ひとり起業の圧倒的メリットとは？ 開業の方法を網羅してご紹介

ひとりで起業する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。メリットをまとめておきます。

ひとりで起業する場合は、仲間との関係を考えなくて済みます。仲間と起業した場合、どうしても誰がリーダーとして指揮をとっていくのか、代表者を決めなければいけないなどがありますが、ひとりの場合はそのようなことがありません。自分の考えで仕事を進めていくことができます。働く時間帯も自分で決めることができるので、プライベートな時間も確保しやすくなるでしょう。

仲間を集めて起業する場合、ある程度資金を準備しなければいけないことが多いです。しかし、ひとりで起業する場合は、資金をおさえて事業を始めることが可能です。

ひとりで起業する場合、サラリーマンとは違って定年がありません。定年がないので何歳まで働くのか自分で決めることができます。好きなことを仕事にすれば、老後も好きな仕事を続けて収入を得ることが可能です。

ひとりで起業する場合は、すべての決定権が自分にあります。仲間と起業する場合は、全員の意見をまとめなければいけないので、仕事を進めていく際も時間がかかってしまうでしょう。

ひとりで起業すれば、上司や部下、同僚など社内的な人間関係で悩むことが無くなります。メンバーに気を遣って仕事をしなければならないということもありません。

仲間と起業する場合は、法人を設立しなければいけなくなりますが、ひとり起業の場合は、個人事業主として開業することもできるため、手続きがスムーズです。

ひとりで起業することを考えた場合、まずはどのような事業を行うのか決めなければいけません。ひとりで起業できる仕事は、在宅で行えるものや、手に職で技術を提供するものなどがあります。

在宅で行える仕事の場合は、アフィリエイトやネットショップなどが人気です。これらは、副業からスタートして軌道にのったら本業にするという人が多いです。

また、クラウドソーシングによって個人が仕事を受注しやすい仕組みが整ったことから、WEBライターやホームページ作成といった仕事でひとり起業をしている人もいます。

副業からスタートさせて本業にもしていけるのがWEBライターの仕事です。オウンドメディアが増えていることから、ライターの仕事も増加傾向にあります。自分が得意とするジャンルの記事を執筆し沢山の人に読んでもらうことができるやりがいのある仕事です。経験を積むことで高単価のお仕事も受注しやすくなるでしょう。

ネットショップは、店舗を構えないので費用を抑えて起業できます。在庫を持たないで注文が入ってから販売するというドロップショッピングなら、初心者でも始めやすいでしょう。

「技術や経験がなくてひとり起業が難しそう」という場合は、フランチャイズの仕組みを活用しても良いでしょう。資料請求や説明会が行われていることが多いため、まずは資料を請求したり、説明会に参加したりしてみてください。

フランチャイズの場合は、本部のサポートを受けることができるだけでなく、ある程度知名度があるという点で、集客もスムーズに行えます。

手に職をつけたいという場合は、リペア業のフランチャイズがおすすめです。未経験からでも修理や修繕技術を身につけることができますし、需要もある程度高いとされている業界なので、安定した収入を得やすいでしょう。

ひとりで起業する場合、個人事業主として税務署に開業の届出書を提出しなければいけません。管轄の税務署で「個人事業の開業・廃業等届出書」をもらって必要事項を記入し提出するか、国税庁のホームページから書式をダウンロードして郵送提出してください。

この書類は、事業を開始してから1ヶ月以内に提出しなければならないため、忘れないようにしましょう。合わせて、青色申告を行う場合は、「青色申告承認申請書」の提出も必要となります。

こちらは、開業してから2ヶ月以内に提出が必要です。青色申告を行うことで、税金上の優遇を受けることが可能になります。

ひとりで起業することを検討する場合、まずはどのような方法で起業するのかということと、どのような事業を行うのかということを決める必要があります。しっかり情報収集を行って、ご自身のライフスタイルに合った方法を選ぶようにしてください。