コメダ珈琲店は99%がフランチャイズ! 全国800店舗が安定した経営を続けられる理由
独立開業や新規事業を検討する際、飲食店は普段の生活でも馴染みが深く、事業イメージも持ちやすいため人気のジャンルでしょう。しかし、飲食店と言っても居酒屋からファミレス、焼肉屋など、幅広い業態があります。
そこで今回は数多くの飲食フランチャイズの中から、日本全国に展開されている喫茶店の「コメダ珈琲店」をご紹介します。コメダ珈琲店が目指すくつろぎ空間へのこだわりや、多くのフランチャイズ加盟店が安定した経営を続けられる理由に迫ります。
コメダ珈琲店の歴史
今では知らない人はいないほど有名になったコメダ珈琲店は、1968年に名古屋市で小さな喫茶店として始まりました。個人経営から始まったコメダ珈琲店は、当初のれん分けとして名古屋市内に店舗展開され、1993年に株式会社コメダを設立し本格的にフランチャイズ展開を開始。その後順調に加盟店を増やしていきました。
2019年6月には最後の空白県となっていた青森に店舗をオープンし、47都道府県全てに店舗を構えることとなり、「全国制覇」を達成。名古屋では当たり前ながら他県では認知度が低かった、ドリンクに無料でトーストと卵やあんこなどがついてくる「モーニングサービス」も、今ではすっかり定着しています。
コメダ珈琲店のこだわり
フランチャイズ募集開始から約50年で全国800店以上にまで拡大した理由には、コメダ珈琲店独特のこだわりがありました。
くつろぎへのこだわり
誰もがくつろげる「街のリビングルーム」でありたい、との願いからコメダの空間には様々な工夫が詰まっています。内外装にはくつろいでもらえるよう、木材やレンガなど自然で温かみのあるこだわりの素材を使用。客席には居心地の良さとプライバシーを守る空間が実現できるようなテーブル、椅子、パーティションが使用されています。
サービスへのこだわり
来店時から退店時までおもてなしの気持ちを込めて接客するのがコメダのフルサービス。明るい笑顔の挨拶、清掃の行き届いた空間など「くつろぎ」が実現できる空間を提供するためにサービスにもこだわりを持っています。また、常連のお客様の「いつもの!」にも対応できるよう、寄り添った接客が特徴です。
コーヒーへのこだわり
「珈琲所 コメダ珈琲店」と掲げているように、コメダの看板商品であるコーヒー。厳選した豆を独自の焙煎・抽出することで、コメダオリジナルブレンドとして販売しています。またコーヒーカップも口当たりの良さと時間経過による温度低下を避けるために、特別に設計されたオリジナルのものとなっています。
おいしさへのこだわり
コメダのパンは、産地を厳選した高品質の小麦粉を使用し、自社工場で製造。人気商品のシロノワールのデニッシュは、高品質のマーガリンを生地に練り込み、職人が丁寧に64層にまで折りたたんで作っています。安心安全の商品を届けるために、衛生検査の基準を明確に定め、日々厳重なチェックを行ない提供されています。
全国にある店舗の99%がFC店という実績
コメダ珈琲は現在全国で839店舗存在し、2019年6月に青森に出店したことで全国制覇を成し遂げました。
しかし驚くべきはその内訳。なんと店舗の99%がフランチャイズの加盟店として運営を行っています。安定した経営ができ、オペレーションがシンプルなため外食産業未経験の方でも開業が可能。複数店出店されるフランチャイズオーナーも多いです。
さらに、これまで800店舗以上の展開で培ってきたノウハウをもとにサポートを受けられるので、安心して運営を行なうことが出来ます。
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加盟店が増え続ける本部のサポート体制
全国制覇を遂げた今でもコメダのフランチャイズ展開の勢いはとどまることを知りません。決して安くはない投資額が必要になるにも関わらず、加盟希望者が相次ぐ理由には徹底したサポート体制のもと運営を行なうことができることも関係しています。
自信が身につく研修プログラム
オープンしたその日から「いつものコメダ」として運営してもらうために、研修にも力を入れています。オーナーだけでなくスタッフも約3ヶ月間に渡ってキッチン・清掃・接客・マネジメント業務など幅広い項目を学びます。その他にも礼節・マナーから経営者の心得まで店舗運営の知識を学ぶプログラムも用意されており、運営に必要なノウハウと、なにより自信をつけて開業してもらえるよう、長期の研修が行われています。
開業後の運営サポート
本部のスーパーバイザーが徹底サポート
コメダのサポートは開業後も続きます。実際に運営を始めると研修だけでは見えてなかった疑問点や不安点などが出てきます。その都度疑問点や不安点を解消しながら運営を行えるよう本部のスーパーバイザーが店舗の運営を徹底的にサポートします。定期的な店舗訪問に加え、電話による相談対応や運営に関するアドバイスも。また、売上目標達成に向けた経営サポートも行なうので、初めての方でも安心して運営を行なうことが可能です。
食材の安定供給
また、効率化されたオペレーションも魅力で、全国で同一の食材を利用したり、メニューの改定も少なく抑えていることから、事業運営の途中で度々大きな出費を担わなければならないという心配もいりません。
店舗の利益を守る固定ロイヤリティ
コメダでは売上に連動しない、固定のロイヤリティを採用しています。(※店内の席数に応じたロイヤリティ)
売上が上がれば上がるほど利益が増えるため、投資回収までのスピードが想像以上に早いのが特徴の一つ。この固定ロイヤリティにより初期投資を5〜7年で回収するオーナーも!
初期投資を抑えて加盟できるコメダのフランチャイズ
コメダ珈琲のフランチャイズに参画するためには、加盟金300万円の他に、加盟保証金、研修費用、店舗施工指導料、設計料、POSシステム設定費用など、総額で1000万円以上になる場合も少なくありません。特にぬくもりの空間を演出するこだわりの外装には大きな額が必要になります。そこで加盟者の負担を軽減するため、コメダではさまざまな開業支援制度が用意されています。
建築支援制度
店舗型の開業では大きな投資が必要となり、リスクも伴います。建築支援制度は、開業への門戸を広げ熱意のある方にオーナーになってもらうために誕生しました。その名の通り、新規店舗の開業時に建築費と内装費を一時的に負担するというものです。法人の方、個人の方問わずこの制度を利用して開業することができます。
建築工事費(建物・内外装・設計)
初期費用の大半を占める、建築費用と内装工事費用を本部が一時的に負担します。本部が店舗を建設・所有し、オーナーに貸し出すという形です。
設備工事費用(厨房・椅子・テーブルなど)
様々な機器が必要とされる厨房や、椅子とテーブルなど開業に必要になるものをリースとして活用することで、初期費用を抑えることが可能です。
ノウハウを身に付けて開業できる「独立支援制度」も
飲食店の経験がない方や、いきなりの経営に不安を持っている方にも安心して開業してもらえるよう、「独立支援制度」も用意されています。社員となり店舗運営や経営のノウハウを身に付けながらオーナーとして独立をめざすことができる制度。
さらに加盟金や研修費用の免除など様々な特典があるので、興味がある方はコメダの「独立支援制度」に関して詳しく紹介しているこちらのページも合わせてご覧ください。