じつは日本発!大手ハンバーガーチェーン「モスバーガー」人気の秘密とは?
日本には多くのハンバーガー店がありますが、そのなかで海外発祥ではなく、日本で誕生したハンバーガーチェーンとしても有名なのがモスバーガーです。多くの人が見かけ、利用したことがあるモスバーガーですが、そのこだわりや人気の秘密を知ればきっともっと食べたくなることでしょう。
今回はモスバーガーがどのようなハンバーガーチェーンなのかと併せて、人気の理由などをご紹介します。
日本発祥のハンバーガーチェーン「モスバーガー」
まずはモスバーガーについて簡単にご紹介します。
モスバーガーとは
モスバーガーは株式会社モスフードサービスが運営する日本発祥のハンバーガー店で、1号店は1972年3月12日、東京の板橋区でオープンしました。
日本で誕生したモスバーガーの特徴は、日本人に好まれやすい味が挙げられます。素材に対して非常に強いこだわりがあり、競合他社がファストフードであるのに対して、モスバーガーはハンバーガーレストランとも呼ばれているなど、ハンバーガーチェーンのなかでは一線を画しています。
なお、モスバーガーは日本だけでなく海外にも店舗を展開中。タイ、台湾、韓国、香港、中国、シンガポールなどアジア諸国を中心に、オーストラリアにも出店しています。とくに台湾でのモスバーガー人気は高いといわれています。
モスバーガーで人気のメニュー
モスバーガーで人気トップ3のメニューをご紹介します。(2022年8月時点・株式会社HANABISHI「みんなのランキング」より)
【1位】モスバーガー
モスバーガーの看板メニューでもあるモスバーガーは2020年7月、3年ぶりにミートソースがリニューアルされました。具材はパティ、玉ねぎ、ミートソース、トマトなどがメインになったシンプルなハンバーガーですが、ソースの味わいが高く評価されています。 荒く刻まれた玉ねぎの食感が楽しめるハンバーガーです。
【2位】とびきりチーズ~北海道産ゴーダチーズ使用~
濃厚なチーズの味わいが楽しめるとびきりチーズは1位のモスバーガー同様に高く評価されているハンバーガーです。 国産の豚肉と牛肉のジューシーな合い挽き肉のパティはしっかりした食べ応えがあります。濃厚なチーズは国産バターが使われており、和風の醤油ベースのソースとスライスオニオンとの相性も抜群です。
【3位】モスライスバーガー焼肉
日本だけでなく海外でも人気のライスバーガーですが、実は1987年にモスバーガーで誕生しました。おにぎりとは違い、表面のカリカリした食感が楽しめます。お米のやさしい甘さと牛バラ肉に絡んだ醤油ベースの和風ソースは相性がよく、高い満足感が得られるハンバーガーです。
利用できる注文方法
モスバーガーでは店頭以外にネットでの注文も利用できます。ネット注文の場合はテイクアウトとデリバリーを利用することができるため、外出が難しいときにも便利です。 ネット注文の利用には会員登録が不要なので、誰でも気軽に利用することができます。店頭受け取りの場合、受け取り時間を指定することもできます。
他にも待ち時間に手軽に注文できるテレフォンオーダーが利用できる店舗もあるので気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
モスバーガーが人気の理由
ここではモスバーガーが人気な理由についてこちらでご紹介します。
野菜が多い
健康志向の人が増加している現代において、ヘルシーメニューの需要は高まっています。モスバーガーではハンバーガーチェーンのなかでもとくに野菜に対するこだわりが強く、メニューにも野菜が多く使われています。 ハンバーガーに挟まれている野菜は新鮮かつ、大きくカットされており、しっかりと野菜のおいしさを感じられます。そのため、現代人の食のニーズに応えていることが人気の理由の1つです。
味付けがおいしい
モスバーガーは日本で誕生したハンバーガーチェーンなので、外国のハンバーガーに比べると味付けが日本人好みになっています。いまや和風バーガーという形で多くのハンバーガーチェーンで定番メニューになっている「テリヤキバーガー」も、日本のバーガーチェーンで初めてモスバーガーが開発した商品です。
海外のハンバーガーは濃い味付けがされているのに対して、モスバーガーは素材の味わいを感じることができるやさしい味わいです。そのため普段ハンバーガーをあまり食べない人や、小さな子供、高齢者など幅広い世代から好まれる味付けになっています。
また、モスバーガーはソースがたっぷり入っているところも魅力の1つです。ポテトを付けて食べるなど、ソースだけでも高い支持を得ています。
こだわりの食材を使用し安心感がある
安心できる食の基準として、産地が明確であること、産地の安全性に信頼が置けることなどがあります。モスバーガーは食材の仕入れ先を店頭でも表示しているため、どこで作られたものなのかをしっかり把握することができます。また、食材は国産にこだっているので海外の食品に不安があると感じている人にも安心できるのではないでしょうか。
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モスバーガーのこだわり
モスバーガーは多くのこだわりを持って作られています。
生野菜のすべてが国産
野菜に対する評価が高いモスバーガーですが、仕入れられている生野菜はすべて国産のものだけ。全国各地におよそ100の生産地があり、毎日新鮮な野菜を仕入れています。国産へのこだわりだけでなく、できるだけ農薬や化学肥料に頼らない方法で育てられた野菜を使っているのでお子さんがいる家庭でも安心です。
日本は南北に長く伸びる国なので、同じ野菜であっても産地ごとに旬の季節が異なります。そのため、時期と店舗の場所に合わせて最適な野菜が選ばれ、使用されているのです。
店頭にはレタスやトマトなどの食品ごとに生産地が明記されているため、店頭で購入したことがある方はご存じかもしれませんね。店頭だけでなく、モスバーガーの公式サイト内でも生産地、団体、生産者の氏名が掲載されています。
健康を考えたメニュー
モスバーガーでは医食同源の考えを大切にしており、肉の代替えとして大豆を使ったソイパティや、減塩の野菜ドレッシングがあります。 現代社会では生活や考えが多様化しており、ニーズも同様に多様化しています。より多くの人が自分に合った選択ができるよう、これらのメニューは誕生しました。
もちろん、味にもこだわられているので健康面への気遣いだけでなく満足感もあります。「ハンバーガーを食べたいけれど食生活に不安がある」「塩分を控えたい」と考えている方でも安心して食べることができます。
高い品質管理基準
モスバーガーの食材はそれぞれが高い基準を設けられており、品質管理を徹底されています。じっさいにモスバーガーの社員が生産地に足を運び、現地の視察を行なっています。また、どのような方法で生産されているのかをそれぞれの農家から情報提供を受けていることも信頼できる点ではないでしょうか。
配送時にも温度管理の基準を設けており、新鮮さを損なわないよう十分配慮されています。 衛生管理の基準や品質管理の基準についてもサイト内で公表されているところも、信頼性が高いといえるでしょう。
じつは「ほとんどがフランチャイズ店」のモスバーガー
多くの日本人から愛されているモスバーガーは2023年3月末日時点で日本国内外合わせて1,776店舗あります。しかし、モスバーガーの多くは直営店ではなくフランチャイズ店です。国内の1,292店舗のうち44店舗のみが直営店で、ほとんどは東京にあります。
モスバーガーのフランチャイズは開始から40年以上も経過しており、フランチャイズのノウハウが非常に豊富です。本部も十分なサポート体制が整っているため、初めて飲食店を経営するという方でも接客や調理方法などをしっかり学ぶことができます。
新たに飲食店の経営を考えている方は、日本人好みのハンバーガー店として人気が高いモスバーガーのフランチャイズを検討してみてはどうでしょうか。