アメリカ
(アメリカ)

コンビニエンスストアファストフードをはじめ日本のフランチャイズビジネスの多くがアメリカで生まれ、日本にやってきました。フランチャイズ第一号店が開店したのを日本のフランチャイズ開始年とするなら、わが国のフランチャイズの歴史は凡そ30年ということになります。それに対してアメリカは約100年。一世紀以上の歴史を持っています。最初は物販から始まりました。ミシン、自動車、コカコーラとその当時アメリカで生まれた工業製品を広く全米あるいは全世界に販売するために編み出された手法でした。

そしてその後は皆さんがご存じの有名チェーンが続々と誕生してきました。「マクドナルド」「セブン-イレブン」「ドミノピザ」「センチュリー21」「ホリデーイン」「スナップオン」等は日本にも上陸し店舗数を伸ばしています。

一方で日本に上陸はしたものの、生活習慣の違いや開発者の見込み違いから市場を伸ばすことができず撤退の憂き目をみたチェーンもかなりの数に上ります。しかしながら、現在もアメリカがフランチャイズ先進国であることには変わりなく、3千とも5千とも言われるチェーンが存在しています。
またチェーン総数もさることながらアメリカ生まれのFCにはグローバル性があることが先進国と呼ばれるゆえんでしょう。

わが国で生まれたFCもわずかではありますが海外進出を果たしているところもあります。
しかしながらアメリカのそれとは比べようもありません。アメリカンスタンダードと呼ばれるものがフランチャイズの世界でも有利に働いています。
現在、アメリカの市場規模は日本の国家予算に匹敵するほどに巨大化しています。

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