【ゆる解説】FCショーの雰囲気は? ビジネス展示会に初潜入した感想まとめ
こんにちは、ウェブリポ編集部です!いきなりですが、みなさんは展示会に足を運んだことってありますか?
世の中には趣味からビジネスまで、さまざまな展示会がありますよね。もちろん、フランチャイズビジネスの業界にも展示会があります。その代表ともいえるのが、日本経済新聞社の主催する「フランチャイズ・ショー(以下、FCショー)」です。国内最大規模の展示会として高い知名度を誇るFCショー。会場内にさまざまな業種・業態のフランチャイズチェーンがひしめき合う当展示会は、密度の高い学びを得られるチャンスです!
そこで今回は、今年3月に開催された「フランチャイズ・ショー2022」を、ウェブリポ編集部が振り返りつつ、「展示会に行ったことがない」という方に向けて魅力や雰囲気をお伝えします!
30秒でわかるフランチャイズ・ショー
フランチャイズ・ショーとは、日本経済新聞社が主催するフランチャイズ業界で国内最大規模の展示会のこと。人気の飲食業をはじめ、いま市場が伸びている理美容や買取など、幅広い業種・業態のビジネスが一堂に会する展示会です。
2021年からは、東京・大阪の2会場でそれぞれ開催されるようになったほか、39回目となった2022年にはオンラインでも同時開催されました。
ウェブリポでは、過去に開催されたFCショーについても、取材記事を掲載しております。 「もっと詳しく知りたい!」といった方は、ぜひ以下の記事もご一読ください!
さて、ここからはウェブリポ編集部の3人が「FCショーにまだ行ったことがない」という方に向けてFCショーを楽しむためのポイントを項目別にご紹介していきます!
FCショーへの参加を検討されている方は必読です!
それでは早速はじめていきましょう!
FCショー攻略その①ビジネスの展示会!だけど、じつは意外とスーツじゃない人も多い
FCショーをはじめとした「ビジネスの展示会」に参加しづらい、と感じている方の多くは「ビジネス色が強そう」や「加盟を具体的に検討していない、軽い気持ちで参加していいのかな」なんて思われている方が多いんじゃないでしょうか。
かくいう僕も、「大丈夫」だよって言われてたけど、FCショーへの参加が決まってから会場に入るまで、全然緊張がとれませんでした…(苦笑)
そうなんだ(笑)
でもじっさい、会場の雰囲気ってそれほど堅苦しくなかったでしょ?
たしかにそうでした!
なんとなくのイメージでみんなスーツで来てるんじゃないか」とか「オフィスカジュアルくらいはしておくべきかな?」なんて悩んでたんですが、会場では、ビシッとスーツを着こなしている方もいたけど、Tシャツ+ジャケットスタイルや、パーカーなどカジュアルな服装の方もたくさんいましたね!
雰囲気もカッチリしすぎていないし、じつは参加しやすい展示会なんだよね。
もちろんビジネス目的の方が多く来場されるんだけど、今すぐにビジネスを考えているわけではないけど「将来に向けて情報収集」などの動機で来場する方も少なくない。
なかには、ただ単に「展示会が好き」って人もいるね。来場者の熱量は十人十色だから、具体的に加盟を検討していない人も気軽に参加できるんだ。
結論、服装はあまり気にする必要はない。
ただ、出展側のフランチャイズ本部も、来場側もビジネスパートナーを探すことが大きな目的にはなっているので、さすがにサンダルやダメージの大きなジーンズなど、相手によっては「緩すぎる」と感じられるような服装や身なりは、最低限気をつけたほうが無難ではあるかな。
なるほど。
そういえば、小さなお子さんを連れたファミリーで来場されている方もいて、ビックリしました!
単に商談ブースがズラッと並んでいるというよりは、各ブースが趣向を凝らしているからね。
例えば、飲食業のブースでは試食、サービス業のブースでは体験コーナーがあったりと、聞くだけでなく、色々と楽しむことができるね。
FCショー攻略その②手の込んだブースがズラリ!会場を歩くだけで楽しめる
机と椅子だけが並んでる展示会もあるけど、FCショーは毎年かなり気合いの入った作り込みをしたブースで出展するところも多いんだよね。
こういうのは見ている側もワクワクするというか、展示会だなって感じで楽しくなるね。
みんなが気になったブースをちょっと挙げてみようか。まずはTさんから!
私が印象に残ったのは、ものまねタレントのコロッケさんが取締役を務める「コロッケのころっ家」かな。
ブースの前にディスプレイされていた「コロッケさん」そっくりの人形が気になって気になって...
たしかに、目立っていましたね。
FCショーの初日と2日目にはコロッケさん本人が登壇して、アピールされてましたね!
すごく人が集まってたから、遠くからコソッと覗くことしかできなかったんだよね…
もっと近くで見たかったなぁ…
他のブースだと、タレントの彦摩呂さんや芸人のガリットチュウ福島さんなんかもFCショーに顔を出していたみたい。「有名人に会えるかも?」なんて楽しみ方ができるのも、FCショーの魅力だね。
じゃあ次はMくん。
僕が目を引かれたのは、ブランド物の買取・販売や質預かりができるフランチャイズを展開中の「大黒屋」さんのブース!
写真では伝えられないのが残念ですが、じっさいは本当に大きくて、インパクトがありました!
角に面したブースだからか、けっこう注目を集めていたね。
エコだったり、サステナブルだったり社会的なリユースへの関心の高まりから、コロナ禍でも、買取ビジネスなどの「リユース業」が伸びていたので、関連するフランチャイズ本部もいつもより多く出展していたね。
そうですね。買取大吉など、ほかの買取ビジネスのブースも目立っていましたね!
最後に、僕が印象に残ったブースだけど「TSUTAYA」さんのブースかな。
大きくて目立つブースがたくさんあるなかで、TSUTAYAさんのブースは、優しいオレンジの光と落ち着いた雰囲気が逆によく目についたよ。
「おとなしい見た目なのに目立つ」っておもしろいですね!周りの雰囲気も考えてブースをデザインするとは、さすがTSUTAYAさん!
それにしても、TSUTAYAさんのような誰もが知っている企業も参加されてるのってすごいですね。
もちろん、大手企業でも毎年参加されているところはあるよ。以前は大手コンビニ3社も常連だったしね。
あと、今回のTSUTAYAさんの場合は、新しくはじめる時間制のシェアラウンジ業態をお披露目していたわけだね。
こんな感じで、企業の規模を問わず、これから積極的に全国展開していくビジネスや、いま伸びているビジネスを真っ先に知れるのもFCショーに参加するメリットだね。
FCショー攻略その③会場はとにかく広い!最大限楽しむための心掛けとは
会場に入ってビックリするのは、やはり「広さ」ですよね!
私は今回がFCショー初参加だったんですけど、東京ドーム何個分!?って衝撃を受けました。
さすがに東京ドームほどの大きさではないけど...
いま東京ビッグサイトのホームページを見たら、今回会場となっていた西展示塔の西3・4ホールは11,520平方メートルだって。
だいたいサッカーコート1.5面分くらいらしい。
お!おぉ?
サッカーコートって立ったことないから、あんまりイメージできないですね...
でもメッチャ広いのは間違いないです!
もっと、この展示会の規模感がわかる言い方にしてみようか。
たとえば、今回のFCショーではおよそ170の企業や団体が参加してるんだ。
1ブースにつき5分間話を聞いたとしたら、だいたい何分になるか。Tさんわかる?
えっと、5かける170わる60で...14時間!
そう聞くと、めちゃくちゃ大規模な展示会だったってわかりますね!
1つのブースでしっかり話を聞いてまわると、2日に分けないと時間が足らないかも...
じっさい来場者の方に話を聞いてみたら「昨日も参加しました」なんて方も多くいたよ。
FCショーが「国内最大規模の展示会」と呼ばれているのも頷けるね。
限られた時間でまわりきるためにも、できれば事前に公式ホームページなどで気になるブースをチェックしておくのが良さそうだね。
そのほうが効率的に情報収集ができそうですね。
もちろん、行き当たりばったりで参加しても楽しめますよね!まったく知らなかったフランチャイズとの、運命の出会い...なんてのもアリかも。
FCショー攻略その④コロナ禍でも人の多さにビックリ!来年はもっと盛り上がる!?
東京開催に訪れたのはコロナ前の2019年以来だけど、今回の人の多さは想像を超えていてビックリしたかな。
そもそも今年は開催できるのかな、という不安もあったからね。
たしかに、まん延防止等重点措置が実施されている中での開催だったので、もっと人が少ないのかと思っていました。
主催の日本経済新聞社による発表では、3日間の延べ動員数は約17,000人と、本当にたくさんの方が来場していましたね。
ちなみに、来場者数はこの2年でかなり回復してきていて、コロナ前の半分以上にまでなってるね。
2022年7月には第2回目となる大阪開催、2023年は、東京開催が節目の40回目を迎えますよね。
今年よりも、もっと多くの方が来場されるだろうし、今から楽しみですね。
FCショー攻略その⑤フードコートや試食も復活!飲食ブースが大人気
コロナ禍で注目が集まっていた美容・フィットネスや、リユースビジネスなど見どころはたくさんありますが、やっぱり飲食ブースが集まるエリアの活気はとくにすごかったですよね!
それは私も想像以上だった!
多分、アフターコロナが見えてきたことや、テイクアウト・デリバリーの需要が伸びてきているから、それを目当てにした方が多かったのかな?
どうやら今回は、飲食を取り扱うブランドが60近くも参加したみたい。
もともと人気の高い業種というのはあるけど、なによりも今回のFCショーでは試食とフードコートが復活したのは大きいと思います。
試食のない飲食ブースって、なんだかすこし寂しそうですもんね。
会場内を歩いていると「焼肉ホルモン酒場」さんや「宇奈とと」さんが通路脇で調理をされていたりして、それを眺めるだけでもとっても楽しかったです!
やっぱり飲食業は食べてこそブランドの魅力がわかる、って部分もあるもんね。
それにしても、飲食関係のブースの賑わいは、コロナの暗い雰囲気を吹き飛ばす勢いだったね!
アフターコロナもすこしずつ見えてきたし、またどんどん飲食業が活気づいていくといいね。
来場された方に話を聞いてみると、やはり飲食業の開業を検討されている方は多かったです。
それと、外食業を営んでいる方で、テイクアウト・デリバリーを強化したいと、加盟を検討している方もいましたね。
FCショー攻略その⑥ブランドの魅力を体で味わう!注目の体験型ブースをチェック
FCショーを「見て楽しむ」「試食を食べて楽しむ」ときたら、次は「体験して楽しむ」じゃないですか?!
ブースをまわっていると、けっこう体験型とも呼べるようなブランドもあったように感じました。
たしかに、せっかくじっさいに足を運ぶ展示会だから、生でブランドの魅力が体感できるってところも、しっかりお伝えはしたいよね。
「ビークルファン」さんのブースなんかは、まさにそんな感じだよね。
ビークルファンさんって、いわゆるフランチャイズ募集ではないけど、人や環境に優しい「小型電動モビリティ」の販売代理店を募集しているブースでしたね。
このブースの前では、電動キックボードを試乗されている方もいて、なんだかすっごく楽しそうでした!
あと、やっぱりジムや健康に関するビジネスは、体験型のアトラクションを取り入れて来場者にアピールしているブースが多い印象だね。
たとえば、コロナに負けないビジネスとして「足のかかりつけサロン」を展開しているダイアナさんでは、来場者に足の施術を体験してもらっていたり。
ほかにも、セルフエステサロンを開業できる「ヴィクトリアセルフエステ」さんでも、じっさいにサロンで使用されている機材を試せたみたいだね!
すっごくいいですね!
美容や健康に関する事業って、いくら魅力を聞いてみても自分で体験してみないと検討すら難しいですもんね。
それにしても、毎日FCショーに通ったら日に日に綺麗になってダイエットもできそうだな〜!
今回は会期が3日間だったからそうもいかないだろうけど...
やっぱり話を聞くだけじゃなくて試して効果を実感できるのは、オフラインで開催されている展示会の大きなメリットの一つだよね。
ウェブリポ編集部のあとがき
ウェブリポ編集部の3人で振り返ってきたFCショー、いかがでしたか?
今年もたくさんの方々や企業・団体が集まり、3日間の会期は大盛況だったね。
フランチャイズ業界でもコロナ以降暗いニュースは少なくないけど、それらをはねのけるような熱気が会場中に漂っていたね!
FCショー東京会場初参加の2人はどうだった?
やっぱり会場の規模感には圧倒されました!1日ではまわり切れないですね。
あとは、芸能人の方が公演をされる機会もあって、遠くからコッソリ覗いたり...
それに、気になったフランチャイズが、家の近くにも出店してるみたいなので、今度行ってみようと思いました。
フランチャイズ業界に入って3ヶ月。まだまだ知らないことだらけだったのですが、FCショーを通し「足を運んだからこそ見えてくるブランドの魅力」を感じられました!
なにより僕は別企画の試食巡りが最高だったなぁ。思い出したらまたお腹空いてきた...
そうだね。
じっさいに会場へ行かなければ体感できないし、二人にとっても、リアルの展示会っていいなって思えた3日間だったんじゃないかな。
次回のFCショーは、2022年7月21日からの2日間インテックス大阪で開催予定。2023年には第40回目となる東京開催も。フランチャイズに加盟を検討している方も、まだ加盟や独立を具体的に考えていない方も参加OK。
どなたでも楽しめること間違いなしのFCショー。
少しでも興味が湧いた方は、ふらっと覗いてみてはいかがでしょうか?!
ちなみに、ウェブリポではFCショーに参加していたフランチャイズの情報をチェックできます!
「もっとフランチャイズを知りたい!」という方は、ぜひご一読ください。