坪効率
（ツボコウリツ）

坪効率は以下の式により表されます。

『売上高÷店舗面積』

同業種では店舗面積に殆ど違いはないので、チェーンによる売上高の違いが坪効率に大きく影響を及ぼすことになります。 そして、売上高は立地条件や営業時間、そしてブランド力とオーナーの努力に影響されます。

交通量の多い主要道路沿いの隣接したコンビニ街で坪効率の差は、各店舗とも立地条件と営業時間に違いがないため、常連客（オーナーの日々の努力により獲得できた客）と一般客（単に通りすがりであったり、そのチェーンが好きであったり、そのチェーンでしか取り扱っていない商品を求めてきたりする客）との集客力の違いから生じることになります。

しかし、加盟後先天的にブランド力は生じているためそれを嘆いても後の祭りということで、それよりもオーナーの努力によって売上げを伸ばすことは十分に可能だということに着目するべきです。

その努力の中身ですが、それはQ.S.Cの徹底です。 「そんなことうちもやってるよ。」本当の意味で100%達成できている店舗のなんと少ないことか。 店の掃除は隅々まで、バイトの接客はきちんとできてるか、過不足無く商品の発注はなされているか、などなど。私事ですが、近所のコンビニは店員の態度が怠慢なため、よっぽどの急用以外では使わないようにしています。