リハビリ型デイサービス「リハプライド」が全国展開。100店舗超で満を持しての展開か
介護法改正などでも騒がれている介護業界ですが、今後は予防介護が主流になってくるようです。在宅でも元気で過ごせるようにリハビリ系の介護とかはニーズが高まるでしょう。ご紹介するリハプライドもそのひとつです。
リハビリ型デイサービス「リハプライド」が満を持して全国展開
デイサービスといえば、先日シルバービジネス参入セミナーをフランチャイズWEBリポートで開催した時にもその市場性についてお伝えさせていただきましたが、三年に一度の法改正があるとはいえ、確実に高齢化が進行していくであろう日本において、ニーズが高いビジネスであること間違いありません。
今回ニュースでも挙げるリハコンテンツ株式会社運営の「リハプライド」は、デイサービスの中でもリハビリに特化したサービスで、踊りや図画工作などレクリエーションがないということが特徴です。(以前は「Let's倶楽部」という名称でフランチャイズ展開していたのですが、2014年11月よりチェーン名を変更したのだとか。しかし、既存の加盟店には「Let`s倶楽部」の名称で営業を続けているところもあります)
現在、直営とフランチャイズ合わせて約110店舗を展開している「リハプライド」ですが、実績を積んでニーズの確実性も検証できて。満を持しての全国展開という印象です。
まだまだ少ないリハビリ型デイサービス。参入するなら今が狙い目か
リハコンテンツ株式会社のHPによると、現在『日本には、200万人のリハビリ難民がいる(欧米の5~10倍!)』のに対し、リハビリに特化したデイサービスは全体の5%しかないという事実があるようです。
リハビリとは寝たきりにならないための予防策で、シニアの方が自身の力で日々の生活を送るためのサポートをする役割を担っています。リハビリを受けたくても、近くに事業所がないので受けることができないというリハビリ難民のニーズに対応すべく、全国展開を開始したという意図がリハコンテンツ株式会社にはあるようですが、介護事業に参入を考える方にとっても、競合が少ない今が狙い目ではないでしょうか。
昨年に引き続き、フランチャイズ・ショー出展。昨年時は77店舗ほどだった
リハコンテンツ株式会社は、今年3月に開催されるフランチャイズ・ショー2015に出展予定です。昨年度は「リハプライド」ではなく「Let's倶楽部」で出展していましたが、フランチャイズWEBリポートでは当時動画取材を行っていました。
インタビューに対応してくださった事業開発部の堤康孝部長によると、フランチャイズ・ショー2014の時には、直営8店舗、フランチャイズ65店舗の計77店舗とのことでした。
そしてもうすぐ1年がその時から経ちますが、約30店舗ほど増えたことになるので、業界の中でも勢いがあるチェーンだという印象です。そしてフランチャイズ店舗が圧倒的に多いというのも特徴的ですね。
デイサービスなど介護サービスは、今後市区町村に移管されるとのことで、開業できる施設なども限られてくることが見込まれますが、参入するなら枠の制限が完全に施行されきれていない今のうちがチャンスでしょう。