講師が少なくても経営できる自立型学習塾が増加!フランチャイズ加盟はできる?

フランチャイズWEBリポート編集部 |2023年06月05日 公開 (2023年07月28日 最終更新)
フランチャイズWEBリポートのフランチャイズに加盟されたオーナーの写真

一般的な学習塾といえば、生徒に対して講師が授業を行なうスタイルを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は近年、そんなよくある「学習塾像」が変わりつつあります。いま注目を集めている学習塾のスタイルは、生徒主体の自習形式で学習する「自立型」の学習塾。

今回は、そんな自立型学習塾のフランチャイズについて解説します。教育業界のビジネスに興味がある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

そもそも自立型学習塾とは

まずは自立型学習塾の市場性や業態について解説します。

自立型学習塾とはどのような業態?

自立型学習塾とは名前のとおり、生徒が自習し、講師が巡回しながら質問などに答えるという形式の塾です。一般的な学習塾とは違い、授業などはない場合がほとんど。講師は生徒から質問を受けるか、巡回中に悩んでいる様子の生徒がいる場合は声かけを行ないます。

自立型学習塾は、個別指導塾のように生徒につきっきりで教えることはありませんが、その分、生徒自身のペースで、とことん勉強できるのが特徴。教材は、学習塾で用意されたプリント問題などの教材を使用したり、映像学習を取り入れている塾もあります。生徒が使用する机には仕切りが設けられているなど、自習に集中できる環境を整えていることが多いです。

なお、塾によって「自学自習型学習塾」「自習型指導塾」「巡回型学習塾」と呼ばれることもありますが、基本的な意味は「自立型学習塾」とほとんど同じです。ただし、塾によってサービス内容や打ち出したい強みが異なるため、塾を選ぶ際にはそれらを細かくチェックするのが重要です。

学習塾ビジネスはコロナ禍以降も好調

コロナ禍で飲食業やサービス業の多くが市場規模が縮小しましたが、学習塾業界は右肩上がりで拡大を続けています。学習塾業界全体の売上高は、2019年の4487億円から、2022年には約2割増の5568億円に成長。とくに、2020年から2021年にかけては売上が約800億円増と大幅に跳ね上がり、コロナウイルスの影響下においても教育への需要が高まっていることが見て取れます。

学習塾ビジネスがコロナ禍でも変わらず(むしろより大きく)市場規模を伸ばせた理由としては、学校の休校による学力低下の不安と、多くの家庭で自宅学習では学力向上が困難だったことが考えられます。さらに、コロナ禍に関係なく大学受験の需要が増加していることも、重要な要素のひとつです。このように学習塾ビジネスは、外部の環境変化の影響をあまり受けることがなく、長期的な需要の獲得を期待できるビジネスといえるでしょう。

自立型学習塾を経営するメリット

通常の学習塾ではなく自立型学習塾を経営するメリットを3つご紹介します。

生徒1人ひとりに寄り添った指導ができる

自学自習型学習塾では、生徒が自分のペースで学習を進めることができるため、生徒1人ひとりの学習状況に合わせて指導を行なうことができます。そのため、生徒が苦手な部分を克服したり、得意な部分を伸ばしたりすることができます。
また、生徒とのコミュニケーションを大事にすることで、生徒の学習意欲を高めることができ、結果的に生徒や家族の満足度向上と経営の成功につながるでしょう。

限られたスペースを有効活用できる

自学自習型学習塾は、生徒が一箇所に集まって一斉に授業を受ける集団指導塾とは異なり、生徒が自分のペースで学習を進めることができる学習スタイルです。そのため、集団指導塾に比べて小スペースでも開業することができます。また、同じ空間を複数の生徒で共有するため、光熱費などランニングコストを抑えることもできるでしょう。

人件費を節約できる

生徒に合わせた学習ができる形態の塾では個別指導塾などがありますが、個別指導では1人の講師が1~2人など少人数を受け持つことになります。そのため、塾の規模を拡大させていくには、その分多くの講師を雇わねばなりません。
しかし、自立型学習塾では授業を行なわず、生徒がそれぞれ自習形式で学習を進めていくことになるため、多くの講師を必要とせず、個別指導に比べて人件費を節約することができます。

自立型学習塾を経営するならフランチャイズがおすすめ!

自学自習型学習塾はフランチャイズ以外でも開業できますが、フランチャイズに加盟すると得られるメリットがあります。

ブランド力がある

フランチャイズで展開している知名度の高い学習塾であれば、信頼性や実績といったブランド力を利用できます。たとえば受験対策などで塾を選ぶ際、過去の合格率などの実績を重視する保護者も多く、集客面でも有利に働くでしょう。

経営ノウハウが豊富

多くの学習塾を展開しているフランチャイズでは、各店舗の情報を本部で収集しているので、どのような施策が有効なのかを熟知しています。そのため、集客方法や退塾の防止策、個人情報の管理の仕方といった、本部の持つ豊富な知識やノウハウを得ることができます。

教材のサポートがある

学習塾では生徒が使う教材選びも大切です。生徒に合わない教材を使うと思うように学習がはかどらないだけでなく、成績も伸び悩んでしまいかねません。成績が思うように上がらないと生徒のモチベーションが下がってしまい、退塾を招くこともあるでしょう。
フランチャイズでは生徒に合わせた効果的な教材、アプリやタブレットを利用した学習システムなどを提供してもらえるので、効果的な経営ができます。

フランチャイズで開業する自立型学習塾業態

じっさいにフランチャイズ加盟ができる学習塾をこちらでご紹介します。

難関私大専門塾マナビズム

映像授業と自習コンサルタントによる学習支援で難関私大合格を目指す自学自習型学習塾です。登録者数8万人以上の公式YouTube&LINEで、高校生に対して直接PRできる集客力が強み。月謝は6万円と高額でありながら継続率98%を誇り、安定した経営ができます。
難関私大専門塾マナビズムのフランチャイズ情報はコチラ>>

FLAGSHIP

自学自習をメインとしながら、専属トレーナーがつくパーソナルジム型塾です。開校前後には7日間におよぶSVの常駐サポートがあり、教室運営から生徒獲得までを徹底サポート。開校可能エリアに空きがある今なら、オーナーが希望する地域で、独占的な複数開校の権利を得られます。
FLAGSHIPのフランチャイズ情報はコチラ>>

Assist(アシスト)

ネット配信型映像授業配信システムを活用することで、主要5教科がいつでも、どこでも学ぶことができるWEB学習塾です。人件費など運転コストも低く、自由度が高い経営が魅力です。フランチャイズよりもビジネスパートナーに近い契約といえます。
Assist(アシスト)のフランチャイズ情報はコチラ>>

松陰塾

創業40年以上の実績を持つ学習塾です。ロイヤリティが不要で、オリジナルの自立学習教材を導入することで講師がいなくても開業することができます。さまざまなメディアで紹介されており、知名度も全国的に高い学習塾です。
松陰塾のフランチャイズ情報はコチラ>>

需要が高い学習塾は自学自習のフランチャイズに注目

学習塾にはさまざまな種類がありますが、近年は多様性が求められ、自分に合った学習ができることに重きを置いています。通常の授業を行なう学習塾では対応が難しい生徒でも、自学自習型では取り組みやすく、ニーズも増えており、学習塾経営を考えるのであれば自立型学習塾が参考になるのではないでしょうか。気になる方は、1度資料を取り寄せてみてください。

また、フランチャイズWEBリポートでは、自立型学習塾をはじめ、さまざまな学習塾のフランチャイズを扱っております。学習塾の経営を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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