人気定食屋「やよい軒」のフランチャイズとは?気になる特徴を解説

日本の伝統的な食文化である「一汁三菜」を提供する飲食「やよい軒」はご存知ですか? いつも利用している。利用したことがある。という方も多いはず。そんなやよい軒は、フランチャイズ展開を行なっており、日本のみならず海外でも高い人気を誇る定食屋を開業することができます。
「やよい軒」の本部は、あの「ほっともっと」を手掛ける株式会社プレナス。今回は、やよい軒のフランチャイズの魅力をご紹介します。
やよい軒とは

まずはやよい軒がどのような飲食店なのかについてご紹介します。
「ほっともっと」を手掛け株式会社プレナスが展開
やよい軒は株式会社プレナスが展開する、日本の飲食チェーン店です。株式会社プレナスはやよい軒以外に「ほっともっと」も手掛けており、大手飲食チェーン店の運営元といえるでしょう。
開業当時は「めしや丼」という名称でしたが、定食中心のメニュー展開と屋号が乖離しているため、2006年7月より順次改装と名前の変更が行なわれました。
やよい軒という名前の由来は、明治19年(1886年)に開業された西洋料理店の「彌生軒」です。彌生軒のオーナーは株式会社プレナスの創始者・塩井末幸の祖父で、明治後期までは彌生軒として営業していました。
やよい軒の特徴
やよい軒では主に定食や丼ものを提供しています。やよい軒は「日常を支える食事」を提供することを目的としており、日本古来の一汁三菜スタイルを基本にしているのが特徴です。メニューは和食だけでなく、洋食や中華なども提供されており、好みに合わせやすいことと、栄養バランスを考えられているところが支持されています。
白米がお代わり自由なので、働き盛りの人や、体力を使う人にも支持されています。
やよい軒の店舗数
やよい軒の日本国内の店舗数は2022年7月末時点で366店です。
また、やよい軒は日本以外に海外にも多くの店舗を展開しており、とりわけ店舗数が多いのはタイで、海外にある店舗244店のうち194店舗がタイ国内に集中しています。
海外のやよい軒では、日本と同じメニューが展開されていることもありますが、必要に応じて地域ごとに合わせたメニューが提供されているようです。
やよい軒のフランチャイズについて

続いて、やよい軒のフランチャイズについてご紹介します。
やよい軒のフランチャイズの概要
やよい軒のフランチャイズでは、その他の飲食フランチャイズ加盟と比べて低価格で開業できる「やよい軒ユニットFC制度」が用意されています。
具体的には、どの程度「オトク」に開業できるのでしょうか。
やよい軒と同様のサイズ・設備等を持つ飲食店をフランチャイズかつすべて自己資金で開業する場合、目安として8,000万円近くなります。しかし、8000万円といった大金をすぐに用意できる方は多くはありません。また、開業のリスクも跳ね上がります。 そこで、やよい軒では個人でも開業しやすく、リスクも抑えられる制度を用意しています。それが「やよい軒ユニットFC制度」です。
やよい軒ユニットFC制度
やよい軒ユニットFC制度 | |
---|---|
加盟金 | 500万円 |
保証金 | 200万円 |
諸費用 | 120万円 |
ロイヤリティ | 2~6% ※通常、新規1号店は3% |
契約期間 | 5年 |
更新手数料 | 25万円 |
※上記はあくまでも参考値であり、状況により変動いたします
※金額はすべて税抜表示となります
やよい軒ユニットFC制度とは、物件や必要設備などをやよい軒の本部が用意してくれるフランチャイズ制度です。既に営業している直営店舗をフランチャイズ店として借りることができるので、大幅に初期費用を抑えられます。全額自己資金負担であれば8,000万円ほどかかる開業費用が、やよい軒ユニットFC制度であれば加盟金500万円、保証金200万円、諸費用120万円の合計820万円と、およそ10分の1程度に抑えられます。
また、店舗を借りたあとに店舗の購入を求められることもありません。複数店舗の経営を目指す場合は、加盟金の減額など事業拡大のサポートを受けることもできます。ただし、別途店舗のユニット料(貸出料)が必要です。
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やよい軒のフランチャイズの強み

やよい軒のフランチャイズにはどのような強みがあるのでしょうか。こちらご紹介します。
フランチャイズに精通した本部が運営している
やよい軒を運営している株式会社プレナスは、やよい軒以外にも、ほっともっと、MKレストランを経営しており、ほっともっとではやよい軒同様にフランチャイズ展開もしています。
そのため本部は飲食店経営だけではなく、フランチャイズ経営に必要なことも熟知しています。 日本人の食の根本にある一汁三菜をとおして、手作りのおいしさ、老若男女問わず幅広い世代から愛される食を提供することができるでしょう。
充実したサポートが受けられる
やよい軒ではさまざまなサポートが用意されています。ここでは、とくに注目したいサポートを2つご紹介します。
手厚い研修制度
やよい軒では、開業前におよそ2ヶ月間の研修が設けられています。要点をまとめたカリキュラムになっているので、飲食店の経営がない人でもしっかり学習し、知識を付けてから開業することができます。
本部マネージャーによる運営サポート
やよい軒のフランチャイズでは、本部と店舗の橋渡し役として、マネージャーによる運営サポートを受けられます。 また、定期的な臨店サポートも用意されているため、店舗運営に関する具体的な改善方法について相談できます。
なお、研修では店舗研修以外に、じっさいに開業する店舗や、福岡県にあるプレナス研修センターでも行なわれます。オンライン学習もあるので、気になることを重点的に復習するとよいでしょう
成長を続ける企業
やよい軒を経営している株式会社プレナスでは、経営している各ブランドの店舗数や利益の推移を公式サイト内で公表しています。
2020年度は新型コロナウイルスの影響によって、利益率が大きく低下していましたが、2021年度からは利益が回復。2022年現在では利益は増加傾向にあり、これまで飲食業界は競合が多く生き残りが厳しいといわれているなかでさらなる成長が期待されています。
やよい軒のフランチャイズ加盟の流れ
やよい軒のフランチャイズ加盟の流れをご紹介します。
1、説明会への参加
具体的なフランチャイズの説明です。気になることがあれば積極的に質問しましょう。
2、個別説明会と面接
個別説明会は納得してフランチャイズ加盟するために設けられているので、不明なことや気になることがある場合は何度でも話を聞くことができます。
3、フランチャイズ加盟と店舗の選定
フランチャイズの内容に合意し、無事加盟契約を結んだら開業希望地に沿った店舗を提案してもらうことができます。
4、研修
調理などの実習以外にも店舗運営など経営に必要なことをしっかり学ぶことができます。
5、開業
開業後は本部からのサポートを受けながら、安心して経営に集中することができます。
初期費用を抑えて飲食店経営するならやよい軒は有力候補

やよい軒では他店にはない、本部から既存店舗を借り受けてフランチャイズ加盟することができる制度があります。これまで費用面がネックで飲食店経営を諦めていた方でも、この制度を利用すれば一気に飲食店経営のハードルを下げられます。
法人の場合は、やよい軒専業の法人を立ち上げればフランチャイズ加盟が可能です。新しく事業を始めたいと考えている企業も、費用を抑えて開業できるやよい軒を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、ウェブリポではさまざまな飲食店のフランチャイズをご紹介しています。フランチャイズに興味をお持ちの方はぜひ併せてご覧ください!
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