「子供を引きずり保育園へ…」IBJで時間と心の余裕を手に入れた加盟オーナー体験談

宮原 史知 |2025年06月30日 公開
IBJのフランチャイズに加盟されたオーナーの写真

「子供を自分のペースで無理やり急かして、保育園へ引きずるように連れて行くことに、強い違和感があったんです」

そう語るのは、結婚相談所ビジネス「IBJ」に加盟し、開業からわずか11ヶ月で事業黒字を達成した森あゆみオーナー。今では「毎月子供と旅行に行く」という、かつては想像もできなかった理想のライフスタイルを手に入れています。

元ホテル支配人がIBJを選んだ理由

ホテルの支配人という華やかなキャリアを歩みながら、多忙な日々を送っていた森オーナー。彼女は出産を機に会社員という働き方に終止符を打ち、IBJの結婚相談所ビジネスでの独立という大きな決断をしました。

なぜ安定したキャリアを手放し「独立」という道を選んだのか。そして数あるビジネスのなかからIBJを選んだ理由はなにか。その成功の裏にあった奮闘と、森オーナーの人生を豊かに変えたIBJの魅力について、詳しく伺いました。

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IBJの宮原 史知

nikoブライダル オーナー
森 あゆみ

大阪市を拠点に、少人数制の婚活支援を行なうIBJ加盟店「nikoブライダル」代表。自身も35歳というタイミングで婚活を開始した経験を活かし、とくに30代・40代の利用者の成婚に強みを持つ。優秀な加盟店を決めるIBJアワードに、2021年の開業から4年連続で選ばれている。

――ホテル支配人からIBJに加盟された森オーナー。退職されたきっかけはなんだったのですか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

ホテル業は現場仕事なので、時間の制約があります。独身時代は楽しかったのですが、子供が生まれてからは、自分のペースで子供を急かしてしまうことに、すごく違和感を覚えるようになったんです。

どうしても子供がいると、不定期な勤務時間で働くホテル業を続けるのは難しい。周りのスタッフに申し訳ないという気持ちが募っていました。

――なぜ転職や休職ではなく「独立」を選ばれたのでしょうか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

もともと、自分の性格的に会社員は向いていないと感じていたんです。それにバリバリ働くより自分のペースで時間をコントロールできる仕事をしたいという想いが強くあって、独立という選択をしました。

――独立に対する不安はありませんでしたか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

もちろん不安はありましたが、私はかなり事前準備をする性格なんです。事業としてしっかり稼げるのか、どれくらいで投資を回収できるのか、お金の面はかなりリサーチしました。

その点、結婚相談所「IBJ」は初期投資がそこまで大きくなかったので「もし失敗しても投資に失敗したくらいの気持ちで次にいけるかな」と思えたのは大きかったです。

――初期投資の少ないビジネスは数多くありますが、IBJを選んだ決め手はなんでしたか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

一番の軸は「子供との時間を最優先にできること」。つまり、自分で時間をコントロールできる仕事であることでした。私自身、特別な資格を持っているわけではないので、「未経験でもできる仕事」という条件で探したときに、IBJが「未経験OK」だったのが大きかったですね。

実は最後までレンタルサロンの経営と悩んだのですが、そちらは不動産投資の色が強く、私が求めていた「自分でしっかり働き収益を得る」というイメージとは少し違うなと感じIBJに決めました。

【30秒でわかる!】結婚相談所IBJとは

IBJは、株式会社IBJが運営する日本最大級の結婚相談所ネットワーク(連盟)。全国に約4,000社の加盟相談所と9万人以上の会員(2025年6月時点)を繋いでおり、その圧倒的な会員数とブランド力、充実したサポート体制に強みを持つ。初期費用が低く低リスクで始められるため、森オーナーを始めとした個人の独立開業における選択肢として、根強い人気がある。

“11ヶ月で黒字化”の裏側。森オーナーを支えたIBJの強み

――開業からわずか11ヶ月で黒字化を達成されたとのことですが、最初の1年間はどう過ごされたのでしょうか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

開業当初はホテルの時短勤務を続けながら副業としてスタートしました。仕事が終わってから、会員さまを募集するためのホームページを作る日々。最初の1年は、子供との時間も作りづらく、無理がたたって体調を崩してしまうこともありました。

――それは大変でしたね…そこまで頑張れた原動力はなんだったのでしょうか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

結婚相談所は最初の「土台作り」が本当に大切だと感じていたんです。自分なりにシミュレーションしても、成果が出るまでには1年かかると見込んでいたので、その期間を少しでも短縮したくて必死でしたね。

でもその頑張りのおかげで、開業5ヶ月目に初めてホームページからお問い合わせがきて、そこからは順調に会員さまが増えていきました。およそ10ヶ月目を超えたあたりからは、集客がかなり安定してきました。

――その結果、森オーナーは開業から4年連続で、優秀な加盟店を決める「IBJアワード」を受賞されています。
IBJの宮原 史知

森オーナー

私は天才肌ではなく努力で積み上げるタイプです。もしなんの看板も借りずに一人で始めていたら、絶対に成功できなかったと断言できます。

IBJさんは本当に研修内容とかが充実していて。なにも知らない私でも、勉強してコツコツやっていたら成長できる環境を提供してくださいました。

――学べる環境があるのは心強いですね。とくに印象に残っていることはありますか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

最初の会員さまをどうやってお迎えすればいいか分からなかったときですね。いざ結婚相談所に興味を持ってくださった方との面談が決まっても、どう話せばいいか分からない。そんなとき本部の方に相談すると、「こういう話をした方が良いよ」とアドバイスしてくださり、自分でロープレをして挑みました。最初の10名くらいまでは毎回相談をしていましたね。

そのおかげもあり、開業1年目で面談した20名全員に入会していただけたんです。本当に担当者さんのおかげだと思っています。

――IBJでは様々なサポートが用意されていますが、とくに「嬉しかった」支援内容はなんですか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

開業後に付いてくださる担当者さんの存在です。私の場合は1ヶ月に1回面談してもらっていて、「今こういう状況で次はこうしたい」と相談すると、的確なアドバイスをくださるんです。それをひたすら続けていったら、半年目くらいから入会がポンと増え始めました。

――逆に、上手くいかなかった点があれば教えてください。
IBJの宮原 史知

森オーナー

IBJの研修やマニュアルはすごくしっかりしていて、私にはドンピシャで合っていたのですが、それが裏目に出ることも…。集客には成功したのですが、2年目は思ったように成婚退会が出なかったんです。今思うと、私がマニュアルどおりにやりすぎて、多分会員さまにうっとうしく思われていたんですね。その失敗があったからこそ、会員さま1人ひとりに合わせた距離感を学び、3年目からうまくいくようになりました。

――試行錯誤が成功につながったんですね。他に、日々のなかで「IBJだからこそ」と感じる強みはありますか?
IBJの宮原 史知

森オーナー

それはもう「お見合いが100%組める」と言えるくらい出会いの数が多いことです。同じタイミングで別の連盟に加盟した友人がいるのですが、会員数が圧倒的に少ないので、お1人のお見合いを組むのに相当必死なんです。それを見ていると、IBJでは私がなにをしなくても会員さまが申し込んだだけでお見合いが決まるので、そもそものプラットフォームの力が全く違うなと痛感しました。

「心が広くなった」独立して手にしたライフスタイル

――独立されてから、会社員時代と比べて生活はどのように変わりましたか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

一番変わったのは、自分の心が広くなったことです。時間に追われることがなくなり、子供に優しくできていると日々実感しています。収入面も、会社員のときより自分でコントロールできるようになり、やればやった分だけ返ってくるというのは大きなやりがいですね。

――時間に余裕が生まれると、心にも余裕が生まれますよね。ホテル業と比べ、できることも増えたのではないでしょうか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

そうですね。今では子供の授業参観にも気兼ねなく参加できます(笑)。それと、売上が安定してからは、毎月子供と旅行にも行っています。子供の視野を広げてあげたいなと思っていて。これはホテルで働いていたころは絶対にできなかったことです。

――結婚相談所を運営して感じる、一番の『やりがい』はなんでしょうか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

最近、2年間活動していた女性が成婚されたんです。その方はとても心優しいのですが、決断が苦手で、何度もチャンスを逃しては落ち込んでいました。私はアドバイスをせず、ひたすら話を聞き「次どうしたらいいと思う?」と問いかけ続けました。

そしてついに彼女が自分で決断し結婚できたとき、号泣しながら喜んでくれて…。本当に感動しましたし、この仕事はやめられないなと心から思いましたね。

――人の人生が変わる瞬間に立ち会えるのは、大きなやりがいですね。逆にこの仕事の難しさを感じるのはどんなときですか。
IBJの宮原 史知

森オーナー

婚活が低迷して、会員さまの気持ちが下がってしまい上手くサポートができていないと感じたときに、難しさを感じます。それが一番しんどいところかもしれません。しかし、そういうときもすぐ本部や他の相談所カウンセラーさんに話を聞いてもらったり相談ができる。1人で抱え込まなくていい環境があるのは、本当にありがたいです。

――最後に、かつての森オーナーのように、新しい一歩を踏み出したいと考えている読者へメッセージをお願いします。
IBJの宮原 史知

森オーナー

正直、開業して成功するには相当な覚悟と行動力が必要です。でも、一度事業が安定すれば、この仕事は長く続けられると実感しています。なにより、子供との時間が増え、本当に仲良くなれる。自分が安定しているから、子供も良い形で成長してくれる。

もし今「毎朝子供を引きずりながら保育園に連れて行っている」ような日々に悩んでいる方がいれば、自分で時間をコントロールできる働き方もあるということを、ぜひ知ってほしいです。

――素敵なお言葉ですね。本日はありがとうございました。

森オーナーは明るく気さくで、取材をしていてももっと話を聞きたくなるようなお人柄でした。

IBJに加盟されてからも、たゆまぬ努力を続け、結果的にIBJアワードの4年連続受賞など数々の実績を打ち立てられています。その言葉の端々からは、ご自身の努力に裏付けられた自信と経験からくる優しさが感じられました。

決して簡単な道ではない。しかし正しい努力の道筋を示し、それを支える環境がIBJにはある。今回の取材は、自由な人生を勝ち取りたい方にとって、IBJがいかに有力な選択肢であるかよくわかる時間となりました。

IBJの宮原 史知

フランチャイズメディア 編集者兼ライター
宮原 史知

大阪府堺市出身の編集者・ライター。これまで100以上のフランチャイズ関連コンテンツの制作に携わる。Webプログラミングや動画編集・SEO分析をはじめとした、幅広い業務経験を活かした記事制作が強み。既知のテーマに対して新しい視点を提供し、読み手が「ワクワクする」ようなコンテンツ作りを信条としている。