雑貨屋の開業資金はいくら?これを見れば憧れのお店を出店できる

フランチャイズWEBリポート編集部 |2021年12月01日 公開 (2021年12月02日 最終更新)
雑貨屋 開業資金

雑貨屋を開業したいけれど、開業資金はどれくらいかかるのだろう?と気になっている方もいるでしょう。雑貨屋は、オンラインショップや店舗開業のほか、フランチャイズで開業することも可能です。ここでは、それぞれの開業方法による資金や、必要となる設備などをまとめています。雑貨屋を開業したい方は必見です。

雑貨屋は3つのスタイルで開業可能

雑貨屋 開業スタイル

雑貨屋を開業したい場合、オンラインショップ・店舗・フランチャイズという3つのスタイルから選ぶことができます。それぞれ詳しくみていきましょう。

オンラインショップで雑貨屋を開業

オンラインショップで雑貨屋を開業する場合、副業でも開業可能です。まずは副業で開業し、軌道にのったら本業で本格的に取り組まれる場合もあります。ネットショップの場合、実店舗がなくても運営できるので、設備費用や店舗内装費用など開業資金を抑えることができます。

ネットショップを行うために、ホームページを作ったり、サイト内のカート機能、セキュリティなどのシステムを構築したりしなければいけませんが、これらは無料で使うことができるサービスも増えているので、開業までもスムーズです。有料で使うシステムでも、月額数万円程度で済み、開業資金はそれほど必要ありません。オンラインショップは、競合が多く集客が難しいため、宣伝方法は工夫する必要があるでしょう。

店舗を用意して雑貨屋を開業

店舗を用意して雑貨屋を開業する場合、まずは物件探しから行わなければいけません。物件を見つけて、内装や外装を変える、商品を並べる棚やレジなどの備品を購入するなど様々な費用がかかります。物件の取得は、特に大きな費用がかかりますので、費用を抑えたい場合は自宅を活用するというのもひとつの方法でしょう。

物件を取得する費用の目安は、150万円ほどです。雑貨屋の場合、内装や外装にこだわる方は多いと思います。お客さんが「魅力的だな」と感じる内装や外装にすることで、集客にも繋がります。この費用は、物件取得費用よりも高くなる場合もあり、300万円くらいはみておいたほうが良いでしょう。ただし、古い物件を上手にリノベーションする、知り合いに頼むなどして費用を抑えることは可能です。備品は、レジや事務用品、棚、パソコンなどがあります。これらは、どのような備品を揃えるかによりますが、最低でも100万円ほどかかるでしょう。

このように店舗を用意して雑貨屋を開業する場合は、500万ほど開業資金が必要になることが分かります。

雑貨屋のフランチャイズも

飲食店のフランチャイズと比べると少ないですが、雑貨屋でもフランチャイズを募集している企業があります。フランチャイズで開業する場合、最初から開業するよりスムーズに開業できますし、売上保証がされていることもあり、開業資金が回収できないというようなリスクも少なくなります。

ただし、店舗のコンセプトは決まっているので、自分で最初からお店を作り上げていくというような自由度はあまりないでしょう。自分のイメージする雑貨屋をOPENさせたい場合は、フランチャイズは向いていません。

小さな店舗にすれば費用を抑えて開業できる

雑貨屋 小さな店舗 開業費抑える

自分の理想の雑貨屋をOPENさせたいという場合、小規模店舗にすることで費用を抑えることができます。例えば1坪くらいの店舗にすれば、家賃も10万円以下に抑えることができ、初期費用は100万以下で店舗を用意できます。内装費も、工夫次第でおさえられる部分です。

最近は簡単にDIYできる便利なアイテムもあるので、自分で内装に挑戦してみても良いでしょう。その場合、50万円くらいで仕上げることもできます。雑貨屋では、どのような商品を置くのかということが集客と関係してきますので、仕入先はよく検討して選びましょう。初期仕入額も開業資金として見ておいてください。小規模店舗にすることで、一人で運営することができるので、利益がしっかり出るまではスタッフを雇用することは考えず、一人で経営するのがおすすめです。

雑貨屋開業でかかる資金まとめ

雑貨屋 開業にかかる費用

最後に雑貨屋を開業するために必要になる資金についてまとめておきます。

・物件取得費
・内装、外装費
・仕入れ費
・備品購入費
・広告宣伝費

これらとは別に、運転資金も十分確保しておいてください。運転資金は、家賃数ヶ月分と水道光熱費などです。開業してすぐに利益が出ることは少なく、最初は開業資金の回収になります。運転資金がしっかり確保されていることで、安心してお店を営業できるでしょう。雑貨屋を開業する際は、税務署に開業届を提出しなければいけないので、この手続きも忘れないようにしてください。

雑貨屋 開業資金

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