今回のインタビューは
景気に左右されにくいスキマビジネス張替本舗「金沢屋」 森重 幸晴オーナー
1963年大阪府出身。縫製関係の業務に携わった後転職活動を行う中で”金沢屋”と出会い2014年フランチャイズ加盟。開業は研修終了の翌日という異例のスケジュールで金沢屋和邇店を開業。
開業はなんと研修終了日の翌日!転職活動中に出会った襖・障子・網戸の張替えビジネスに挑戦した森重オーナーに取材!
― 金沢屋との出会い ―
新聞の折り込みチラシで人生が変わった!
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教まずは独立された経緯についてお聞かせください。
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナーもともとは大阪で会社員として勤めていたんですが、琵琶湖の近くで琵琶湖を眺めながら過ごしたいなぁという思いから、滋賀県に引っ越してきました。 そして転職を考え、いろいろな企業にお世話になったんですけど、年齢や将来を考えた際、このまま会社員を続けるのも良いのかどうかという迷いもあった時期だったんです。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教転職をお考えだったんですね。金沢屋というビジネスとはどちらでお知りになったんですか?
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナー新聞の折り込みで、「金沢屋のオーナー募集」というチラシが目に飛び込んできたんです!そして、他のオーナーさんの記事も出ていて、すごく稼いでらっしゃることを知り、自分もすぐに興味がわきましたよ!仕事を探している中で、やはり給与の基準を上げていきたいという思いがありましたから。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教新聞の折り込みでしたか。チラシを目にされた後はどうされたんですか?
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナー金沢屋というビジネスを調べて、滋賀県で開催される説明会に参加しました。その前に先程の他のオーナーのインタビュー動画も見てチェックしましたけどね。正直なところ、稼いでらっしゃるとは言え、どこか穴があるんじゃないかと思いましたから。でも実際に説明会に参加すると、担当の方は丁寧に金沢屋というビジネス、フランチャイズの説明を解説してくれたのでより具体的なイメージが湧きました。僕の年齢になると再就職で良い待遇というのも難しいかなとは想像いましたし、会社員の場合だと定年があるでしょ?そうすると起業という選択肢も悪くないなと思いました。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教たしかに、生涯現役でできるビジネスですもんね。
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナーそうですね。まぁ最初のきっかけは「ものは試しだ!」という思いでしたし、当然売上のことや生活のことに不安はありましたけど、説明会にはもう加盟する気持ちでいきましたね。できるのか、できないのかはわからなかったですけど、できないから止めておく。という考えではなかったんですよ。じゃぁできないことをどう工夫して克服するかを考えれば良いと思ったので。それで加盟を決意しました。人生が変わったなぁと感じた瞬間でした。
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もともとは転職を考えていた森重オーナー。新聞の折り込みが最初のきっかけとなり起業という選択にて現在も活躍中!
― いざ開業 ―
開業日はなんと研修終了日の翌日
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教加盟契約を締結されて、次のステップはどうでしたか?
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナー6日間の開業前研修に行きました。同じくオーナーになられた方4~5名の方も一緒でしたね。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教研修はいかがでした?これまでに経験とかはおありだったんですか?
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナー大阪での会社員時代は、服の縫製に関する仕事をしていたので、手先の仕事はできるだろうなと思っていました。 ですが、やはり難しかったですよ。インストラクターの先生に張り付いて必死にメモ取って研修を受けましたね。何が何でもこの6日間で技術を習得しなければならないとの思いだったので。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教6日間だとやっぱり短くなかったですか?
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナーそうも言ってられなかったんですよ。 僕の場合は研修終了日の翌日に開業というスケジュールだったので、何が何でもという思いだったんですよ。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教研修終了の翌日に開業?みなさんそういうスケジュールが多いんですか?
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナーいえ、僕が珍しいタイプだと思います。 本部の方には翌日の開業というのはあまり薦められませんでしたから。でも僕も早くやりたいという思いと、収入を一刻も早く得たい。という思いが強かったので、僕の判断で翌日の開業しました。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教開業当日の反響はいかがでしたか?
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナー当日には折り込みチラシが配布されるよう手配していたので、開業当日は電話の前でじーっと待ってましたよ。すると1件電話での依頼が入ってきたんです!「チラシ見たんですが」って。嬉しかったですねぇ。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教開業当日から受注があったんですね。
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナーチラシの効果だと思いますね。反響があった時の対応も研修で受けていたのでスムーズにお客様対応できましたよ!お宅へ訪問するときはドキドキでしたけどね。印象に残る初日になりました。
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障子を丁寧に作業場へ運ぶ森重オーナー
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職人としてご活躍中
― 金沢屋というビジネス ―
自分を買ってもらう気持ちでやってます
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教現在は職人としてご活躍中ですが、金沢屋のフランチャイズの魅力はどこにあるとお考えですか?
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナー起業の際の技術提供とその後の材料の安定供給がフランチャイズのメリットですよね。あとは全国に「金沢屋」という看板があって他のオーナーさんも活躍されているので、知名度もありますし、同じ看板を掲げられる事が強味だと思いますね。あとやっぱり成功モデルを元に折り込みを入れたりポスティングしたり。自分ではチラシなんて作れないですからね。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教フランチャイズシステムのメリットを上手く活用されてますね。
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナーお客さんの中には僕個人で事業していると思ってる方もいたんですよ。「へぇ、フランチャイズだったんだ。」って。でもそういう風に個人のお宅へ訪問できるのも金沢屋のビジネスの魅力だと思います。例えば今は少ないかもしれませんが、保険の営業さんとかだと門前払いも日常茶飯事じゃないですかね?お宅へお邪魔し、襖・障子以外でも直せるところがあればこちらから提案できるので。高齢化が進んでおじいちゃん、おばあちゃんが増えると、そういったお声がけも喜んでいただけますから。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教地域に根差したサービスですね。
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナーそうですね。おかげさまで口コミでご紹介いただけることもありました。納品した際喜んでもらえると次回につながりますから、営業もしやすいですね。自分1人でするこういう仕事は、お客さんとのコミュニケーション、仕事の質が重要になってくるので、要は僕自身を買ってもらってると思って仕事しています。 あとはやはり自宅でできるので、家族との時間も確保できるので生活も安定しますよ。
― 家族の理解 ―
妻の理解と子供の成長
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教ご家族さまは独立やフランチャイズ加盟について賛成だったんですか?
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナー転職活動している時は年齢のこともありましたから、妻はその難しさも理解してくれていました。それに、僕も妻も実家が自営業で商売していたので、”自営”ということに関してはお互いに理解というか、前向きな考えはありました。それに妻は「自分も一緒にやりたい」と言ってくれたので。あとは子供が2人いるんですが、特に反対はありませんでした。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教家族の協力なしでは難しいと聞きますから。
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナーそれは事業説明会の時にも担当の方が仰ってましたね。やはり規模が小さいとは言え、経営していく会社になるわけですから。家族の理解と協力がないと事業の継続は難しいですよね。僕の場合は自宅で開業できたので、子供が帰ってきても僕がいたり、食事を一緒に取れたり、家族との時間が取れるようになりました。やはり誰か家にいると子供も安心しますからね。成長していく姿を見れる機会は多く持っておきたいですよね。
― 今後の展望 ―
目標としてきた3年間が過ぎました
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教今後の目標はお持ちですか?
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナー開業した時、とりあえず3年は何が何でも頑張る。という思いで始めたんですよ。ちょうど今年が3年目になるのですが、本当におかげさまで今のところは売上も伸びていてうまくいってます。次の目標としては売り上げの波がなく安定して今の売り上げを確保しながら新規のお客さんも獲得していきたいですね。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教本部も新しいデザインの襖等開発されてますもんね。さらに提案の幅が広がるんじゃないでしょうか
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナーアニメのデザインとか、ペットの写真を襖にする技術は面白いですよね。そういう発想というか商品開発、それにさらに反響が上がるようなチラシ作りとかは本部がやってくれるので、その分僕らは営業活動に集中できますし、さらに技術を向上させる努力に時間が使えます。自分がさらに売れるようになるための時間が使えるということですね。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)運営部
大村 豊教ずばり森重オーナーはこのフランチャイズに加盟してどう感じておられますか?
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金沢屋 和邇店
森重 幸晴オーナーこの仕事に向いているかは自分ではわかりませんが、自分ができる事だと思います。人と話すことも好きですし、モノ作りの仕事も好きですから。それに金沢屋では決まった価格以外のところは自分で価格も設定できるので、自分の価値が高まれば更に売上を伸ばすことも可能となってきます。まだ3年目、せっかくフランチャイズという選択をしたので、本部の支援と金沢屋の魅力の部分を活用して地域の皆様に喜ばれるサービス提供を続けていきますよ!
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自宅から望む琵琶湖