セブン-イレブンの弁当製造をするわらべや日洋の純利益が過去最大の理由
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わらべや日洋は、コンビニエンスストアのお弁当やおにぎり、惣菜、サンドイッチを製造している企業のひとつです。主にはセブン-イレブン向けで、一日最大300万食を生産しています。全国各地に工場があって、その数は約15。そこからセブン-イレブンなどコンビニチェーンに毎日新鮮な食品を届けているのです。
セブン-イレブン全国展開の立役者!?わらべや日洋とは
初めてできた工場は、1967年の東京新宿工場。そこでは調理パンの製造販売を行っていました。そして1978年にはセブン-イレブンとの取引が開始。そこから今に至るまでの長くて密な取引関係にあります。 そして、2003年には東京証券取引所1部に上場しています。
ちなみにわらべや日洋では約15の工場を持っているとしましたが、フレボグループという組織の中のひとつが同社であって、他にもわらべや関西、わらべや東海、わらべや北海道、わらべや福島などにわかれているので、そちらも加味すると更に多くの工場があるということです。
セブン-イレブンの四国進出が近年強固になっていて、高知県への初出店も決まりこれで四国すべてにセブン-イレブンができるというニュースを先日のブログでも紹介しましたが、わらべや関西の方で、香川県にも工場を構えているんですね。
セブン-イレブン全国展開の影に、わらべやあり。と言っても過言ではありません!
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わらべや、2014年9月中間期純利益が過去最高に。セブン-イレブンの全国展開が要因
わらべやが過去最大の純利益は17億7,600万円という過去最高の純利益を達成しました。その要因としてはセブン-イレブンの積極的な出店があって、売上が拡大したということが考えられています。
「セブン-イレブンの大量出店にも、安定的に商品を供給できるわらべや日洋はなくてはならない存在」とアナリスト集団でもあるいちよし経済研究所の柳平孝主氏が指摘していたと日経新聞には記載されていました。
また、15年2月期も増益を確保し、利益率も前期に比べわずかながら上昇する見通しとも同紙にはあります。新規出店だけでなく、1店舗あたりの販売数も増加していることから、上昇の兆しが見られるのでしょう。
何気なく手にとったコンビニの食品。わらべや日洋の名前を見かけることが全国で更に増えるかもしれません。いつかはセブン-イレブン出店のない鳥取県や沖縄県でも!ですね。