メガフランチャイジー企業、ニッシンコーポレーションが「あけぼの珈琲」を展開
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「ミスタードーナツ」や「大阪王将」など複数の有名飲食チェーンに加盟する日清コーポレーションに迫ってみます。
ミスタードーナツや大阪王将などのメガジー、ニッシンコーポレーションとは
ニッシンコーポレーションは、「ミスタードーナツ」や「大阪王将」、「牛角」など複数の飲食チェーンにj加盟しているメガフランチャイジー企業です。
まずメガフランチャイジーの定義については、フランチャイズ研究家の川上健一郎氏が定義をまとめているので紹介しておくと、「複数のフランチャイズ本部と契約して多数の店舗を経営しているフランチャイズ加盟企業」、「複数のフランチャイズに加盟し、年商20億円以上」、「店舗数で30店舗以上の企業」というのが条件になります。
年商については情報がないため不明ですが、のこり2つはクリアしているからか自社のホームページではメガフランチャイジー戦略をもとに多数のフランチャイズブランドを展開していると明記しています。
ニッシンコーポレーションが立ち上げた「あけぼの珈琲」とは
先月9月8日に開店した「あけぼの珈琲」。メインターゲットをシニアに設定した落ち着いた雰囲気の喫茶店です。 1号店はニッシンコーポレーション本社がある山口県下関市。高齢化の進行もあり、山口県や近隣の福岡県で需要があると判断したようです。
1号店はイオングループが運営するショッピングセンターの敷地内。店舗面積は約270平方メートル。全97席。 そのうち86席がソファー席ということで顧客がとどまる時間も長めに設定されているのではないでしょうか。
コーヒーのお値段は400円程度でお得なコーヒーチケットも。7時~11時までのモーニングサービスもあるようで、飲み物を注文すれば、トースト半分とゆでたまごが無料でついてくるようです。
コメダ珈琲店などが主に競合となっていそうですね。
今後の店舗展開は、5年後に10店舗程度が目標
今後の店舗展開目標としては「5年後に10店舗程度」。日経新聞(2015.08.26)と報じられていました。 1号店の様子を見ながらの展開になりそうですが、まずは山口市。そして近隣の福岡県や広島県にも進出する模様です。
ニッシンコーポレーション、河野信隆社長によると「シニア層が入りやすい店作りにしたが幅広い層を呼び込みたい。毎年2店のペースで出店、FC展開も検討する」と日経新聞でも報じられていたので、じっくりと温めながらのフランチャイズ展開になるのではないでしょうか