肉を盛り付けるだけなので、提供時間は平均3分以内と、牛丼店並みのスピードです。また滞在時間も平均25分と少ないため、1日で1席19回転と、回転率は繁盛ラーメン店並み。しかも繁盛ラーメン店の客単価は約700円〜800円ですが、「焼肉ライク」はその倍の約1,350円。月商1,600万円を達成しています。

儲かり装置の「無煙ロースター」が、夢のような高単価・高回転を実現したのです。 (2019年6月9日放送分 “月刊食堂プレゼンツ!スゴい装置で儲かる「装置レストラン」!”)

フレアス

保険適用の訪問◯◯で上場!「フレアス」

2019年3月に東証マザーズに上場した株式会社フレアスは、マッサージ師を自宅に派遣してくれる、訪問医療マッサージをビジネス展開しています。

フレアスの訪問マッサージは、街でみかける疲労を取るもみほぐしや慰安のお店とは違い、国家資格の「あん摩マッサージ指圧師」を持った人たちが、患者様の保険適用内で施術を行なってくれるマッサージ。治療やリハビリが必要な一人では通院できない利用者が対象で、医者から医療上のマッサージが必要と同意してもらえれば、保険適用が受けられるサービスです。

例えば、一回のマッサージが4,000円だったら、75歳以上で1割負担の人なら患者負担は1回400円のみ。 「せっかくマッサージには保険を使う制度があるのに、生かされていない!この制度をもっと必要な人に知ってもらいたい」と、始めたのがフレアスでした。

マッサージの技術水準が下がらないよう、施術するマッサージ師はほとんどが自社の社員だそう。また国家資格を持っていても、定期的に自社テストの研修を受けさせてスキルアップさせています。現在は、全国に102の拠点を持ち、その利用者数はなんと1万人にのぼります。 (2019年6月2日放送“「上場しました2019」! この1年で上場したイケイケの会社!”)

ワークマン

バカ売れの理由は超激安とプロ納得の高機能!そのカラクリに迫る

国道沿いで、黄色い看板が目印の「ワークマン」。ガテン系御用達のお店の作業服を売る店と侮るなかれ! 実は今、ガテン系以外の人達からも支持され、ワークマンの店舗数は急上昇しているのです。なんと、ユニクロの店舗数を超えて839店舗となり、肝心の売り上げも右肩上がりで、昨年度は過去最高の930億円を突破しました。

ナイロンのズボンが、税込499円。軍手は10双178円、一双だと17.8円。そして、その安さにも関わらず、驚くほど“高機能”だということ。また豊富な品揃え、そして仕事に便利な商品が1,700種類以上揃うのも大きな魅力です。

例えば、累計販売台数15万足の大ヒットとなった「厨房用シューズ」は、破格の1,900円。しかし、このシューズは厨房で働く人だけでなく、意外にも小さい子供をもつ主婦にウケたといいます。雨の日に、子供を抱っこしても滑らないから安心だとか。

他社で作ると安くとも5000円は超えるだろうという、これらの高品質な商品の数々ですが、その安さの秘密は、中国の工場への発注体制にありました。北京や広州といった人件費の高い都市の工場には発注せず、山東省や湖南省、内モンゴル自治区といった田舎に赴き、小さい工場に発注しているのだといいます。

しかも、発注が大量だから値引き交渉も有利です。普通のアパレルメーカーなら、発注量が多くて1万着というところ、ワークマンでは、多い時には350万着も発注します。作業服は流行に左右されないので、その年に売り切れなくても、4、5年先まで販売できるので大量発注が可能なのです。

(2019年5月12日放送分 “作業服の店が絶好調!!女性にも人気!?若き社長に聞く!儲かりの秘密とは?”)

鳥さく

軽食じゃなくて重食!?から揚げを山盛りで提供する「鳥さく」

とり専門店の「鳥さく」は2017年に1号店がオープン以来、あっという間に店が増え、2019年には全国に12店舗展開しているブランドです。看板メニューは超大盛り「唐揚げマウンテン定食」。1つ40gのから揚げが、1人前でなんと10個以上盛られて899円。このとにかくデカいのが大好評なのです。

その看板写真は、フードコート内の多くの店が横長なのに対して、鳥さくの看板はどれも縦長。高く積み上げられている唐揚げの写真から、ボリューム感が伝わってきます。そして、ボリュームたっぷりとなると心配になってしまう「途中で食べ飽きちゃった問題」にも、嬉しい気配りがありました。料理の受取カウンターの横に、お持ち帰り用パックが用意されてあり、食べきれない分は持って帰れるようになっています。

飲食店の専門誌「月刊食堂」編集長、通山氏は「もともとフードコートというのは「軽食」をとる場所だったんです。でも、しっかり食事をとりたいというニーズが大きくなって、ガッツリ食べられる「重食」を提供する店が増えています。様々なステーキが食べ放題できるお店や、大盛り、特盛りはもちろん、メガ盛りまで頼める「ローストビーフ丼」のお店などがお客さんを集めています。まさに「鳥さく」は、そんな「重食系」期待の星でしょう!」と語ります。

取材店:イオンモールむさし村山 (2019年5月5日放送分 “フードコートだけでよく見るお店!”)

スシロー

あのスシローがフードコートに進出! 儲かりの秘密は回転しない!?

フードコートではあまりみかけない「スシロー」ですが、横浜駅のフードコートでは大混雑していました。 しかし、スシローなのに寿司が回ってない。これは一体…?このスシローでは非常にお店が小さいため、スペースをとる回転ベルトを入れるのをやめて、注文の取り方を変えたのだといいます。

普通の「スシロー」では、回っているお寿司を取ったり、座席のモニターから注文したりしますが、フードコートでは、お客さんがカウンターに置かれた注文用紙を取り、その場で記入、書いた注文用紙を自分でレジに持っていって、まずお会計。しばらく待ったら受け取り口で、トレーに載ったお寿司を受け取り、これをカウンターやテーブルでいただく。これがフードコートのスシロースタイルです。

ポイントは、1回に頼める貫数が6貫以上と決まっていること。そして、フードコートのスシロー最大の特徴は新型シャリロボです。超高速でシャリを並べていくというもので、あとは手作業でネタを乗せるだけ。これだけのことですが、手作業ではシャリを整列させるのに1番時間がかかって難しいのだそう。新型シャリロボは、ボタン1つで6貫から12貫まで、素早くシャリを並べてくれます。

独自の注文方法と、このシャリロボのおかげで、普通のスシローは10数人で作業するのに対して、フードコートのスシローはたった3人でまわすことに成功。結果、回るスシローと同じく、美味しいお寿司を格安で提供できています。

取材店:「FOOD&TIMEISETANYOKOHAMA」(横浜駅、地下1階) (2019年5月5日放送分 “フードコートだけでよく見るお店!”)

スープストックトーキョー

スープのファストフード店「スープストック」ターゲットは◯◯女子!

最近、東京の駅でよく見かけるスープ専門のお店。1カップ800円、定食にするとご飯がついて980円。定番は、「カナダ産のオマール海老のビスク」、「ゴロっとした牛肉が入った、東京ボルシチ」など。仕事の合間に1人でランチをしたいけど、駅ナカの立ち食い蕎麦屋やラーメン屋に一人ではちょっと入りづらい…そんなおひとり様の女性客をターゲットにして、ぐいぐい伸びてきたお店です。年間売上げは、85億円にもなるそう。

おひとり様の女性客を集める工夫は様々で、一つは「手間のかかったスープ」。スープは全てお店のキッチンで毎日仕込むので、作り立ての栄養が詰まったスープが頂けます。食欲がないときも食べやすい味として人気。 また、「メニューは選びやすい8種類」となっており、スープは毎週ラインナップを変更し、年間なんと200種類ものスープで対応しています。毎回飽きることなく違うスープが楽しめます。 内外装にもこだわり、「女性が一人で入りやすい店のデザイン」として素材は木とステンレス、ガラスを使用。色で言うと「白」と「黒」をベースに、店内は落ち着いた雰囲気です。カウンターの席も多く、女性一人でもゆっくり過ごせる空間になっています。

「スープストックトーキョーさんのスープって、入れ物が縦長になってるんですけど、縦長になってると手元に空きスペースができるんです。そこで手帳を広げたり、スマホとかタブレットいじって時間を潰してる女性が結構いるんですよ。」と番組ゲストの森永卓郎さんがスープストックトーキョーの魅力について語ります。

(2019年2月17日放送分 “『駅でやたらと見るアノ店』”)

餃子の王将

大阪のモンスター級のナンバーワン店!1日餃子3,000人前!

全国に728店舗、年間売上げ781億円と、餃子チェーン、ナンバーワンの「餃子の王将」。その頂点に立つナンバーワン店「空港線豊中店」とは…?

大阪の空港線豊中店は、開店33年ずっと断トツの1位!客の入りが1日2,500名くらい、餃子は1日3,000人前ほど出るお店。5位から2位までが、売上げ3億円台で拮抗する中、年商6億円とダントツでトップ。「旨くて、早い」と大評判のお店です。

店内をのぞいてみると、237ある客席は「満席」でした。そんな「旨くて」「早い」を、支える一番のキープレイヤーが、ナンバーワン店の店長・尾崎さん。その仕事ぶりを見てみると、端末に流れてくるオーダーすべてに目を通し、それらを整理し直して厨房にオーダー。この時、頭の中で瞬時に、複数の注文をまとめるのはもちろん、調理時間がかかるものは、順番を入れ替えて、少し先にオーダーすることで、最終的に利用者の元に料理が揃うのが早くなるのだそう。

完成した料理は、すべて尾崎店長の元に集められ、クオリティチェック。「チャーハンの盛り付け、すぐ変えろ」「餃子にもっと焼き目をつけて」など、たとえ激混みの最中であっても、料理のクオリティが低ければ作り直しの指示を出します。手が足りなければ自らホールにも入ります。「厨房元気ないわ!大きい声出して!」と、店内の雰囲気づくりも怠りません。その上、忙しい中でも利用者に気さくに話しかけるなど、利用者への気配りも欠かしません。

でも、なぜ豊中店には、こんなにすごい店長がいるのでしょうか? 実はこの豊中店の店長は、歴代、全国の王将の店長の中から選ばれた、スーパー店長が抜擢されるのが習わしだそう。

(2019年1月27日放送分 “おらがチェーンの輝くナンバーワン店”)

スターバックスコーヒー

沖縄のお店で◯◯がバカ売れ!

全国に1,392店舗を展開する、日本最大のコーヒーチェーン店。その頂点に立つお店「沖縄の具志川メインシティ店」は、うるま市にある大型ショッピングセンターの中にありました。

しかし、ナンバーワンなのは、お店のドリンクの売上ではなくて「コーヒー豆」の売上!6年連続1位という快挙を達成し続け、しかもスターバックスコーヒー全店の年間平均の6倍も売れているというのです。 実際に店内を見てみると、次々とコーヒー豆が売れていきます。というのも、沖縄の人はコーヒーが大好きで、自宅で飲む人が結構多いのだとか。沖縄の人にとって、スタバのコーヒー豆はギフトの定番中の定番で、お歳暮と年賀シーズンだけでセットに入ったコーヒー豆が1,500個以上売れていくといいます。そんな利用者のために、豆が挽いてある商品の品揃えも豊富です。

店頭で「コーヒーのテイスティング」も実施しています。「利用者がご自宅で楽しんでいるシーンを想像出来るように、次のコーヒー豆の購入につながればいいなと思ってやっています。」と仲本店長が語ります。 (2019年1月27日放送分 “おらがチェーンの輝くナンバーワン店”)

ビジネスの情報収集は鮮度が大切

情報収集のスタイルも多種多様

インターネット、動画コンテンツ、SNS、経済雑誌、業界新聞、本など、情報化社会の今、情報収集のスタイルも多種多様になってきています。しかし情報が溢れすぎている今、間違った情報や偏った情報にたどり着くこともしばしば。 さらにビジネスの情報は日々アップデートされているので、会社経営者や独立起業を考えている方にとって、効率的な情報収集と鮮度のよいビジネス情報はとても重要と言えるでしょう。

「がっちりマンデー‼」では、鮮度の高いビジネス情報が取り上げられてています。儲かりビジネスに興味のある方は、ぜひ「がっちりマンデー‼」をチェックしてみてくださいね。

参考:がっちりマンデー‼過去の放送内容
   がっちりマンデー!! note編 がっちりスクール!!

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