コインランドリーの革命児!敷布団を丸洗いできる「フトン巻きジロー」の魅力とは
一般的な飲食店だけでなく、ひと味変わったさまざまなサービスが展開されている近年のフランチャイズ市場。その中でもひときわ異彩を放っているのが、布団のコインランドリー「フトン巻きのジロー」です。
コインランドリーで布団を洗うとは一体どういうことなのか、その概要や革新的なビジネスモデル、フランチャイズ展開の詳細について紹介します。
沖縄発!全国展開を目指すフトン巻きのジローとは
「フトン巻きのジロー」とは、2016年に沖縄で誕生したコインランドリー店です。そして、店名にもなっている「フトン巻き」とは、布団を専用の洗濯機で洗う際にする作業のこと。形が崩れないように専用のネットと結束バンドで布団をぐるぐる巻きにすることで、布団の丸洗いを可能にし、干すよりもダニや汚れを落とす効果があり、ふっくらした仕上がりになるのだとか。
従来、敷布団を綺麗にするにはクリーニングに出すしかありませんでしたが、布団をコインランドリーで洗うという画期的な方法に着目した同店は、登場から爆発的に店舗数を拡大中。設立からたったの5年で、沖縄県内だけで36店舗、全国を含めると71店舗を展開する一大コインランドリー店へと成長しました。
しかし、同社の成長はまだ始まったばかり。今後は沖縄100店舗、さらに都市圏だけでなく全国展開を目標に、今後もその勢いを弱めるつもりはありません。
市場規模は1000億円?未開発の布団洗濯
急成長を続ける「フトン巻きジロー」は、同社の森下洋次郎代表のある気づきがビジネスの発端。衣食住の中の「住」環境について、無意識に見落とされがちな「眠り」の質をどう上げるかについて考えるうちに、眠りに最も近いところにある布団に注目したそうです。
しかし、これまでの布団のケア方法と言えば、天気の良い日に天日干しをする程度。最近になってやっと布団専用の掃除機などを使ってケアする方法にも注目が集まり出してきてはいますが、洗うという選択肢を持っている人はほとんどいなかったのが現状です。
事実、これまで正しく洗われていなかったといわれている敷フトンは約5,000万枚。これらを全て洗えば1,000億円の市場にもなるとも言われています。今まで誰も着目しておらず、多くの人がなかば諦めてしまっていた敷布団の丸洗いを現実のものとすることで、これほどの急成長を実現する画期的なビジネスを成立させたのです。
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利用者にも好評な「フトン巻きジロー」の実力
フトン巻きジローは、布団を洗うことができるという点だけでなく、一般的なコインランドリー店としての評価も高く、その評価が成長の後押しをしています
お洒落で洗練された店内スペース
一般的なコインランドリーは、どうしても暗くて寂しいイメージを持たれがち。薄暗い店内で、洗濯機や乾燥機の音が寂しく響くシーンを想像する人も多いのではないでしょうか。しかし、フトン巻きジローは店内が非常に明るく、休憩スペースなどもまるでカフェのようにお洒落な空間になっています。だからこそ、これまでコインランドリーを敬遠していた人でも気軽に利用することができ、参入して間もないながらも、しっかりとファンを獲得することができているのです。
店員常駐店の「おまかせ洗い」が人気
コインランドリー初心者にとって、店内の雰囲気はもちろんですが、設備の操作方法が難しいというのも、客足を遠ざけてしまう理由の一つ。特にフトン巻きジローの場合、自宅でもやったことがない布団の丸洗いに挑戦するわけですから、その一歩を踏み出すのにはなかなか大きな勇気がいることでしょう。
そんな時に助かるのが、スタッフ常駐店での「おまかせ洗い」。その名の通り、店舗スタッフに洗濯をお任せできるサービスのことで、初めての布団の丸洗いにも気軽に挑戦することができます。値段も、クリーニング店などを利用するより圧倒的に安価なこともうれしいポイントです。
また店員常駐店であれば、フトン巻きの方法を質問しながら、自分で布団の丸洗いに挑戦することも可能。一度やり方を教われば、店員常駐店以外の店舗でも安心して作業することができるようになるでしょう。
フランチャイズ展開を行なっているフトン巻きのジロー
フトン巻きジローの躍進の理由の一つに、積極的なフランチャイズ展開があります。
フランチャイズへの加盟金が450万円、保証金が100万円。そこにランドリー機器の代金やスタッフの研修費用、広告宣伝費などがプラスされ、投資総額はおよそ5,000万円が基本となります。
業種業態によって、なかには初期投資の額をかなり抑えられるフランチャイズも多くあるため、5,000万円という金額はかなり大きく見えるかもしれませんが、他に競合がいないビジネスモデルであることや、先ほども紹介したお洒落でスタイリッシュな店舗デザイン、先進的なマーケティング戦略など、戦いを強力にサポートしてくれる要素は数多くあります。もちろん、コインランドリーを検討する際にメリットに上がってくる節税面でもばっちりです。
投資回収までの想定モデルは15年。ある時点を境に急に売上が伸びたりするといった無理な収益モデルではなく、コインランドリーという毎月の売上が大きく変動しないことを想定して、なお毎年400万円強の利益を出すことができる計算です。
フトン巻きジローは、他の店舗では実現できない布団の丸洗いや、気軽に利用しやすい店内の明るい雰囲気など、他のコインランドリーにはない魅力が多数詰まっています。これまでコインランドリーが進出していなかった地域はもちろん、すでにコインランドリーが進出している地域であったとしても、新たな顧客、リピーターを獲得することは難しくないでしょう。
これから先、身の回りの衛生管理のために布団を丸洗いするという概念がさらに定着していけば、フトン巻きジローに寄せられるニーズはますます大きなものとなり、実現できる売上や利益もさらに拡大していくことが予想されます。新型コロナウイルスの流行など時代が変わっている最中である今こそ、フランチャイズオーナーにとって最も大きなチャンスがあると言っても過言ではないかもしれません。
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利用者としても、オーナーとしても、フトン巻きジローの今後に期待
フトン巻きジローの概要やフランチャイズ展開の内容について解説してきました。同社のこれまでの成長を見ていれば、布団の丸洗いが確かなニーズを持っており、数年後には布団の丸洗いができるコインランドリーが常識になっている可能性も、決して低いものではないと感じて頂けたのではないでしょうか。
まずは、近くにあるフトン巻きジローを一度訪れてみてください。そうすれば、なぜ新進気鋭のコインランドリーがここまで急成長を遂げることができたのか、その理由がはっきりとわかるはずです。
利用者としてはもちろん、フランチャイズへの加盟検討としても、今後のフトン巻きジローの動向に目が離せません。
布団巻ジロー以外にも、フランチャイズWEBリポートではフランチャイズで開業できる コインランドリービジネスをご紹介しています。優良商業施設と併設で出店できるブランドや、お弁当店との併設開業など、特徴あるビジネスをご紹介していますので是非一度覗いてみてください。