いま大流行!麻辣湯をフランチャイズで開業するには?注目の理由と話題のチェーンブランドを紹介

フランチャイズWEBリポート編集部 |2026年04月24日 公開 (2026年04月27日 最終更新)
フランチャイズWEBリポートのフランチャイズに加盟されたオーナーの写真

麻辣湯が流行っているのは知っているけれど、ビジネスとして実際どうなのか気になっている方も多いはず。

麻辣湯のお店がどんな業態なのか、フランチャイズで開業できるのかなどをまとめました。「次に来る外食テーマは何か」を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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麻辣湯(マーラータン)とは? 人気の理由

麻辣湯(マーラータン)は「春雨や野菜を入れて作る、辛い薬膳スープ」といった料理です。主役は麺だけではなく、スープと具材。中国発祥のスープ料理で、野菜をたくさん入れられて、自分好みに具材を選べることから日本でも人気が出始めました。

自分で具材を選べる楽しさ、野菜やきのこをしっかり取れること、春雨や麺を好みに合わせて選べることから、若年層を中心に支持を広げています。

麻辣湯は、見た目は麺料理に近いものの、実際の主役はスープと具材の組み合わせです。

青菜、きのこ、豆腐、湯葉、肉団子、海鮮、春雨、中華麺などを自分で選び、その場で一杯に仕上げるスタイルは、ラーメンとも火鍋とも違う体験価値があります。

「2025年流行グルメ調査結果」でも2位に

「2025年流行グルメ調査結果」でも、「今年流行ったと思うグルメ」で2位に選ばれました。 日本では七宝麻辣湯や中国発の大型チェーンなどが認知を広げ、麻辣湯そのものがジャンルとして定着し始めています。単店舗の話題メニューではなく、専門店として成立する市場に育ってきたことが、開業テーマとして注目される背景です。

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なぜ今、店舗型の開業テーマとして注目されるのか

麻辣湯屋は、客が具材を選び、春雨や麺、辛さ、スープを指定して一杯を仕上げてもらう、カスタム型のスープ専門店です。

ラーメンのように完成品を注文する業態ではなく、選ぶ工程そのものが商品価値になるのが特徴です。日本では「薬膳」「野菜が取れる」「ヘルシー」といった見せ方とも相性がよく、若年層を中心に支持を広げてきました。

麻辣湯屋の魅力は「体験型」そして「ヘルシー」

開業テーマとして見たときの強みは、まず「体験型」であることです。麻辣湯は、客が具材を選ぶ工程そのものが商品価値になります。注文前から参加感があり、同じブランドでも毎回違う一杯を楽しめるため、飽きにくくリピートにつながりやすいのが特徴です。

次に、「ヘルシー感」と「食事性」の両立があります。ラーメンよりも野菜を多く取れる印象が強く、薬膳や発汗といった要素も加わるため、罪悪感の少ない外食として受け入れられやすい。しかも、スープ料理でありながらランチでもディナーでも使われやすく、客層を広く取りやすい業態です。

さらに、店舗運営の観点でも利点があります。麻辣湯は客席中心の専門店でありながら、厨房区画を比較的コンパクトに設計しやすく、オペレーションも標準化しやすい。人手不足の時代に、職人依存を下げやすいことは、フランチャイズ向きの条件として大きいといえます。

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麻辣湯はフランチャイズ開業できる?注目のブランドを紹介

麻辣湯を開業したい方にとって注目すべきフランチャイズブランドとして「七宝麻辣湯」と「麻辣日和」を紹介します。

「七宝麻辣湯」は、日本に麻辣湯ブームを巻き起こしたブランドです。実は歴史は古く、2007年に創業し、2025年11月時点で全国48店舗まで拡大。薬膳素材を使ったスープと、日常使いしやすい食べやすさを打ち出しています。国内で麻辣湯を分かりやすく定着させた代表的なブランドです。しかし、七宝麻辣湯は現在、新規でのフランチャイズの募集を停止しています。

かわって、麻辣湯のフランチャイズ開業で注目を集めつつあるのが「麻辣日和です。運営元は「らあめん花月嵐」を展開するグロービート・ジャパン株式会社で、麻辣湯を国内向けのフランチャイズブランドとして立ち上げています。

麻辣日和の特徴

麻辣日和の特徴は、フランチャイズ向けに整理された商品設計と運営設計です。

スープは薬膳、トムヤム、担々、サンラータンの4種類、辛さは5段階、麺は春雨、中華麺、こんにゃく麺、うどん麺の4種類を用意。量り売りをベースに「自分だけの一杯」を作れる設計で、客単価と満足度の両立を狙っています。

店舗面では、出店に必要な広さを10坪から25坪程度とし、小規模物件でも展開しやすい設計を打ち出しています。一般的な飲食店より小さめの箱でも成立しやすい点は、駅近や商業施設内など、物件の選択肢を広げる材料になります。

スープを店舗で一から炊くのではなく、パック方式で品質を安定させている点も大きな特徴です。味のブレを抑えやすく、仕込みの手間や水道光熱費も抑えやすい。加えて、セルフサービス要素を取り入れることで、ピーク時でも少人数で回しやすい体制をつくっています。

麻辣湯のフランチャイズ「麻辣日和」の加盟プラン・初期費用

開業資金は1,000万円で、内訳は加盟金330万円・保証金100万円・研修費44万円・宣伝広告費55万円・審査依頼料20万円(すべて税込)となっています。

ロイヤリティは売上の3.5%と低水準に設定されており、契約期間は5年です。個人・法人いずれも加盟可能なフランチャイズ契約です。

初期投資を抑えるため、居抜き物件の活用や既存飲食店からの業態変更プランも用意されています。

麻辣日和の本部サポート

FC本部のグロービート・ジャパン株式会社は、らあめん花月嵐を展開している会社です。

これまでの実績をいかし、加盟前の説明会や既存店見学会、資金シミュレーション、開業前の融資資料作成支援、約2週間の研修、開業後のスーパーバイザーによる運営支援などが用意されています。

飲食未経験でも参入しやすいよう、店づくりよりも「仕組み」で回す方向が明確です。

実績面では、2025年に事業をスタートし、取材時点で3店舗、次の出店も複数決まっているとされています。まだ大規模チェーンではありませんが、逆に言えば、拡大初期のブランドとして情報を追いやすく、今後の展開余地を見極めやすい段階にあります。

「流行に乗ったブランド」だけではなく、ラーメン業態で培ったスケールメリットやSV体制を麻辣湯にも横展開している点に強みがあります。

麻辣日和のフランチャイズ情報まとめ

運営会社 グロービート・ジャパン株式会社(らあめん花月嵐を展開)
ブランド 麻辣日和
店舗規模の目安 10〜25坪程度
商品設計 4種のスープ、辛さ5段階、4種の麺、量り売り方式
加盟にかかる初期費用 開業資金1,000万円(加盟金330万円、保証金100万円、研修費44万円、宣伝広告費55万円、審査依頼料20万円を含む。店舗取得費・内外装工事費は別途)
ロイヤリティ 売上の3.5%
想定収益モデル 月間売上700万円、月間オーナー収入105万円
契約期間 5年
研修・支援 約2週間の研修、融資資料作成支援、開業時支援、SVによる運営サポート
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麻辣湯は儲かるのか?3つのポイント

麻辣湯のフランチャイズで利益を出すポイントは、大きく3つあります。

1.量り売りや追加具材によって客単価を作りやすい

基本価格を低めに見せながら、顧客が自分で具材を増やしていくため、納得感のある単価形成がしやすい業態です。

2.仕込みや調理を標準化できれば、人件費のコントロールがしやすい

麻辣日和のようにスープをパック化し、調理工程を単純化しているブランドでは、店長クラスの職人に依存しすぎずに運営しやすい。これは多店舗化を狙ううえでも重要です。

3.商圏との相性

麻辣湯は女性客が強い一方で、立地によっては男性比率も3〜4割を占めるとされます。駅近、オフィス街、商業施設、住宅地近接など、日常導線に乗る立地であれば、ランチと夕食の両方を取りにいきやすい業態です。

一方で、弱点もあります。具材の点数が多いぶん、在庫管理や廃棄ロスの精度がそのまま粗利に響きます。人気具材に偏りが出やすく、補充オペレーションが乱れると店頭体験も落ちる。客単価を作りやすい半面、原価管理とオペレーションの精度が利益の分かれ目になります。

開業前に確認したいこと

麻辣湯をフランチャイズで開業するなら、最初に見るべきは「流行っているか」だけではなく、「商売を再現できるか」です。具体的には、10〜25坪前後で客席と具材導線を無理なく設計できるか、ピーク時の滞留を処理できるか、商圏に健康志向やカスタム需要があるか、原価とロスを日々管理できるかを確認する必要があります。

契約面では、加盟金やロイヤリティだけでなく、物件取得費、内外装の自由度、居抜き活用の可否、研修内容、スーパーバイジングの頻度、商圏保護の考え方までチェックしたいところです。

公開情報だけで判断せず、詳しい資料を取り寄せたり、説明会や既存店見学で「このブランドの運営を自分の現場で再現できるか」を見極めることが重要です。

麻辣湯屋は、飲食店のフランチャイズとして見ると、少人数運営、小型物件対応、客単価の作りやすさといった条件がそろった、話題性だけではない業界といえるでしょう。

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