米大手ファストフード「タコベル」、日本再上陸!1号店は渋谷の路地裏

フランチャイズWEBリポート編集部 |2015年04月02日 公開 (2021年11月18日 最終更新)
米大手ファストフード「タコベル」、日本再上陸

日本に再上陸というニュースが、年始から騒がれていた有名ファストフードチェーンのタコベル。「牛角」や「とり鉄」など飲食チェーンを展開するアスラポート・ダイニングが、タコベルの現地本部であるTaco Bell Corp.とフランチャイズ契約を結んで日本に展開することになったのですが、注目の一号店が渋谷道玄坂に決定しました。

そもそもタコベルってなんだ!?

タコベルは、渋谷の路地裏にオープンするようです。 内装イメージとしては2階建てとなっておりコンセントもあるのでスマートフォンの充電もバッチリできそうです。オープン初日は今月21日、火曜日なので平日ですが、有名ファストフードの上陸なので、行列になること間違いなしと見込まれています。

タコベルを知らない方へ。 タコベルというのは、全米中心に世界で6000店舗以上展開するメキシカンファストフードチェーンです。メキシカンというからには、タコスやブリトー!ということで、日本に今あるファストフードチェーンとは一線を画す存在になります。また、モスバーガーなどと同じアフターオーダー制をとっていて肉などの具材をカスタマイズも可能だそうです。

日本限定のオリジナルメニューもあるようで、「シュリンプ・アンド・アボカド・ブリトー」や「タコライス」などのメニューがあるのだとか。タコベルといえば、タコスやブリトーなどメキシコ料理をファストフードとして提供していますが、20年前に上陸した時よりも、ファストフード文化が日本で根付いているとの判断なのかもしれません。

気になるのはローカライズにこだわったメニューがどれだけ長く受け入れられるか、ですね。

日本本部、アスラポート・ダイニングは外食フランチャイズの有名企業

フランチャイズに興味がある方なら気になるのが、どんな本部かですよね。アスラポート・ダイニングというグループがタコベルの日本本部(マスターフランチャイザー)ですが、ここは焼肉チェーンでおなじみ、牛角のエリアフランチャイザーを子会社が運営しています。

外食フランチャイズの情報を収集している方であれば、よく見る会社名だと思いますが、ここはプライム・リンク、とり鉄、フードスタンドインターナショナルという子会社を持っていて、いずれも飲食ブランドを展開しているのです。

引用:株式会社アスラポート・ダイニング 「個人投資家の皆様へ」より
引用:株式会社アスラポート・ダイニング 「個人投資家の皆様へ」より

この図を見ていただいたらわかるように、3つの子会社を持っている外食大手ですが、それぞれの運営店舗の大半がフランチャイズ店舗なのだとか。

外食フランチャイズを語る上ではかかせない企業が見初め、展開する大手ファストフードブランドということで、タコベルは注目の存在であるともいえます。が、まず最初は直営店を万全にしてからのフランチャイズ募集、という可能性もあるかもしれません。 今後の展開に注目ですね。

米大手ファストフード「タコベル」、日本再上陸

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