トリドールがケニアで照り焼きチキン店「teriyaki japan」を今春から展開
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セルフ式うどんチェーン「丸亀製麺」で有名なトリドールが日系外食チェーン初のアフリカ進出を今年3月に果たしたそうです。場所はケニア共和国で、「teriyaki japan(テリヤキ・ジャパン)」という照り焼きチキンの店舗をフランチャイズ展開するのだとか。
トリドール、照り焼きチキンでアフリカ上陸を果たす
アフリカ一号店は、ナイロビというケニア共和国の首都で、現地の幅広い顧客層をターゲットにしているようです。 また、全世界共通の味を目指すというよりも、現地の従業員がチキンを始めとするメニューをその地域に合わせ調理するというような方向性なのだとか。
なぜうどんでなくチキンで?意外だった一番人気のメニューは・・
元々トリドールは、「丸亀製麺」を運営していることから、2011年より海外進出を進めていました。ハワイにロシア、韓国、タイ、オーストラリア・・など、11カ国で約100店舗展開をしていましたが、地域によってはうどんが人気が出ないところもあったようです。
そこでトリドールは、元々焼き鳥でスタートした外食企業であったことから、“鳥”で勝負することを決意。その1号店としてアフリカのケニアに白羽の矢が立ったのですが、元々ケニアという国では鶏肉食がさかん。
そしていざ開店してみると、意外に焼きうどんが一番人気だったというエピソードもあって、現地のお客の前で鉄板料理をふるまっていたことも珍しかったようです。
今後の現地での展開に注目
今後トリドールは、ケニア国内で20店舗を2017年末までに展開することを目標としているようです。 果たしてケニアで、和のテイストの食事が受け入れられるのか。 焼きうどんが人気だったことも、ひとつの新しい可能性が感じられますが、トリドール進出を機に、他の日本発外食チェーンも影響を受けるかもしれませんね。