フランチャイズ・プレイヤー
（フランチャイズ・プレイヤー）

長期にわたって同一のチームの第一線で活動し続ける選手を指すらしいです。フランチャイズに特化している飲食店や小売店をイメージされる方もいそうですが、これは流通用語ではなく、スポーツ用語のようです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Franchise_player

読売ジャイアンツの阿部慎之助が昨日８月２３日に東京ドーム球場で通算200号本塁打を放ちましたが、過去に同一球場で200本もの本塁打を量産したのは、意外と数少なく、王貞治と長嶋茂雄、大阪球場の野村克也と門田博光、広島の本拠地だった広島市民球場の山本浩二と衣笠祥雄だけだそうです。球界史に残る名選手ばかりです。

今のようにトレードで高額年俸で名選手が移籍していくのが当たり前のようになり、メジャーへの移籍も珍しくなった昨今では、このフランチャイズ・プレイヤーもうまれにくくなっているようです。

球場と選手とが一体となっていた頃が懐かしい向きも多いことでしょうが、これも時代の流れ。企業においても入社から退社まで一つの会社ということもなくなってきています。

フランチャイズ・プレイヤーが生まれにくくなった現在、私たちは別の意味でこの言葉を使っていったらどうだろうと思います。

フランチャイズ・プレイヤー：フランチャイズという経営手法に可能性を感じ、その正しい形での普及を目指す高い理想に燃えた人々。これをフランチャイズ・プレイヤーと言う。