中古車買取大手のラビットはフランチャイズ加盟できる!中古車ビジネスは今が狙い目?
コロナ禍以前から、景気の悪化などによって人気の高かった中古車。新型コロナウイルスの感染拡大後は新車の納品が遅れていることもあり、さらにニーズが高まっています。新車の供給は今後も数年間にわたって不安定な状態が続くと予測されており、中古車は車を購入する際の有力な候補になるでしょう。
じつは中古車の買取・販売店の大手ラビットはコロナ禍でも好調に店舗を展開している企業です。今回は、そんなラビットのフランチャイズについてご紹介します。
2022年の中古車の市場はどうなっている?
2022年現在、中古車市場は大きな盛り上がりをみせています。そこでまずは、最新の中古車市場状況についてご紹介します。
半導体不足による新車の流通数減少
2022年現在、新型コロナウイルスなどの影響により、半導体不足が世界規模で起こっています。そのため車を購入したいと思っても、新車の納品に大幅な遅れが発生しており、すぐに車を必要とする人が中古車を購入するようになりました。
リクルートが発行する中古車情報メディア「カーセンサー」によると、2021年の中古車市場は過去最大の4兆1,699億円規模にものぼるという報告がされました。
今後も半導体の供給が不安定であると予想されることから、まだまだ中古車の需要は高いと考えられます。
中古車の高騰
中古車需要の高まりとともに、中古車の価格も高騰傾向にあります。コロナ禍では、これまで公共交通手段をメインの移動手段に使っていた人が、感染対策として車を移動手段にする傾向があったことも、中古車需要が高まった一因となりました。
これまで車を持たなかった層が中古車を購入し始め、中古車は1年以上もの品薄状態が続いており、供給が追い付いていません。そのため、中古車の価格も高騰していますが、買い手には困らないようです。
また、海外での日本車人気は引き続き継続しており、特に東南アジアやアフリカなどへの中古車輸出が盛んなのも中古車市場が成長している理由の1つです。
ラビットとは
「クルマ~売るなら、ラビット♪」という宣伝を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。まずはラビットがどのような会社かをご紹介いたします。
ラビットの会社概要
ラビットは中古車の買取と販売事業で全国に展開しているフランチャイズです。ラビットは元々、大手の中古車オークション運営業者である株式会社ユー・エス・エスが運営していました。しかし、2008年4月に株式会社R&W(現在の株式会社リプロワールド)に運営会社が変更されたのち、さらに2014年7月にラビット事業部を分社化し、株式会社ラビット・カーネットワークを新設しました。
ラビットの運営会社は複数回変わっているものの、20年以上続いた実績と、有名タレントを起用したプロモーション活動などから、中古車買取業者のなかでも高い知名度と集客力を誇ります。 日本最大規模の中古車オークションを手掛ける東証プライム市場上場企業のUSS傘下にあり、信頼性も高い企業です。
ラビットの特徴
ラビットでは、中古車を買い取ったあと査定をしてオークションにかけます。
オークションに買い取った車を出品することで最新の市場データを把握し、相場の最高価格で買取金額を提示できるのが大きな特徴です。ラビットの親会社でもあり、日本最大級のオートオークションを運営するUSSは莫大な取引データを所有しています。それらと連携しデータを共有することで、適正な価格表示ができるため、値段が付きやすい傾向にあります。
「3つの選べる無料査定」が用意されているところもラビットの特徴です。簡単に情報を入力するだけで査定ができるインターネット査定、最寄り店舗に車を持ち込んで査定を行なう店舗査定、忙しい人や車検切れで動かせない車を査定したいときに便利な出張査定の3つの査定方法があります。
また、ラビットでは自動車関連企業として車社会や自然環境へも取り組んでいます。「特定非営利活動法人西表島エコツーリズム協会」ではラビットから提供された軽トラックを使用しており、社会問題へ取り組む意識の高さが感じられます。このほかにも、飲酒運転をなくすためのプロジェクトにも参加しています。
ラビットの店舗数
ラビットは全国に150店舗以上を展開しており、中古車買取業界のなかではかなりの規模を誇ります。じつはラビットの店舗数のうち、大半がフランチャイズです。フランチャイズ加盟店をメインに展開することで全国への出店ハードルを下げているとも考えられます。
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ラビットのフランチャイズ
続いてラビットのフランチャイズについてご紹介します。
ラビットのフランチャイズ概要
ブランド名 | ラビット・カーネットワーク |
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業種 | 中古車・自動車・自転車の買取・販売 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
開業資金 | 2,000万円(加盟金・保証金・運営費用など) |
対象 | 法人 |
契約期間 | 1年 |
ロイヤリティ | 非公開 |
ラビットの加盟は法人のみが対象になっているので個人での加盟はできません。また、中古車を取り扱うので古物商許可申請が必要です。
開業までの流れ
ラビットでは最短で2ヶ月という驚異の早さで開店することができます。具体的な開業の流れをこちらでご紹介します。
1、資料請求
まずは公式サイトから資料を請求します。
2、説明会への参加
具体的なフランチャイズについての説明があります。加盟に関する情報以外に審査や、出店するエリアについての確認があるので、疑問があれば積極的に質問しておきましょう。
3、契約
説明会で納得したら次は契約の準備に入ります。古物商の確認、出店予定の店舗候補物件の確認を行ないます。提示された加盟条件に問題がなければ加盟審査の申し込みを行ないましょう。審査が通れば無事に契約を結びます。
4、店舗での準備と研修
店舗の設計や改装を行います。店長以外にスタッフの募集も行わなくてはなりません。また、ラビットが主催する研修を受講します。
5、店舗のオープン
オープン時にはオープンレセプションなどのイベントを行います。 また、オープン後には店舗スキルの向上のため、スーパーバイザーによるアドバイスなどが受けられます。スーパーバイザーは店舗によって選任がいるので、細かな相談をすることができるでしょう。
ラビットのフランチャイズの強み
ラビットのとくに大きなメリットは、業界20年以上のノウハウが得られることです。買取実績と経験が豊富なラビットは効率的に店舗運営をバックアップできるような仕組みがあります。販売する車両の走行管理システム、車両管理システムなど独自で開発されたシステムにより、店舗経営に必要なサポートが適切に行なえます。
また、ラビットには買い取った車はすぐにオークションに出品できる確実な販路があります。そのため在庫を抱えるリスクが低く、安定した収入により初期投資の回収が早期に終わることも期待できるでしょう。
サポートには研修制度があるだけでなく、オープン後もエリアアドバイザーからの店舗経営サポートや、本部からの査定サポートなどを受けられます。これまで車や中古車業界を経験したことがなくても、安心して開業できる支援制度が充実しています。
中古車業界に参入するならフランチャイズの検討も!
ラビットは20年以上の実績があり、中古車の買取・販売における豊富なノウハウと、認知度の高いブランド力があります。これから中古車業界への参入を考えるのであればラビットのフランチャイズを検討してみるのも1つの手段です。
またウェブリポでは、中古車販売事業やレンタカー事業に関するフランチャイズを複数掲載しています!ぜひそちらご参考にしてみてください!
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