マクドナルドも恐れる!?米国NY発、「シェイクシャック」1号店オープン。編集部が店舗直撃!
アメリカNY発ハンバーガーチェーン、SHAKE SHACK(シェイクシャック)が、2015年11月13日いよいよ日本1号店を開店しました。行列に並んで購入したハンバーガーをレポートしてみたいと思います。
今年注目されていたNY発のシェイクシャック。オープンはどこ?いつ?
今年2月に当サイト、フランチャイズWEBリポートは「2015年と2016年のハンバーガー業界が大きく変わる」というニュースを取り上げていました。その中でも編集部が注目していた、アメリカNY発ハンバーガーチェーン、SHAKE SHACK(シェイクシャック)が、2015年11月13日いよいよ日本1号店を開店したとのことで、初日は大行列だったようです。気になる1号店の場所は明治神宮苑内(店舗名は、外苑いちょう並木店)、東京都心の北青山。店舗面積は約410平方メートルだ。
アメリカに本部があるので、日本に上陸したとなると日本の現地法人も関わっているということになります。その法人とは、サザビーリーグという衣料品や飲食事業の運営企業ですが、同社はスターバックスを日本に広めた実績もあり、今回のシェイクシャックを日本展開するということが報じられた時も、「あのサザビーリーグが・・」と注目されたのではないでしょうか。
マクドナルドも恐れをなす?シェイクシャックのハンバーガーは素材重視の大人向け
今アメリカでは、健康志向の高まりから、野菜を中心としたヘルシー食がトレンドとされているようです。例えば日本では馴染み深い「弁当」。実はアメリカでは和食の浸透や健康食の高まりで弁当文化が広がっているようです。また、コカ・コーラに代表される炭酸飲料が9年連続で減っているなどの現地事情もあるのだとか。
アメリカ現地のマクドナルドは、7-9月期の決算によると既存店売上高が2年ぶりの伸びを示したとされているものの業績は低迷していた状況でいろいろと改善策を打ち出していたようです。ただ、マクドナルドといえばジャンクフード、というイメージを一朝一夕で拭い去ることはやはり難しいのが実情でしょう。
一方、シェイクシャックのハンバーガーの特徴はというと、アンガスビーフというホルモン剤を使用しないパティ。これにプラスしてチーズとレタス、トマトがバランスよくはさまった看板商品のシェイクシャックバーガーだけでなく、ベジタリアンの方でも食べられる肉類を使わないシュルームバーガーなども用意されているのだとか。 またアルコール類の販売もされているようで、ビールとワインの提供も。これはシェイクシャックオリジナルです。
客単価は1200円~1300円ほどだそうで、既存のファストフード店と高級バーガー店との中間と見られています。 そのため、マクドナルドに比べると価格帯も高く、アルコールの販売もあり、社会人の顧客層が高いことが見込まれ、大人向けのハンバーガー店という立ち位置になることが予想されます。
ウェブリポ編集部も待つこと1時間半。話題のバーガーを食しました
ウェブリポ編集部も1号店に足を運び、実際に話題のハンバーガーを食してみることに。並ぶこと1時間半・・やっとハンバーガーにありつくことができました!
こちらのパテ・・一見揚げたミートに見えると思いますが、実は椎茸のかたまりなのです!「シャックスタック」というメニューなのですが、1,230円。ほかにもシャックバーガー、チーズバーガー、ベジタリアン向けのマッシュルームバーガーがありましたが、一番リーズナブルなバーガーで680円ほど。マクドナルドやモスバーガーなどと比べると、価格帯は上の印象です。グルメバーガーだけど手の届く価格・・というのがポイントでしょうか。
そしてポテト。こちらはチーズのせのできるメニューもありましたが、シンプルに塩味でいただきました。ギザギザカットでカリカリの触感なのが特徴です。
また、アルコール類の販売もされているようで、ビールとワインの提供も。これはシェイクシャックオリジナルです。「シャックマイスター」というメニューがあったのでこちらもいただきました。赤みを帯びていて、クラフトビールのようにフルーティな味わいでした。このようにアルコールも楽しめて、まさに大人向けのハンバーガーショップといった趣でしたね。
シェイクシャック、日本での展開スケジュールは?
現在、世界9カ国で73店舗を展開するシェイクシャック。東京オリンピック開催の2020年までに日本国内で10店舗オープンを目標としているようです。サザビーリーグが以前展開に携わったスターバックスが直営店で展開されているのを考慮すると、こちらもまたそうではないでしょうか。
同じくアメリカ発のハンバーガーチェーン「カールス・ジュニア」も日本上陸を予定する今冬。ハンバーガー業界に目が離せません!