2015-01-30 フランチャイズWEBリポート編集部コラム
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フランチャイズWEBリポート開催!業界セミナー第二弾「シルバービジネス参入セミナー」を振り返って
業界セミナー第二弾は介護。法改正が話題の今だからこそ開催
フランチャイズWEBリポート業界セミナー第二弾。前回の「教育ビジネス参入セミナー」に続き、今回はシルバービジネスです。前回は“待機児童増加によるニーズ”、今回は“高齢化社会進行によるニーズ”があって、それぞれ市場性が高いビジネスです。
介護業界といえば、三年に一度、法改正があることが特徴ですが、今年四月の法改正は介護報酬引き下げもあって業界の経営者にとっては重要な関心事項でもあることでしょう。「(自分の事業所への)報酬を減らされてどうやってやりくりをしていくのか?」という声も漏れ聞こえています。
そんな中でのシルバービジネス参入セミナー開催ですが、法改正後を見据え、どのようなサービスで収益を拡大していくのか。また、加盟店に対して経営指導を行うのか。本音トークを各プレゼン本部にはしてもらいました。
東京と大阪それぞれ22名。面談後は説明会の予約をする方も
2015年1月21日に東京で、2015年1月28日に大阪でそれぞれセミナーを開催。偶然にも、参加者はそれぞれ22名でした。(お申込ベースでは東京が約35名、大阪が約50名)
土地活用や、新規事業を探している法人の方の参加が目立ちましたが、やはり介護業界のマーケットが拡大することは確実だという思いがあったようです。
セミナー後には、希望制で本部や基調講演の講師との個人面談ができる場も用意しましたが、大阪の着席率が高かったのが印象的でした。面談後に本部の説明会に参加予約をしたという方もおられました。
介護事業に参入するなら8月までに加盟契約するのがおすすめ
2015年度の介護法改正の中では、『要支援者向けサービスを市区町村へ事業移管』という事項がありますが、これによって訪問介護や通所介護などのサービスが市町村の裁量に任されることになるのです。つまり、介護事業所の出店数が限られるということ。
4月に法改正で、すべての決定事項がすぐに施行されるわけではありませんが、介護ビジネスを開業するなら今年の8月までには加盟契約までしておくことが望ましいとされています。というのも、施設型の介護事業であれば開業準備だけで半年ほどの時間を要するからです。
メリットも厳しい部分も。どちらも伝えられるセミナーになりました
今回のセミナーに出展したフランチャイズ本部三社。その中で二社が本部社長によるプレゼン、一社は取締役によるプレゼンということで、とても個性的なプレゼンターが集まりました。
本部のトップが集まるということで、それぞれの理念を伝えるセミナーになったのではないかと思います。もちろん収益性やビジネスの中身も大切です。しかし、ずっと一緒に二人三脚で事業を行うビジネスパートナーになるので極端な話、自身とウマが合うのかという主観的な要素も加盟検討には必要だったりします。
基調講演の講師はフランチャイズ研究会に所属する中小企業診断士の方でしたが(東京は柴田昌行氏、大阪は伊藤恭氏)来場者の方には、「専門家の方からフランチャイズのメリットだけでなく厳しい部分の説明も聞けてよかった」というようなご意見もいただくことができました。
第三弾も、業界のそのままをお伝えできるようなセミナーを企画してまいりたいと思います!
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