いくらや 先輩オーナーの声(杉本オーナー)

異業種から買取店へ。初期費用430万円で選んだ「いくらや」開業実録

いくらや 石橋阪大前駅前店 杉本 オーナー

2023年7月、大阪府で「いくらや石橋阪大前駅前店」を開業した杉本店長。異業種での事業経営を続けながら、なぜ買取店への参入を決めたのか。初期費用約430万円でのスタート、想像と違った集客の壁、そして研修を活かした接客の手応えまで、未経験オーナーのリアルな声をお届けします。

独立の動機:知人の成功と既存資格の活用

私は現在、大阪府で「いくらや石橋阪大前駅前店」を運営しています。もともと買取業とは全く関係のない別事業を経営していましたが、現状に満足せず「60歳まではとにかく挑戦していこう」という考えを持っていました。2023年7月に開業し、新たな事業の柱として店舗を構えています。

きっかけは、知人が買取店を増店するという話を聞き、「そんなに儲かるのか」と率直に興味を持ったことでした。当時、中古車販売業への参入を検討していましたが、すでに古物商許可を持っていたこともあり、自分も買取ビジネスの話を聞いてみることにしたのです。

比較検討と決め手:スピード対応と初期費用の安さ

検討時は複数の買取店へ資料請求を行いましたが、「いくらや」は連絡が一番早く、トントン拍子で話が進みました。
最終的な決め手は、加盟金0円を含む初期費用の安さです。開業資金は約430万円(研修費110万円、内装・設備費約100万円、物件取得費約220万円)で済み、低コストで始められる点が大きな安心材料でした。
ネームバリューよりも、やり方次第で実績は出せるビジネスだと判断しました。

開業の不安:飲食業で失敗した知人の姿

全く知らない業界への参入には、やはり不安がありました。以前、知人が飲食業を開業し、わずか1年でお店を閉めてしまったのを見ていたため、店舗を持つ「待ちのビジネス」のリスクを感じていたからです。
また、既存事業のランニングコストや従業員への影響が出ないかどうかも、慎重に検討したポイントでした。

現場のギャップ:簡単な買取などない

開業前は「もっと簡単に買取できる」と思っていましたが、実際はお客様にとって思い入れのある品物が多く、そう単純ではありませんでした。スーパーのように毎日必ずお客様が来店するわけではないため、「1人のお客様が何十回も来るわけではない」という現実を突きつけられました。

現場での工夫:研修の学びとPDCA

接客では、開業前の研修で繰り返し言われた「話を引き出す」という教えを常に意識しています。お客様が何を考えているのか、他に売りたい物はないか、会話を通じて探ることで、結果的に粗利や成約に繋がっています。
集客面では、Googleビジネスプロフィールの更新やティッシュ配りなど、従業員と共に施策を考え、PDCAを回し続けています。

やりがい:お客様と従業員の満足

苦労もありますが、お客様と品物の思い出話や業界の情報などで盛り上がり、気持ちよく売却していただけた時は大きなやりがいを感じます。自分自身の利益だけでなく、従業員にも喜んでもらえる店舗運営ができていることが、現在のモチベーションです。