全国から加盟店が大集結!格安レンタカー「ガッツレンタカー」のFCオーナー会をレポート

フランチャイズWEBリポート編集部 |2023年09月12日 公開
ガッツレンタカーのフランチャイズに加盟されたオーナーの写真

2023年7月5日(水)名古屋市中区にある御園座で「第5回ガッツレンタカーフォーラム」が開催されました。「ガッツレンタカーフォーラム」は、全国のオーナーが集まり成功事例や失敗談を共有する、いわゆる「オーナー会」と呼ばれるものです。

コロナ禍の影響で4年ぶりとなったリアルでの開催!今回も熱気に包まれたガッツレンタカーフォーラムの模様をウェブリポ編集部がみなさんにお届けします。もちろん今年も、イメージキャラクターのガッツ石松さんが登場!そしてあのスペシャルゲストも…!?ご期待ください!

全国に拡大中のガッツレンタカーとは

「ガッツレンタカー」は、株式会社ガッツ・ジャパンが展開する格安レンタカーブランドです。2015年2月にフランチャイズ募集を開始して以降、急成長を果たし、2023年7月現在、500店舗を目指し爆走出展中!「街でガッツ石松さんの看板を見かけたことがある!」という方も多いのではないでしょうか。

急成長の秘密は、「中長期貸しに特化した格安レンタカー」というビジネスモデル。「1ヶ月の通院の間だけレンタカーを借りたい」や「営業車の代わりとして半年間利用したい」といった、「クルマを購入するほどではないけど一定の期間使いたい」という顧客のニーズに応え、競合と差別化しています。また、徹底した清掃や整備など、低価格でありながら高品質なサービスを提供していることも、お客さまから高い支持を獲得している理由の1つです。

4年ぶりのリアル開催!年に1度の祭典がスタート!

ガッツレンタカーフォーラムとは

ガッツレンタカーフォーラムとは、ガッツレンタカーの全国の加盟店や関係者が集まり、今後の成長戦略や各加盟店の成功事例の紹介を行なう、年に1度の祭典。「ベスト・オブ・ガッツ」と呼ばれる、全加盟店の「最優秀店舗」を決めるイベントもあり、この壇上に立つことを目標に、日々売上アップに励んでいるオーナーも多いんです。 フランチャイズ加盟の魅力である「運営ノウハウの活用」や「失敗のリスクの軽減」を肌で感じることができるのが、「ガッツレンタカーフォーラム」の魅力です。

2023年のガッツは本部と加盟店が「共に、挑む」

4年ぶりにリアルでの開催となった第5回ガッツレンタカーフォーラム。会場となった名古屋の御園座は大勢の方が足を運び、会場一体が熱気に包まれています。訪れた加盟店の方々の顔を見ると、久しぶりのリアル開催にどこかワクワクしているような表情を浮かべ、みなさんが今回の会をどれほど心待ちにしていたか、実感しました。

まずは、本部である株式会社ガッツ・ジャパン代表取締役社長の小嶋 萬人さんが登壇し、開会の挨拶が行なわれました。昨年、オンラインで開催された第4回ガッツレンタカーフォーラムのテーマが「進化」であったのに対し、今年は「挑戦」を掲げています。加盟店と一緒に挑戦し共に成長していくという、熱い想いが小嶋さんの言葉から強く伝わってきました。

ほとんどの人が勘違いしている!?ガッツレンタカーの名前の由来

みなさんはガッツレンタカーの名前の由来をご存じですか?多くの方がガッツ石松さんがイメージキャラクターだからと考えているのではないでしょうか。じつは、そうじゃないんです! 名前の由来は、レンタカー事業を通してすべての人を元気に、笑顔にするために成長していきたいという、ガッツ・ジャパンの想いから。その理念があるからこそ、ガッツレンタカーは全国に300店舗以上を展開することができたのです。

目指すは「日本一の格安レンタカー」

次に、ガッツレンタカーの今後のビジョンについて発表がありました。今、レンタカー市場は、大手レンタカーと格安レンタカーに二極化しています。そのなかで、ガッツレンタカーは「格安レンタカー市場のトップシェアを取りにいく。そのために、『台単価のアップ』『中長期顧客のさらなる集客』を重視する」とお話があり、達成のための具体的な戦略も発表されていました。

「うんうん」と頷いている加盟店の方々もおられ、「本部・加盟店一丸となって成長するぞ!」という意気込みが感じられました。ガッツレンタカーフォーラムを通じて、本部・加盟店含めたガッツレンタカー全体の成長に繋がる、これぞオーナー会の魅力ですね!

最優秀店舗賞にノミネートされた店舗の成功事例紹介

ガッツレンタカーフォーラムでは、「モデル部門」「カルテ部門」「成長性部門」それぞれの部門を受賞した3店舗がプレゼン形式で成功事例を共有し、最優秀店舗「ベスト・オブ・ガッツ」を決めるイベントがあります。

今年、最優秀店舗賞に選ばれるのは「高知駅前店」「つくば店」「熊本駅前店」のどれか1店舗だけ!はたして今年はどこの店舗がベスト・オブ・ガッツに輝くのでしょうか!?それでは、どんな成功事例が発表されたのか見ていきましょう。

窮地を救ったのは「改善と改革の積み重ね」

モデル部門店舗第1位 「高知駅前店」の成功事例紹介

「ガッツレンタカー高知駅前店」は、オープン当日の売上が0円という苦境から、最優秀店舗賞にノミネートされるまでに成長した店舗です。そんな高知駅前店が、苦境を脱するために着手したのが、母体である高知新聞社の宣伝力を活かした広告戦略です。高知新聞に広告を掲載することで「地元の人に知ってもらう」戦略が功を奏し、「安くても綺麗」という評判が高まり、リピーターを獲得!2店舗目を開店できるほどまでに成長しました。

喜びも束の間、店長が不在の状況となってしまい、アルバイトに営業を任せた結果、保有している約90台の車両のうち、3分の1の台数が貸し出しできない状況になっていたのです。さらには、書類関係も山積みで事務処理もおざなりとなっていました。自由裁量が増えたことで多くの問題が発生し、運営状況はめちゃくちゃになってしまうのです。そこでバイトリーダーを店長に任命し、改革に向け再出発!まず最初に着手したのは「稼働台数の見直し」でした。今までわかりづらかった車両管理を改善し、「事務所の整理整頓・業務フローの改革・車両管理の徹底」などの店舗改革も徹底的に実施

その結果、業績は大きく改善し、それどころか全国売上1位を達成。一方で、スタッフの労働負荷が増え過ぎてしまい、アルバイトスタッフが全員退職するという事態にも直面…。そこで、行なったのが「柔軟な勤務体系の導入やシフトの最適化・スタッフ教育の見直し」という人材管理・育成への取り組みでした。

高知駅前店は、改善と改革を重ねることで、10ヶ月連続で全国1位の貸渡件数を獲得し、観光が盛んではない地域での成功事例となりました。高知駅前店の成功は、高知新聞社という既存事業の拡散力を活かしたことと、柔軟な勤務体系でスタッフの労働環境を整えたことにあります。改めて人材管理の重要性を実感できた事例でした。

目指すはガッツレンタカーフォーラムの登壇!

カルテ部門店舗第1位「つくば店」の成功事例

オープン直後から数ヶ月は好調だった「ガッツレンタカーつくば店」ですが、その後売上が急激に落ち込むという逆境に見舞われました。その原因は販促活動を積極的に行なっていなかったこと。この状況を脱するため、SVに相談しアドバイスをもらい、チラシ配布などの販促活動を積極的に実施していくのです。その結果、商圏内の認知度を上げることに成功し、1ヶ月後には売上目標である月商300万円を達成。この経験から「攻めの姿勢の重要さ」を肌で感じたのだそう。

しかし、喜んだのもつかの間、再び状況を悪化させたのがコロナ禍。コロナの影響で、いくら販促活動を強化しても売上が伸び悩んでしまったのです。そんな窮地に追い込まれた「つくば店」ですが、その後、売上を再び拡大させていきます。
「つくば店」が行なったのは、クチコミ投稿件数の獲得強化。「ガッツフォーラムの優秀店舗賞にノミネートされること」を目標に、クチコミの依頼タイミングや依頼内容の見直し、顧客との接し方や言葉遣いなどを改善しました。

その結果、クチコミの件数は狙いどおり増加。さらには、悪いクチコミを改善点と捉え、これをサービス改善につなげることで、売上も増加していきました。 ガッツレンタカーフォーラムの壇上に立つという大きな目標に向かって進んだ結果、多くの困難を乗り越え、優秀店舗賞のノミネートを実現。それだけではなく、売上増加にも成功したという、ガッツレンタカーフォーラム開催の意義を再確認できた事例でした。

自らの足で地域のニーズを掴み、全国ナンバーワンに!

成長性部門店舗第1位「本駅前店」の成功事例

「ガッツレンタカー熊本駅前店」は、もともと熊本県に空きのエリアがなかったため、加盟を決断してから、オープンするまでに3年という月日がかかったそうです。 3年待ってでもガッツレンタカーに加盟した理由は「本業の中古車販売とシナジーがあるレンタカー事業を、地元の熊本で挑戦したい」という強い想いからでした。

「目指すは全国ナンバーワン!」と中古車販売店としての豊富な知識を活かし、中古車市場で人気の車種を揃えオープン。しかし、いざ開業してみると、想定していた結果がでません。その原因を探ってみると、レンタカー市場ニーズを見誤っていたことに気づいたそうです。レンタカーへのニーズは中古車市場とは全く違う、「燃費や維持費が安価で、小回りが利く小さい車」というものでした。

そこで「熊本駅前店」は、残りの資金でレンタカーのニーズに合う「ミライース」をリースで50台(!)契約するという大勝負にでます。それと同時に、効果的な販促活動を実施するための地域調査も開始!地域を歩き回り、見つけた情報を地図に書き込んだり、競合のレンタカーを借りるなどの市場調査を実施したのだそう。そうした調査の結果をもとに、1年間で10万部のポスティングを行なうなど、精力的な活動を行なってきたのです。

その結果、売上が急激に伸び、熊本駅前店は全国1位に輝きました。 また、「すべてのお客様の笑顔のために」という理念を大切にしているというお話も話され、ガッツレンタカー本部と加盟店が同じ方向を見つめていることも、成功の大きな要因と感じました。

今年のベスト・オブ・ガッツは…!!

最優秀店舗賞「ベスト・オブ・ガッツ」は、来場者のネット投票によって決まります。今年の「ベスト・オブ・ガッツ」の栄冠を手にしたのは「高知駅前店」でした!

高知駅前店の受賞コメントでは「ここに立てたのは、たくさんのアドバイスやサポートがあったからこそです。最優秀店舗賞を受賞したからといって気を緩めることなく、『まだまだこれから』という前向きな気持ちで邁進していきます」と、お話しされていました。
お店を良くするためにはどうすればいいのかを常に考え続け、小さな改善を重ねてきた高知駅前店。きっとその真摯な姿勢が会場の人々の心をつかみ、受賞に繋がったのではないでしょうか。高知駅前店の努力のエピソードとスタッフのメッセージを聞き、ウェブリポ編集部も深く感動しました。

ガッツ石松さんとスペシャルゲストのトークセッションでOK牧場!

左:ガッツ石松さん 右:具志堅用高さん

ガッツレンタカーフォーラムのお楽しみの1つといえば、イメージキャラクターのガッツ石松さんの登壇です。さらに今回は、スペシャルゲストも登場!それは、元WBC世界ライト級王者、具志堅用高さん!2人の個性溢れるトークセッションが繰り広げられました。プロボクサー時代のエピソードは、今年のテーマ「挑戦」にピッタリだったのではないでしょうか。ウェブリポ編集部も、挑戦とは自己成長や他者への貢献、そしてチームでの協力が成功の鍵となることを、改めて学びました。

トークセッションの最後はもちろん、ガッツ石松さんの「OK牧場!」で締めくくられました。

伴走者として同じ視点で加盟店をサポート

ガッツレンタカーフォーラムを締めくくったのは、FC事業部の森田剛さん。本部と加盟店をつなぐ立場のSV(スーパーバイザー)としての今後の活動についてお話がありました。加盟店が成功するための数々の戦略のほか、「同じ立場でサポートする、伴走者であり続ける。」という、ガッツレンタカーに所属するSVの方々の想いが感じられました。

本部と加盟店の絆。感動の第5回ガッツレンタカーフォーラムが閉幕。

4年ぶりにリアルで開催したガッツレンタカーフォーラムは、「すべてはお客様の笑顔のため」を企業理念に掲げるガッツ・ジャパンの本部としての姿勢と、それを実行する加盟店の努力をとても感じられる場でした。低価格と中長期貸しに特化するという戦略を武器に、各加盟店がサービス向上のため、絶えず努力を行なっている結果、多くの顧客から信頼と支持を獲得していると感じられました。

優秀店舗賞にノミネートされたすべての店舗から「SVに相談し、一緒に考え、改善に向かっていった」というお話がありました。ガッツレンタカーの本部と加盟店が同じ目線で協力し合い、共に進んできたことがよくわかります。大規模な組織に成長した今でも変わらぬ姿勢が、今のガッツレンタカーにつながっているのではないでしょうか。

また、ガッツレンタカーのオーナー会は、単に成功事例を共有する場ではなく、加盟店にとって目標とする場でもあります。「つくば店」のプレゼンにもありましたが、「この壇上に立ちたい!」とノミネートを目指し、日々の運営の改善や向上を実施できる貴重なフォーラムであると感じました。

そして、各店のオーナーが語るエピソードの数々には予想を超えるほどの感動が!その場に居合わせたウェブリポ編集部も心が震え、たくさんの感動や学びと「ガッツ」をいただきました。

ガッツフォーラムは加盟希望者も参加できます。次回の開催は2025年秋頃を予定していますので、気になる方は一度、資料請求のうえ、本部に問い合わせてみてください。

あなたもぜひ、ガッツレンタカーと共に挑戦をしてみませんか?


ガッツレンタカーのフランチャイズに加盟されたオーナーの写真

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