加盟店に寄り添えるFC!トップFC加盟店経営者が作り出すタイ古式「ラダシア」の魅力とは?
資格が必要なく、未経験でも開業しやすいリラクゼーションのフランチャイズ。なかでも「ラダシア」はタイ古式とバリニーズアロマの専門店で、7割がリピーターによる売上のため安定した収益が見込めるビジネスです。
この記事では「ラダシア」のフランチャイズ本部である株式会社エルシアの三上雅之代表にインタビュー。自身もこれまでさまざまなフランチャイズに加盟した経験を持つことから、加盟店に寄り添ったパッケージ作りを心がけたそうです。どんな点が加盟店に寄り添っているのか、ラダシアの強みや差別化ポイントなどとともにお聞きしました。
30秒で分かる「ラダシア」とは
ラダシアが提供するタイ古式はリラクゼーションにストレッチの要素をプラスした施術で、“世界一気持ちいいマッサージ”と称されるほどの満足度を誇ります。本場タイでは政府公認の世界大会が開催されるほか、日本でも大手美容サイトの検索ワードで「タイ古式」が上位にランクインするなど注目度が高まっていて、先行者利益を得るならいまがチャンスのビジネスといえそうです。
本部の三上代表はこれまで宅配寿司や介護施設などさまざまなフランチャイズに加盟してきたことから、加盟店に寄り添ったパッケージが魅力です。たとえば月の売上が100万円を超えるまではロイヤリティが無料だったり、開業準備はほとんど本部が代行したり。手離れも良く、新規事業のほか副業・兼業などにも選ばれやすいビジネスです。
タイ政府公認、クオリティの高い施術で差別化
株式会社エルシア・代表取締役。これまで宅配寿司や介護施設など多くのフランチャイズに加盟。なかでも宅配寿司のフランチャイズは10店舗以上を運営するなどトップ加盟店として活躍。2013年に「ラダシア」を立ち上げたJUNKO先生とタッグを組み、2022年に「ラダシア」のフランチャイズ展開をスタート。本格的なフランチャイズ展開から1年半で10店舗のFC店がオープン。
「ラダシア」はタイ古式とバリニーズアロマの専門店です。一般的には大きくマッサージとリラクゼーションに分けられますが、ラダシアはリラクゼーションに属します。
マッサージは医療行為に含まれ、治療を目的として体を揉みほぐす一方、リラクゼーションは治療ではなく、健康維持やケガ・病気の予防などを目的としています。マッサージは国家資格が必要ですが、リラクゼーションは必要ありません。大きくはこういった違いがあります。
特徴はいくつかありますが、ストレッチとヨガの要素をプラスしたリラクゼーションといったらイメージできるでしょうか。なかには、「こんなにストレッチを取り入れてくれるリラクゼーションははじめて」と驚かれることも多いですよ。タイ古式はユネスコの無形文化遺産に登録されていて、“世界一気持ちの良いマッサージ”ともいわれています。施術中に眠ってしまう人もいるくらい気持ち良いんです。
はい。なかでも「ラダシア」のセラピストは全員タイ政府認定の資格保持者なので、施術には絶対の自信を持っています。
バリニーズアロマはバリ島の伝統的なアロマオイルを使ったボディトリートメントです。上質なエッセンシャルオイルを使ってオールハンドでゆっくり・じっくりと圧をかけ、リンパを流し、心と身体を癒します。バリ島では民間療法のひとつとして考えられていて、疲れを取りたかったりストレスを解消したかったりする方にはとくに喜んでいただいています。
タイ古式は7:3で男性が多く、バリニーズアロマは5:5くらいの割合です。年齢は40代が中心で、あとは30代と50代の働き盛りの年代の方に多くお越しいただいています。
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本格的にフランチャイズ展開をしてから1年で10店舗がオープン
もともとは、ラダシア運営会社の副社長で、スクールの講師を務めるJUNKO先生が10年くらい前にはじめたサロンなんです。わたし自身がお客として「ラダシア」の施術を受けたときに本当に気持ちよくて、「これはもっと広めなければ!」と思ったんです。日本ではタイ古式は市場としてそこまで成熟しておらず、本格的にフランチャイズ展開しているタイ古式がなかったことも理由のひとつです。
はい。もともと私自身がこれまでフランチャイジーとして宅配寿司や介護施設などさまざまなフランチャイズに加盟してきました。いまはもうほぼほぼ手放していますが、宅配寿司は13店舗もオープンさせてきました。そういった経験を積むうちに、いい商材さえあればいつかは自分も本部としてフランチャイズ展開したいという思いもあって、JUNKO先生とタッグを組んでフランチャイズ展開をスタートさせました。それが2022年のことで、それから1年くらいはテストとしてデータを取るなどして、2023年の4月から本格的にフランチャイズ展開をスタートさせました。
フランチャイズの加盟店は11店舗まで増えました。直営の3店舗と、2024年12月にオープン予定の愛知の店舗を合わせると、いま(2024年10月現在)は15店舗まで拡大しています。東京と神奈川、埼玉など首都圏だけでなく、静岡や岡山にも店舗があり、北海道でもお申し込みをいただき、物件探索サポートを行なっている方がいらっしゃいます。
法人の加盟がメインですが、1000万円くらいで開業できますので、個人の方も2割くらいいらっしゃいます。とくに法人限定などとはしておらず、個人の方の加盟も歓迎しています。
いえ、日本で取得できます。以前はタイにある政府公認のスクールに行って“ディプロマ”と呼ばれる認定証を取得するのが一般的でした。でも今は、タイ政府認定スクールの公認インストラクターから日本で学び、“ディプロマ”の発行を受けることができるようになりました。タイに行かなくとも『タイ政府公認のセラピスト』という称号を得ることができます。
「ラダシア」ではスクールも運営していて、4名のタイ政府公認インストラクターを抱えています。フランチャイズに加盟していただくと、「ラダシア」のスクールで“ディプロマ”を取得していただくことになります。
はい。でも、スクールを卒業するときにはみんな達成感で涙を流すくらい大変だといっています。日本で初となる本格的タイ古式チェーンを目指すためにはスクールの存在が重要と考えていて、技術力においてはかなり重視したカリキュラムになっています。スクールでいかに教えて、卒業してもらって、お客さまから「タイ古式マッサージって気持ち良いよね」と思っていただける状態にしないといけませんから。
そうですね。厳密にいうと、タイ古式には「チェンマイ式」と「ワットポー式」のふたつのタイプがあって、チェンマイ式のほうが技術的には難しいといわれています。「ラダシア」で提供しているのはチェンマイ式でかなりの技術力が必要なのにもかかわらず、15日間に集約して研修を実施しています。通常の研修が夕方に終わっても、夜には受講生同士で自習をしていることもあり、卒業時にはかなりの達成感を得られると思います。
「手厚いサポート」と「加盟店想いのパッケージ」が最大の強み
前提として、これまで多くのフランチャイズに加盟してきたので、加盟店側のお気持ちを十分すぎるくらい理解しております。フランチャイズ展開するときにも加盟店に最大限寄り添ったパッケージ作りを心がけました。
まずはロイヤリティです。「ラダシア」では基本的にロイヤリティは売上の5%ですが、月の売上が100万円に到達するまではロイヤリティをいただいておりません。
はい。1000万円ほどで開業できるとはいえ、店舗が軌道に乗るまでにはある程度は時間がかかりますからね。月の売上100万円に到達するまではロイヤリティを免除とさせていただき、100万円を超えたら5%のロイヤリティをいただいております。
そうだと思います。なかには初月から売上100万円を超える加盟店もありますので、このメリットを活かせないケースもあります。
初月から売上100万円を超えた「ラダシア鴨居駅前店」関信也オーナーにもインタビューを実施しています。こちらもあわせてご覧ください。
まだまだありますけど、大きいところでいうとあとは加盟金ですかね。なかには2店舗目を開業するときも加盟金を支払わなければいけないフランチャイズもありますが、「ラダシア」では2店舗目以降はいただいておりません。ほかと比べて多店舗展開しやすい点も魅力だと思います。
そうですね。しかもそれだけでなく、2店舗目のロイヤリティの25%を還元させていただいています。自身で2店舗目をオープンしても構いませんし、どなたかご紹介いただいた場合も同じようにロイヤリティの25%を還元しております。本部の取り分は75%しかありませんが、スピーディに出店していくためにも還元制度を設けました。
あとは、オープン準備から集客までかなり手厚くサポートしております。たとえば物件の効率的な探し方などは“秘伝の書”にまとめてお配りしております。これを見てそのまま実践すればほとんどはいい物件に巡りあえるのですが、なかには物件探しに苦戦するケースもありますので、その場合は本部のほうで不動産会社に行って探したりもしています。
はい。ほかには、オープンするまでに必要な店舗の備品なども本部が一括して購入しています。必要なものをリストアップしてそれを加盟店に配布するのも方法のひとつですが、間違って購入してしまうケースも考えられますよね。そうなるとロスが生じてオープン予定日に間に合わないかもしれませんので、本部が一括して購入するようにしています。代理購入することでの手数料や手間賃などは一切いただかず、すべて原価で請求させていただいています。
すべてです。施術に必要なベッドやマット、枕からカーテン、ボールペンに至るまですべてです。しかも、毎回ネットで値段などを確認したうえで、そのときに一番安くて良いものを購入するようにしています。何も用意することなく、「オープンできます」という状態にするところまでサポートするのが「ラダシア」の特徴です。
そうだと思います。採用のサポートもしていて、本部で求人用の文章を作成するのはもちろん、面接もタイミングが合わない場合はオーナーさまに代わって代行しています。セラピストは基本3〜4人で十分なのですが、正直いまはどこも人手不足で簡単に採用できるわけではありません。良い人材をスピーディに採用できるように本部でできる限りサポートさせていただいています。
はい。研修も以前は1人30万円で、同時に受ける場合にのみ2人目以降は半額の15万円に設定していました。3人同時に研修を受ければ60万円で済むように設定していたのですが、同時に受けられないケースもあって、全員がバラバラのタイミングだと90万円お支払いいただくことになってしまっていました。ですので、1人一律25万円に減額することで、トータルで見るとお得に研修を受けられる仕組みに変更しました。
研修場所は神奈川県厚木市にある弊社のスクールで開催しています。1日だけ座学で、セラピストの心得やお客様への接客方法などを教えていますが、残りの14日間は技術研修になります。簡易ベッドなど生活に必要なものはひと通り揃っていますので、遠方の方はそこで寝泊まりしていただいても構いません。
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手離れが良く、副業にも適したフランチャイズ
やはり集客ですね。大手美容サイトへ掲載する文章を考えたり画像を選んだり、すべて本部に一任していただいています。細かい文言や画像、クーポンの違いによって集客にも影響しますので、これまでのノウハウから最も集客できるパターンで掲載しています。オープン後も含めて大きく変更や修正をしていただく必要もありません。そのほか、SNSやMEOなどについても本部で仕組みを作りつつ、たとえば外部のサポートが必要な場合は専門の業者も紹介しています。
スタッフのモチベーションの管理は必要不可欠ですね。というのも、スタッフはやはり心地よい環境で働くことで、帰属意識が高まり、それがサービスに反映されてリピートにも直結します。ですので、スタッフが気持ちよく働ける環境を作れるよう動いていただくことが重要になります。
十分に活かせます。「ラダシア」のフランチャイズは手離れが良く、副業などにも選ばれています。「ラダシア鴨居店(神奈川県)」のオーナーさまは、2024年6月末にオープンして以降、あまりにも手離れが良いため、10月からは自身がプレイヤーとして動けるフランチャイズにも加盟するとお聞きしています。スタッフのモチベーションさえ管理していただければ、それ以外は本部が代行しますので、安心してほかの事業や業務に時間を割けます。
わたしがそうですが、「タイ古式が好き」という方に加盟していただきたいですね。セラピストは基本的に女性で、オーナー様は男性が多いのですが、なかには女性のマネジメントが得意ではない方もいらっしゃいます。でも、月に1度はご自身のお店で施術を受ければコミュニケーションも図れますし、悩みや不安に思っていることも聞けたりしますから。
わたしもSV(スーパーバイザー)として各店舗に行った際は、必ず施術を受けて帰ってくるようにしています。マネジメントというよりは、どこの店舗に行っても技術力が高く、本当に気持ち良いので、それを伝えることで自信を持って仕事をしていただくのが目的です。
取材を終えて
取材中、あまりにも三上代表のタイ古式愛が強すぎて、「自分も受けてみたい!」と思い、後日、「ラダシア新小岩店」に行ってきました。値段は90分で9200円(初回8600円)。イメージしていたよりも安くてびっくりしました。
まず、店内に入ったらお茶とおしぼりを用意してもらい、お茶を飲みながらカウンセリングの時間。その後にお部屋に案内されるとまたまたびっくり。もっと狭いお部屋を想像していましたが、6〜8畳ほどはありそうな広々空間でした。しかも、施術に入る前に足湯が用意されていて、これだけでもかなりリラックスできたのはいうまでもありません。
カウンセリングや足湯の時間は90分にカウントされず、ここから90分がスタート。おそらく10分にも満たないかもしれませんが、こういったシステムも嬉しいポイントです。はじめてのタイ古式の感想はというと、絶妙な力加減による揉みほぐしに加え、普段は伸ばさない部分を90分かけてたっぷり伸ばしてもらったおかげで、もう立ち上がった瞬間から体が軽くなっているのを実感できるほどでした。技術力に自信があると謳っているのも納得で、これだけの極上タイムを過ごせて9200円はかなりリーズナブルに感じました。
また、こちらに合わせたコミュニケーションの内容、声の大きさ、テンポなど、すべてが心地よくて、技術力だけでなく、セラピストの接客レベルも高く、すっかり「ラダシア」の魅力にハマってしまいました。少しでも加盟を検討している方は、お近くの店舗で施術を受けることを強くおすすめします。
10年の雑誌編集部経験を経て、2016年にフリー編集者・ライターとして独立しました。その後の2023年にオウンドメディア支援(記事制作代行)をメイン事業とする「株式会社Wordeal」を設立。“上位表示だけでなくCV獲得まで伴走型でサポート”をモットーに、フランチャイズWEBリポートをはじめ多くのWEBメディアで記事を制作しています。