これからは副業の時代!?クラウドソーシングは副業におすすめ?

フランチャイズWEBリポート編集部 |2021年07月29日 公開 (2021年08月06日 最終更新)
クラウドソーシングで副業

2021年3月にフランチャイズWEBリポートが行なったアンケートでは、4,057名のうち59.6%の2,417名が副業に興味があると回答しました。2,417名のうち既に副業を始めている人の割合は約28%、検討段階ではあるが始める予定と回答した人が約31%程度と回答し、 今後は副業を行なうことが一般的になる可能性が高くなっています。

そんな中、自宅にいながら仕事ができる方法として注目を集めているのがクラウドソーシングです。これから副業を考えている方に向けて、今回はクラウドソーシングについてご紹介いたします。

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングで副業

まずはクラウドソーシングがどのようなものか、仕組みや形態についてご紹介いたします。

クラウドソーシングとはどんなもの?

クラウドソーシングは英語でcrowd(群衆)sourcing(業務委託)となります。簡単に説明すると、企業や個人が不特定多数の個人に向けてインターネットを通して仕事を依頼する方法です。

例を挙げると、日本では「ランサーズ」や「クラウドワークス」といったサービスが有名になっています。

一般的にはデザイン関連、データ入力関連、プログラミングといった仕事の募集が多いです。 利用者には空き時間を活用したい主婦や学生なども多く、非常に幅広くなっています。基本的には仕事の依頼は単発ですが、条件次第で継続して仕事の依頼があるケースもあります。

クラウドソーシングの仕組み

クラウドソーシングは仕事を発注したい人と仕事を受けたい人のマッチングサービスです。

ウェブ上のプラットフォームに依頼者と受注者の両方が登録をすることで、仕事の募集と応募が可能になります。実際に会って仕事をすることはほとんどなく、仕事の依頼から納品まで全てオンラインで完結します。

給与は時間による支払いではなく、納品された成果物によって発生します。中には高額な報酬がある仕事もありますが、報酬が高いものは専門性的な知識が必要になることがほとんどです。そのため、もし副業に活かせそうなスキルを持っている場合は、クラウドソーシングだけでも高収入を見込めることがあります。

クラウドソーシングの形態

クラウドソーシングはアウトソーシングの一種です。アウトソーシングは特定の業者や個人に仕事を依頼することで、クラウドソーシングは不特定多数の相手に仕事を依頼するという違いがあります。 なお、クラウドソーシングの業務形態は大きく分けると3種類あります。

プロジェクト型

応募者と報酬や作業内容について相談し、希望や条件に合致した応募者に依頼するタイプです。採用される人数は案件ごとに異なるため、応募する際は条件をよく確認しておきましょう。

コンペ型

依頼を公開し、内容に沿ったアイディアを募集するタイプです。選ばれなければ収入になりませんので、発想力や経験が試されます。採用されると本格的に仕事の依頼が入ります。

マイクロタスク型

クラウドソーシングの中で最も募集されていることが多く、副業初心者でも受注しやすいタイプです。 創作的な要素は少なく、データ入力など未経験者でも可能な仕事が多くなっています。

クラウドソーシングのメリット

クラウドソーシングで副業

クラウドソーシングはインターネット環境があれば、誰でもすぐに仕事を始めることができます。

自由な働き方ができる

クラウドソーシングのもっとも大きなメリットともいえるのが、自由な働き方です。会社勤めなどの多くは拘束時間ありますが、クラウドソーシングには拘束時間がありません。設定された納期を守れば、プライベートや他の仕事を優先することができます。

また、苦手な仕事を避けることもできるため、非常に自由度が高くなっています。自分の強みやノウハウを活かしたい人には非常にあっている働き方かもしれませんね。

営業をする必要がない

デザイン関連などでは、仕事をもらうために売り込みが必要なこともありますよね。しかし、クラウドソーシングは既に募集されている仕事に応募するだけなので、営業を行なわなくてもしたい仕事を受けることができます。

また、直接クライアントと話す必要がないため、手間や交通費が発生しないといったメリットもあります。

クラウドソーシングのデメリット

クラウドソーシングを始めたいと考える方は多くいますが、メリットだけでなくデメリットにも目を向けておきましょう。

収入が不安定

クラウドソーシングの大きなデメリットが安定した収入を得ることが難しい点です。仕事に応募しても採用されない可能性もあるため、必ずしも収入を得られるかはわかりません。経験が豊富な人であっても、条件次第では依頼が来ないこともあります。

また、得意分野だけで生計を立てたい場合は希望する仕事の募集が少ない可能性もあります。

コミュニケーションが不足する

オンラインでのみやり取りを行うことがほとんどであるクラウドソーシングでは、チャットやメールといった文面のみでのやり取りになります。そのため、細かなすり合わせができず、クライアントとの齟齬が生まれる可能性があります。

また、悪質な業者がクライアントの場合は報酬の支払いを踏み倒そうとする、難癖を付けて報酬の価格を契約時よりも下げようとする可能性があります。どんな相手がクライアントなのか分からないこともデメリットといえるでしょう。そのため、支払いなどの保証があるクラウドソーシングサービスを探すなど工夫しましょう。

自身で確定申告を行なう必要がある

クラウドソーシングはクライアントと受注者が直接雇用形態を結ぶわけではないので、受注者は「個人事業主」という扱いになります。そのため、確定申告や税金関連の手続きなどを自分で行なわなくてはなりません。

なお、確定申告が必要になるのは「1年間で20万円以上の所得が発生した場合」です。もし20万円に達しなかった場合は必要ありません。

クラウドソーシングで副業する際に気を付けたいこと

クラウドソーシングで副業

クラウドソーシングを副業で行う際に気を付けたいポイントをまとめました。これからクラウドソーシングを始めようと考えている方は参考にしてみてください。

副業禁止の会社でクラウドソーシングをしてもバレない?

自宅で作業をするため、副業禁止の会社に勤めていてもバレないと考える人もいるかもしれませんが、残念ながら高い確率でバレてしまいます。

理由は住民税です。住民税は前年度の所得で金額が変わるため、副業を始めた次の年には住民税も増えてしまいます。会社の経理に住民税が高くなったことで必然的に収入が増えていることを知られるでしょう。

ただし、確定申告で住民税を「普通徴収(自分で納付する方法)」を選べば、住民税が会社の給料から引かれなくなるため、住民税の増加を知られなくなります。

悪質なクライアントに注意しよう

デメリットでご紹介したように、中には支払いを踏み倒そうとするなど悪質なクライアントがいることもあります。仕事を受注する前は必ず契約内容をよく確認し、クライアント側のプロフィールや評価を確認するようにしましょう。

万が一トラブルに発展した場合は、クラウドソーシングサービス提供をしている運営の相談室やサポートに連絡を入れる方が良いでしょう。特にクラウドソーシングを利用し始めたばかりの初心者は悪質なクライアントに気が付けないこともあるため、要注意です。

副業で稼ぐには働き方を工夫しよう

クラウドソーシングで副業

クラウドソーシングはライフスタイルに合わせた働き方ができるため、注目が高まっていますが、専門知識や経験がなければ、クラウドソーシングで収入を増やすことは難しいこともあるでしょう。

そこでライフスタイルに合わせて副業を始めるならフランチャイズ加盟をする方法もあります。フランチャイズは未経験で専門知識がなくても始めることができ、中にはコインランドリーのように投資型のビジネスもあります。是非、自分に合った働き方で副業を始めてくださいね!

コロナ下の副業に関する意識調査も行なっていますので、アンケート記事もチェックしてみてください。