【2026年最新】ラーメン屋フランチャイズの人気ランキングTOP10

宮原 史知 |2024年06月18日 公開 (2026年07月19日 最終更新)
ラーメン屋フランチャイズの人気ランキング!成功のコツや選び方もご紹介!

注目のラーメン屋フランチャイズブランドをランキング形式で比較。加盟金や開業資金、店舗数、ブランドの特徴に加え、フランチャイズ選びのポイント、成功のコツまでわかりやすく解説します。

ラーメン市場は拡大傾向にある一方、原材料費や人件費の上昇、競合店の多さなど、個人での開業には慎重な判断も必要です。独立開業や飲食業への参入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ラーメン店の市場動向

ラーメン店市場は拡大が続いており、2025年度の市場規模は過去最高の8,855億円に。10年前と比べて6割以上伸びており、早ければ2027年度にも1兆円市場に届く可能性があるとされています。背景には、国内需要に加え、日本式ラーメンの認知度向上によるインバウンド需要の拡大もあります。一方で、原材料費・人件費・光熱費の上昇により、売上は伸びても利益を確保しにくい状況です。今後は味の魅力だけでなく、価格戦略や省力化、コスト管理まで含めた経営力が重要になるでしょう。
参考:全国「ラーメン店」市場動向調査(2025年度):帝国データバンク

人気のラーメン屋のフランチャイズ【TOP10】

順位ブランド名国内店舗数加盟金開業資金目安
1餃子の王将728店非公開非公開
2リンガーハット555店300万円非公開
3大阪王将328店550万円2,800万〜4,500万円
4らあめん花月嵐250店110万円318万円+物件・工事費等
5丸源ラーメン239店550万円5,000万円前後
6天下一品197店220万円3,070万〜4,900万円
7田所商店195店165万円非公開
8町田商店193店0円非公開
9魁力屋175店非公開非公開
10くるまやラーメン137店110万円2,421万〜7,421万円


  • 本ランキングはラーメン店のフランチャイズを対象に2026年7月時点で確認できた国内店舗数を基準として作成
  • 国内向けに広くフランチャイズ募集を行っていないブランド、物件オーナー向けビジネス・社員独立など一般消費者向けではないブランドは除外
  • 店舗数・加盟金・開業資金目安は、各社公式サイト・公式リリースおよびフランチャイズWEBリポート過去掲載情報などの独自情報から作成

【第1位】餃子の王将

国内店舗数728
本部名株式会社王将フードサービス
本部設立年1974年
加盟金非公開
開業資金目安非公開


餃子を看板商品に、ラーメン・炒飯・定食などを幅広く扱う中華食堂チェーン。知名度が非常に高く、日常使い・ファミリー・ランチ需要を取り込みやすい点が強みです。FC制度は社内独立制度と一般加盟の両方があり、現場教育を重視しているMのが特徴。ブランド力と商品幅を活かし、地域密着型の飲食店として安定運営を目指しやすい一方、加盟条件や資金は個別確認が必要です。

【第2位】リンガーハット

国内店舗数555
本部名株式会社リンガーハット
本部設立年2012年以前
加盟金300万円
開業資金目安非公開


長崎ちゃんぽん・皿うどんを主力とする全国チェーン。ラーメン店というより「ちゃんぽん専門店」として差別化されており、野菜をしっかり摂れる食事需要を取り込める点が特徴です。国産野菜へのこだわりや工場供給体制があり、品質を平準化しやすいビジネスモデル。公式フォームでは開業資金予定額の選択肢があり、法人の多店舗展開にも向いたブランドといえます。

【第3位】大阪王将

国内店舗数328
本部名株式会社大阪王将
本部設立年1971年
加盟金550万円
開業資金目安2,800万〜4,500万円


餃子を主力に、ラーメン・炒飯・定食・テイクアウトまで展開できる中華業態。ラーメン専門店よりメニュー幅が広く、昼食・夕食・持ち帰り需要を複数取り込める点が魅力です。公式資料では加盟金500万円税別、保証金や研修費、店舗運営指導費、商標使用料などが定められています。老舗ブランドの認知度と商品企画力を活かし、地域の中華食堂として展開しやすいモデルです。

【第4位】らあめん花月嵐

国内店舗数250
本部名グロービート・ジャパン株式会社
本部設立年1994年
加盟金110万円
開業資金目安318万円+物件・工事費等


「嵐げんこつらあめん」を軸に、期間限定ラーメンやコラボ企画を継続的に展開するチェーン。話題づくりが得意で、固定客だけでなく新規来店のきっかけを作りやすい点が強みです。加盟条件は公式に詳細が掲載されており、加盟金・保証金・研修費・宣伝広告費などの初期費用が明確。低めの加盟時費用と本部主導の商品企画を活かし、未経験者にも検討しやすいFCです。

【第5位】丸源ラーメン

国内店舗数239
本部名株式会社物語コーポレーション
本部設立年1998年
加盟金550万円
開業資金目安5,000万円前後


熟成醤油ラーメン「肉そば」を看板に、ロードサイド型の大型店を中心に展開するラーメンチェーン。物語コーポレーションはFC事業で「教育の充実」「情報開示」「クイックレスポンス」を重視していると掲げています。丸源はファミリー・グループ客を取り込みやすいメニュー構成と駐車場付き立地が強み。投資額は大きめですが、法人の多店舗展開や郊外型飲食事業として検討しやすいブランドです。

【第6位】天下一品

国内店舗数197
本部名天一食品商事株式会社
本部設立年1981年
加盟金220万円
開業資金目安3,070万〜4,900万円


唯一無二の「こってり」スープで強いファンを持つラーメンチェーン。味の独自性が非常に高く、競合店と価格やメニュー数だけで比較されにくい点が大きな強みです。FC募集ページでも商品力・ブランド力が訴求されており、出店を待つファンがいる地域では集客面の期待があります。開業費用は市街地型・郊外型で大きく変わるため、立地に応じた資金計画が重要です。

【第7位】田所商店

国内店舗数195
本部名株式会社トライ・インターナショナル
本部設立年2004年
加盟金165万円
開業資金目安非公開


味噌らーめん専門店として、北海道味噌・信州味噌・九州味噌など地域性のある味噌を使い分けるブランド。味噌専門というわかりやすいポジションがあり、一般的な醤油・豚骨ラーメン店と差別化しやすい点が魅力です。公式FCページでは加盟金150万円税別、ロイヤリティなし、賛助金月3万円税別と明記。開業後のトレーナー派遣や店舗訪問指導もあり、専門性と本部支援を両立したFCです。

【第8位】町田商店

国内店舗数193
本部名株式会社ギフト
本部設立年2010年
加盟金0円
開業資金目安非公開


横浜家系ラーメンを軸にした開業プロデュース型のモデル。一般的な「ブランド看板を借りるFC」というより、加盟金・ロイヤリティ・保証金0円で、麺・タレ・スープなどの継続取引と開業ノウハウ提供を組み合わせる仕組みです。家系ラーメンは濃厚な味わいと固定ファンを作りやすい業態で、繁盛店づくりの支援を受けながら独自店名で展開できる点が特徴です。

【第9位】魁力屋

国内店舗数175
本部名株式会社魁力屋
本部設立年2023年
加盟金非公開
開業資金目安非公開


京都背脂醤油ラーメンを看板に、ロードサイド・商業施設・ビルインの複数立地で展開するチェーン。あっさりしながらコクのある醤油ラーメンに加え、定食・一品メニュー・お子さま向け商品もあり、幅広い客層を取り込めます。2023年にFC事業を開始し、現在は外食経験のある企業向けに募集。上場企業運営の安心感と、効率化されたオペレーションが魅力です。

【第10位】くるまやラーメン

国内店舗数150
本部名株式会社くるまやラーメン
本部設立年不明
加盟金110万円
開業資金目安2,421万〜7,421万円


味噌ラーメンを中心に、醤油・塩・カレー味、ミニ丼など幅広いメニューを展開する老舗ラーメンチェーン。公式では創業昭和43年、店舗数150店の老舗ブランドです。加盟金110万円、保証金100万円、ロイヤリティなしで、加盟時費用は421万円。居抜き活用なら設備投資を抑えやすく、地域密着型のロードサイド・郊外店として検討しやすいブランドです。

その他注目のラーメン屋フランチャイズ

ランキングTOP10には入らなかったものの、ラーメン業界には独自性のあるメニューや成長余地の大きいフランチャイズが多数あります。ここでは、今後の店舗展開や地域での需要拡大が期待できる、注目のラーメン屋フランチャイズをご紹介します。

札幌ラーメン みそ吟



国内店舗数9
本部名CSコンサルティング株式会社
本部設立年2015年
加盟金220万円
開業資金目安1000万円


札幌ラーメン みそ吟は、豚骨ラーメンチェーン「希望軒」から生まれた、味噌ラーメン専門のフランチャイズです。
北海道の白味噌を独自にブレンドし、香味野菜などを合わせたコクのある味で、醤油・豚骨・塩が多いラーメン市場の中でも「味噌」に特化して差別化できるのが特徴です。駅チカ・駅ナカの15〜25坪前後の小型店舗を想定しており、居抜き物件や既存店からの業態転換にも対応可能。開業前は約1ヶ月の研修、開業後もSVによる店舗訪問があり、未経験者でも運営ノウハウを学びながら開業を目指せます。自己資金目安は350万円以上で、個人・法人どちらも加盟対象です。

居抜き&業態転換OK!業界25年の希望軒から生まれた札幌味噌ラーメンFC

みそ吟は豚骨ラーメンチェーン老舗の希望軒姉妹チェーンということで、フランチャイズ歴は新しいですが、SVによる支援体制や成功ノウハウの共有などの体制は整っていることが期待できます。 ラーメンでも、「味噌」にこだわり差別化をしているのもポイントですね。

ラーメン屋フランチャイズの選び方

ラーメン屋のフランチャイズに加盟しようと思っても、選択肢が多すぎて悩んでしまいますよね。そこでこの章では、ラーメン屋フランチャイズを選ぶ際に重視すべきポイントを3つご紹介します。

本部のサポート体制は整っているか

ラーメン屋の開業・運営には、物件の取得、麺をはじめとした食材の仕入れ、集客など、多岐にわたる業務が発生します。とくに開業初期は手探りの状態が続くため、本部によるきめ細かなサポートが欠かせません。

加盟を検討する際は、フランチャイズ本部が「どの程度サポートしてくれるか」を念入りにチェックしておきましょう。開業前のサポートであれば、物件選定から店舗設計・食材の仕入れルート紹介・販促活動など。開業後であれば、定期的な臨店指導やメニュー開発などです。

はじめての独立開業であればとくに、「加盟後は基本的に放任状態」となるようなフランチャイズは避けるのがよいでしょう。

開業立地にマッチした商品を提供できるか

ラーメンと言っても、王道の中華そばから家系、ちゃんぽんなどさまざまなバリエーションがあり、店舗のコンセプトによってターゲットとなる客層は大きく異なります。

したがってフランチャイズ選びでは、立地周辺に居住または来店すると想定される客層の年齢構成や男女比などを見極め、見込み客に合った商品を提供できるかどうかをチェックする必要があります。ターゲットとのミスマッチが生まれれば、折角の出店も客離れを招きかねません。

本部の将来性は有望か

フランチャイズビジネスが長続きするかどうかは本部の実力に強く依存します。経営理念やビジョンが明確で、商品開発や販促施策にも積極的に取り組んでいる本部なら、加盟後も手厚いバックアップが期待できるでしょう。

一方、目先の利益を重視するあまり新店舗の出店ラッシュに走るような本部は、早い段階で行き詰まりを来たす恐れがあります。フランチャイズ選びでは、本部の事業計画や経営状況を冷静に分析し、この本部になら将来を任せられると確信できるかどうかを見極めましょう。

ラーメン屋フランチャイズを成功させるコツ

いくらサポートの手厚いフランチャイズだからといっても、「黙って本部の指示通りにやっていれば必ず成功する」というわけではありません。フランチャイズのメリットを最大限に活かしつつ、オーナー自身の努力で店舗を成長させていく必要があります。ここでは、ラーメン屋フランチャイズを成功に導く3つのコツをご紹介します。

マーケティング・ブランディングを意識する

ラーメン屋は競合が多い業界です。どの地域にも競合店があるような状況のなかで勝ち残るには、自分の店舗を選んでもらえる理由づくりが不可欠です。

たとえば、フランチャイズ本部と連携して、自店でしか食べられない限定メニューを定期的に企画したり、SNSで店舗ならではの「世界観」を発信し続けたり。ユニークな取り組みで他店と差別化を図ることが大切だといえます。ただしフランチャイズ本部によってはできない施策もあるので注意してください。

顧客の声に耳を傾ける

ラーメンに情熱を捧げるファンは多く、ほかの業界に比べて口コミが重視される傾向にあります。「あの店はスープが薄くなった」「接客態度が悪い」など、些細な変化も厳しい評価の対象になりかねません。

すべての意見を聞き入れる必要はありませんが、真摯に耳を傾け、ニーズの把握に努めることが大切です。来店動機や味の感想、改善要望などをヒアリングし、品質向上とサービス改善に役立てましょう。

コストを厳格に管理する

ラーメン店はその性質上、原価管理がおろそかになりがちです。スープは1回で大量に仕込みますし、具材やトッピングが目分量になってしまうこともあるため、1杯あたりにどれだけのコストがかかっているのか見えにくいのです。

しかし利益を生み出すには、1杯あたりの原価を把握し、適切にコントロールしていく必要があります。食材ロスを減らし、仕入れ価格の交渉を重ねるなど地道な積み重ねも重要です。「原価率◯%以下」といった目標を設定し、数値を追いかけるのも良い方法でしょう。

ラーメン屋フランチャイズって儲かる?

結論:ラーメン屋は「儲かるビジネス」といえる

結論からいえば、ラーメン屋は総じて「儲かるビジネス」だと言えます。その理由は以下の3点です。

1. 回転率が高い
2. 原価を抑えやすい
3. 固定ファンを作りやすい

ラーメン屋の最大の強みは、席回転率の高さにあります。客単価は低めですが、短時間で多くの客を捌くことができるため、売上を上げやすいのです。また、麺類は原価率が低く、食材のロスも出にくいので、コストコントロールがしやすいのもメリットといえます。さらに、ラーメンはリピーターを獲得しやすい商品特性があります。自店の味に惚れ込んでくれるファンを増やせれば、安定的な収益も望めるでしょう。

収支モデル:実在店舗をモデルに算出(月商)

<兵庫県・30坪の店舗の例>

売上げ 約 500万円
原価 約 160万円
人件費 約 150万円
賃料 約 40万円
光熱費 約 40万円
その他経費 約 30万円
償却前利益 80万円

こちらは某フランチャイズ本部が公開している収益モデルです。月商500万円・償却前利益80万円となっており、利益率は飲食店として高水準の16%にもなります。希望軒の開業にかかる費用がおよそ1,300万円ほどですので、単純計算で約16ヶ月での投資回収が可能な見込みとなります。開業初期の客入りなどを考慮して、少し期間が伸びるとしても、早期に投資回収できるビジネスといえそうです。

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フランチャイズWEBリポートの宮原 史知

フランチャイズメディア 編集者兼ライター
宮原 史知

大阪府堺市出身の編集者・ライター。フランチャイズWEBリポートの運営メンバーとしてディレクション業務に携わり、現在は合同会社デジタル屋さん代表を務めている。これまで100以上のフランチャイズ関連コンテンツの制作を担当。Web制作やSEO分析など幅広い技術的バックグラウンドを活かし、「実装まで見える編集者」として記事制作に取り組む。既知のテーマに新しい視点を持ち込み、読み手が「ワクワクする」コンテンツ作りを信条としている。