今回のインタビューは
豚骨ラーメン哲麺 武美オーナー
奥様とともにコンビニチェーンを13店舗経営。新規事業として「哲麺」へ加盟。平成22年3月31日オープン。
哲麺以外にコンビニエンスストア10店以上経営するオーナーを取材しに行ってきました!
― オーナーが語るフランチャイズとは? ―
当社代表によるオーナーインタビュー実現!
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“フランチャイズとは、社会に活力を与え、人々の生活をより豊かにしうる経営手法の一つである”この言葉を会員の皆さんはご覧ただいたことがあるでしょうか?
当社から会員の方にお送りしているメンバーズカードの裏面にも記載しており、私たちフランチャイズWEBリポートはこれをフランチャイズの定義として日々情報発信を行っています。特に当社代表の木脇のフランチャイズに対する想いは熱く、今回はじめて、フランチャイズオーナーとの対談が実現。
大手フランチャイズチェーンの道とん掘様にご協力いただき、2回に分けてお送りする予定です。まず第1回目は『哲麺』大垣上面店オーナーへのインタビューです。
― 新規事業をはじめて ―
コンビニ経営から次のステップ。夫婦力をあわせて新規事業へ
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)編集部
木脇 和政のっけからおのろけですか。
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十六代目哲麺 大垣上面店
武美オーナーいえいえ、そういうわけではなく、僕の嫁もこのフランチャイズでの経営には大きく関係しているもんですから、そこからご説明した方が良いのかなと。
実は、僕も嫁さんも高校が同じで、その時に僕が生徒会長、嫁が副会長だったんですね。 その頃からの付き合いですから、長いんですよ。 今はこの哲麺以外にコンビニエンスストアのファミリーマートも13店舗運営しているんですが、 そっちの方は嫁がほとんど見ていてくれてまして、言わば2人で二人三脚でここまでやってきたんです。
嫁がいなかったら僕もこの哲麺のオーナーになることも難しかったと思ってるんです。 嫁はなかなかのやりてでして…。 実は、この岐阜県では最大の店舗数にまで今はなっています。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)編集部
木脇 和政そうなんですか。心温まる自己紹介ありがとうございます。では、先ずはオーナーの現在を教えてください。
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十六代目哲麺 大垣上面店
武美オーナーこのお店は平成22年3月31日オープン。総投資額は1,800万円。月商は330万円です。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)編集部
木脇 和政それらの数字は想定通りの数字ですか?
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十六代目哲麺 大垣上面店
武美オーナーはい。投資は2,000万円までと決めていたので予定通り。
月商は、今は落ち着いて330万円ですが、300が目標だったのでクリアできている状態です。 唯一想定外だったのは、開店後数日間はとんでもない行列ができたということです。(笑)
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)編集部
木脇 和政その数字にコンビニの経営は活かされてますか?
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十六代目哲麺 大垣上面店
武美オーナー直接はありませんが、大いに役立っています。ご存じのように、コンビニは色んな問題を抱えています。 特に人の問題なんですが、コンビニの本部はそういったことを解決するノウハウを持ってるんですね、 そして、その解決の過程がこちらのチェーンにもいかせたりします。
― フランチャイズという選択 ―
最初は学ぶことから始めたかったんです!
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)編集部
木脇 和政オーナーのフランチャイズ観を教えてください。
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十六代目哲麺 大垣上面店
武美オーナーいきなり直球ですね。
はい、私の場合には最初っからフランチャイズで探していたんです。 というのも、冒頭でお話しさせていただいたように、この地元の岐阜を中心にコンビニを13店舗運営してまして、 当然、コンビニはフランチャイズですから、その魅力は十分に知ってるんです。 ま、それを横に置いておいたとしても、新しい商売は、我流では無理だと思っています。 自分はノウハウも何もないのでちゃんとそれらを学んで、そして 自分のものになったらそれからはオリジナリティを出しても良いかなと。
しかし、最初は学ぶことから始めたいので、だったらフランチャイズだと。 それに、自分のイメージだけでやってしまうのは恐いなという気持ちです。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)編集部
木脇 和政では、こちらの哲麺を選ばれた理由は?
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十六代目哲麺 大垣上面店
武美オーナー最初はこちらの本部さんが運営されているお好み焼き屋さんのことしか頭になかったんです。 道とん堀というお好み焼きチェーンに加盟するつもりでいました。 私は大阪の箕面の出身でして、大阪では一般的な自分で焼いて食べるスタイルがこちらではあまりなくてですね、 それが道とん堀さんはやられているので、それをやりたいなと思ってました。
それで、加盟の問合せをしたところ、本部の方から色んな資料と共にDVDが送られて来まして、それを見てたらですね、 二本柱の一つとしてお好み焼きと並んでこの哲麺の案内も入ってました。それを見ていくと、あれ、こっちの方が 面白そうだぞとそういう気持ちにだんだんなってきたんです。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)編集部
木脇 和政徐々に哲麺の方に惹かれていったと。
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十六代目哲麺 大垣上面店
武美オーナーええ、そうです。
でもそれでも私は素人ですから、本部の方には質問ばかりをしていました。 すると、良いところも悪いところも全部教えてくれたんです。 なんで儲からんのやということでオーナーさんともケンカしてますよとか、うちだけでなく、他社も含めて検討したらと言われたので、他のチェーンも研究させてもらいました。
とにかく、この本部さんはぐいぐい押してくるわけではないといいますかね。それが僕には良かったんです。
― 加盟の決め手 ―
かゆいところに手が届く本部の対応に惚れました。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)編集部
木脇 和政お好み焼きじゃなくラーメンを選んだのは?
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十六代目哲麺 大垣上面店
武美オーナー私自身が、フランチャイズと言っても本部におんぶにだっこじゃ絶対ダメだと思ってるんです。
よく、中には加盟金払ってるから、これだけのことやってくれるんやろという人がいると思うんですけど、 あれでは僕はだめやと思ってまして。 そうすると、お好み焼きの方はどうしても投資額が大きくて、自分の手には少し余るようなところがあるんですね。だけど、この哲麺でしたら自分の目が届く範囲ですしね。 それで、お好み焼きからラーメンへと向きを変えまして、自信を付けるためにも他のラーメンチェーンさんからも資料を取り寄せ比べて見ました。
そしてフランチャイズのシステムに関してはこの本部だなと。 それから、次に肝心の味です。自分はラーメンをやるぞと決めてからは30軒以上行きましたが味では最も気に入りました。 ということで、初めはお好み焼きと思っていたのが、いつの間にかラーメンのフランチャイズに加盟ということ になっていました。
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)編集部
木脇 和政最終的な加盟の決め手は?
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十六代目哲麺 大垣上面店
武美オーナーかゆいところに手が届くというこの本部の対応に惚れてしまったんです。 それを実行されている素晴らしい担当者の方に出会ったというのが大きいです。 この方が素晴らしい方で、担当変わられてからも私のことを気に掛けてくださるようなそんな方です。
― 今後の目標 ―
社員の頑張りに報いたい。足場をしっかりと固め複数展開も視野に
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ウェブリポ(フランチャイズWEBリポート)編集部
木脇 和政加盟後5年経ちますから、もうそろそろ次の店はどうなんですか?
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十六代目哲麺 大垣上面店
武美オーナー慌ててやって、次を狙っていって味がぶれるのが一番恐いんです。 ですから、先ずはもっとちゃんとそこら辺りをきっちりしてからと思っています。 それから、これは情けないんですけど、自分で言うのも何ですが、僕はサボりが得意で、 ある程度のところに来るともうそれで良いかと思っちゃうところがあるんです。 現状に満足してしまうというか、それはよくないんですけどね。 それに、社員のことを考えたらですね、従業員は最初の2,3年は僕のために一生懸命働いてくれますので、次の年には、今度は僕が彼らに報わないといけないと思っているんです。 そうすると、あまり守りばかりでもダメで、積極的に打っていかないとだめだなとは思っています。
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編集後記:木脇和政
ぐっさんこと山口智充というタレントにどことなく似てらっしゃる。
それは、お姿だけでなく、快活でとても元気に前向きにお話しされるところ。 とにかく、話していて楽しく、ぱっと周りが明るくなるような印象のオーナーだった。
この方はいくなー、きっとかなり成功されるとみた。 フランチャイズで成功されている方の共通点は、フランチャイズの仕組みを自分なりに勉強し、最大限活かしているところ。 フランチャイズに加盟するというが、決してはそれは本部の言いなりではいけないし、ましてや隷属などではない。 実際にはフランチャイズ本部と加盟店を比べると圧倒的に本部が巨大なわけであるが、 だからといって、そこでオーナーは 本部の言いなりで良い訳がない。それは本部も望んではいない。 できる本部が望んでいるのは自助努力。 ぐっさん、いや武美オーナーは、自分の夢に向かって突き進んでいく過程でフランチャイズを勉強し、そして活かしている。
そんな彼が選んだ哲麺というブランド。きっと何かあるのだろう。