コンパスウォーク 先輩オーナーの声(鈴木 厚志 様オーナー)

飲食業界×介護業界

コンパスウォーク コンパスウォーク郡山安積、郡山桑野、郡山富田 鈴木 厚志 様 オーナー

対談動画 https://www.youtube.com/watch?v=zO8ACG3oEJ8

最初は介護は全く考えていなかった。

私は、福島県郡山市で食と教育を通じて人々を幸せにとの想いと「思いやり溢れる全員経営」を理念に掲げた「夢を共に成す会社」夢成株式会社を経営しています。私は、東日本大震災での経験から食に対する価値観が大きく変わり、使命感も生まれました。その想いを形にしたのが「肉と野菜の農家イタリアン~Arigato~」です。当時、福島には放射能という見えない壁があり、県外の人の往来もほぼない状況下。誰もが昼夜外出を控え、街はひっそりとし、外出する時には空気を吸う事が恐くて皆マスクを付けた事…そんな現実を体験しました。そんな状況の中で、助け合い支え合ったのは、絆がある身近な人達でした。そこには、普段は決して目には見えない、絆というものが存在している事が私には、はっきりと感じました。そして、あの時に生まれた絆を大切に育み農家の方々や社員たちと共に歩んできました。

 私が飲食業を営む中、なぜ介護業界のデイサービスフランチャイズに加盟したのかというと、経営している飲食店での退職の理由が大きく関係しているんです。退職理由で最も多いのが、実はスタッフのご家族への介護による介護離職なんです。私は、わが社の理念にも掲げていますが、「自分たちが何かできないか、助け合い支え合っていけないか」と考えていたんです。ただ、その考えの中に介護は全く考えていなかったんです。

必ず必要なものだと思ったから不安はなかった

私の経営の師匠を通じて小池社長を存じ上げていたんですが、実際にお話したことがなかったんです。ある時、小池社長とお話する機会があり、小池社長の理念と私の理念が同じ方向にあることがわかったんです。そして、この福島でデイサービスをやることが、ずっと考えていたスタッフの介護問題や自分たちが実現したい地域や社会を考えた時に必ず必要なものだと思ったんです。だから、小池社長のコンパスウォークのフランチャイズに加盟をすることを決めました。最初は、スタッフにも驚かれましたけど、「仕事よりも親を大切にみんなで守ろう」って話しました。最初は介護は全く考えてなかったとは言え、介護スタートに際して不安はなかったんです。それは先程も話しましたが、自分たちが実現したい地域や社会を考えた時に必ず必要なものだと思ったから。

 実際オープンして飲食と介護のシナジー効果もあるんです。デイサービスの利用者様が私のやっているイタリアンレストランのパスタやお肉が食べたいって言ってくれているとスタッフから聞いたんです。そして、実際にお店に足を運んでくれる利用者様も結構いるんです。だから「リハビリ頑張るよ」と、歩く目的にしてくれたり本当に嬉しいですよ。また何より、歩く目的があることで歩けなかった方が歩けるようになった姿を目の当たりにした時は本当にデイサービスをやって良かったと思いました。実は、レストランで福島の農家さんの育てた食材をもっと使っていきたいって半年前からお弁当も考えていたんです。今後、農家さんを中心とした工場でお弁当を作れたらと、コンパス一日型なら提供できるなと、考えているんです。