「知っておくべき経営戦略!成長市場参入セミナー」@秋葉原を振り返って
2015年9月にウェブリポが開催した「経営戦略セミナー」を振り返っていきます。
ウェブリポ×ATカンパニータイアップ企画「経営戦略セミナー」
企業経営陣の方、自社の経営戦略をどのようにお考えですか?そもそも、この「経営戦略」という言葉。理解されているようで実は本質がわからないという経営者様もおられるのではないでしょうか。
9月28日にウェブリポが催したセミナーは、3時間で経営戦略のポイント理解と、理解した上で自社の経営戦略に沿ったビジネスを探すための機会提供、融資制度のご紹介・・など、中身が凝縮された内容となりました。
会場は東京秋葉原のATカンパニーセミナールーム。こちらは、ウェブリポでもコラムを連載しているフランチャイズコンサルタント、浅野忍土氏が代表を務めるATカンパニー株式会社が運営しています。
また、ATカンパニー株式会社とは、有望フランチャイズビジネスの発掘や事業展開の支援だけでなくフランチャイズノウハウをまとめた記事の執筆活動やセミナー活動など、啓蒙活動の取り組みを行っている組織です。
基調講演は企業すべてが見直したい「経営戦略」の定義を再確認
冒頭にも述べましたが、「経営戦略」という言葉を真の意味で理解されている方はあまりおられないのではないでしょうか。端的に言うと
1.儲かる商品 2.売れる仕組み(販路確保)
これら2つに関して(他にも物件調査や人材育成、事務代行など本部によって様々な支援がついてきますが)フランチャイズを活用し本部からコンサルを受けるということ。事業の一部(人材教育や商品開発等)という頭を持ちましょう、という話を基調講演講師の浅野忍土氏は行っていました。
また、浅野氏は今急成長中の幼児教育フランチャイズを3年半で約300加盟にまで伸ばした立役者でもありますが、様々なフランチャイズ本部とオーナーを業界で15年ほど見てきた人物ということもあり、その中での失敗例などここだけの話も交えていました。
あるオーナーの失敗例としてひとつ印象的だったのは、市場性にばかりとらわれ、自社の風土に合った人材育成ができずに撤退してしまった例でしょうか。女性向けのビジネスなのに、体育会系の男性向けマネジメントしか経験しておらず、女性向けマネジメントを失敗してしまう-これは自社の経営戦略を客観視できていなかった一例でした。
出展本部2社は介護と児童向けデイサービス。いずれも成長マーケットです
今回の出展フランチャイズは、小規模デイサービス「樹楽」(介護)と児童のための福祉教育「放課後等デイサービス」(教育)です。
先にあげた自社の経営戦略や価値観にマッチしたフランチャイズを見つけるのも大切なことですが、マーケットが発達しているのかもひとつの大きな検討材料になりますよね。
いずれも異業種から参入するのは自社では難しくても、フランチャイズを活用することでそれが叶うというのは大きな強みではないでしょうか。
日本政策金融公庫による融資支援のご紹介
ウェブリポセミナーでも3回目の登壇となる日本政策金融公庫。今回は法人の方メインのセミナーだったので、法人の方がフランチャイズビジネスを行うときに活用できる融資制度について紹介がありました。 融資制度を活用することで新たなビジネスチャンスをつかみやすくすることも視野に入れておきたいものですね。
次回ウェブリポセミナーは11月予定
ウェブリポセミナーの告知ページでも、確定次第掲載しますが、次回開催は11月を予定しています。 今後も様々なセミナー企画を催してまいりますのでこうご期待ください。