FCチェーンから見るタピオカブーム！

フランチャイズWEBリポート編集部｜2019年11月28日公開（2024年07月29日最終更新）

注目	【毎週更新】独立開業を検討中の方に人気のフランチャイズランキング

毎年11月頃に、博報堂と日経トレンディ・日経クロストレンドからそれぞれ発表される1年間の「ヒット商品ランキング」。今年流行った商品といえば、「タピる」でユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされた『タピオカ』でしょう。その勢いは凄まじく、専門店だけでなくチェーン店での取り扱いも増加しています。

そこで今回は流行りに乗るチェーン店と、恒例のFC募集メディア「フランチャイズWEBリポート」の11月の活動記録【ダイジェスト】をお届けします！

▼ この記事の目次［目次を開く］

タピオカブームとビジネスの関係性
ウェブリポ新着掲載の加盟店募集情報
1. #スマホナオル。/株式会社NEW LIFE MOBILE
2. マイスターコーティング/HITOWAライフパートナー株式会社
FCオーナー、本部取材を直撃！新着ストーリー
ビジネスの魅力特集
1. 成長を続けるベストベンチャー！いま注目の「買取専門店大吉」
FC本部からのお知らせ・リリース情報
ウェブリポ編集後記

年間ベストFC30選
FC比較サイトで2024年に注目を集めたビジネス30選

タピオカブームとビジネスの関係性

タピオカ消費量は約2億杯相当！二次ブームを大きく上回る

中国茶や日本茶の中に浮かぶモチモチした黒いつぶつぶの入った「タピオカドリンク」。若い女性を中心に爆発的に流行し、ついには国民食……もとい国民飲料とまで言われ始めているのをご存知でしょうか？

実は、2018年頃から始まっているタピオカブームは今回でなんと3度目。1990年代にエスニック料理ブームの影響を受けて白くて小さいタピオカが流行った第1次タピオカブーム、その後2008年に台湾のタピオカティーブランドが日本上陸したことで第2次タピオカブームが訪れ、今回の2018年からが「第3次タピオカブーム」となっています。

2018年時点で「第3次タピオカブーム」として流行っていましたが、2019年は更に盛り上がり去年と比較して4.5倍の約2億杯のタピオカドリンクが売れ、ブームという枠を超えて国民飲料として認知され始めているのです。

大手飲食チェーンのタピオカ市場参入でブーム拡大

第1次、第2次とありながら、それらを大きく上回る勢いで巻き起こった第3次タピオカブーム。流行り方が違った理由として、専門店がフランチャイズ形式で全国に急速に店舗展開を進めていったこと一つでしょう。

ちなみに、台湾発のティー専門店「ゴンチャジャパン」の会長兼社長には、日本マクドナルドホールディングスなどの社長を務めた「プロ経営者」の原田泳幸氏が就任しました。

さらに専門店だけでなく、2019年からはその流行り具合を前に大手飲食チェーンも続々とタピオカ市場に参入したこともブームを押し広げた理由の一つです。

カフェだけでなく、ファミレスやファストフード店、寿司屋まで様々な飲食チェーンで展開されることにより、それまで専門店には行きにくかったという層が気軽にタピオカを楽しめるようになりました。

カフェ	ドトール、タリーズ、エクセルシオールカフェ、プロント
回転寿司	スシロー、無添くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司
ファミレス	ココス、バーミヤン、ジョナサン、デニーズ
ハンバーガー	ウェンディーズ、ファーストキッチン、モスバーガー、ロッテリア、フレッシュネスバーガー
その他	ミスタードーナツ、不二家

また、これら大手飲食チェーンに加え、コンビニでもカップ飲料としてタピオカドリンクが販売されています。その他にタピオカチョコやタピオカグミ、タピオカアイスなど、コンビニではタピオカをベースとした商品を次々と売り出しているようです。

タピオカをメニューに加えた大手飲食チェーンのなかには、フランチャイズ展開しているところもありますが、ビジネスの観点から見ても、こういった流行を素早くキャッチして商品開発をすることで、来店動機につなげてチャンスを逃さないようにするといったことがいえるでしょう。

今回のように、社会の変化に合わせた流行や人気の情報を集めておくことは独立開業や新規事業を考える上で欠かせないので、しっかりキャッチしておきましょう。

2020年にヒットするのは……？ランキングで動向をつかむ

さて、2019年はタピオカが一大ブームとなりましたが、2020年は何が流行るのでしょうか？「2020東京オリンピック・パラリンピック」の開催に向けて、予測されていなかった商品やサービスが新たに出てきてヒットすることも考えられます。一体どこが新ブーム仕掛け、そして追随をしていくのか、目が話せませんね。

ちなみに、人気ランキングといえばウェブリポでも『2019年に注目を集めたブランド30選』を発表しました！ウェブリポ内における、資料リクエストや説明会申し込み、閲覧数などからなる加盟検討者の興味・関心度合いをもとに、140ブランド以上の中から今年注目されたフランチャイズビジネスを厳選しています。

なかでも最も注目を集めていたのは、ペット共生型福祉施設の障害者グループホーム「わおん」。障害者が少人数で共同生活をする「障害者グループホーム」によって障害者の居場所を作るだけでなく、殺処分される犬・猫を保護して共に暮らすことで、障害者と保護犬・猫を同時に救う福祉ビジネスです。障害者問題と動物の殺処分問題への解決を目指す、具体的な社会貢献として注目を集めました。

また、ウェブリポでは「わおん」以外にもまだまだ注目ビジネスを取り扱っています！注目されているから良いビジネスだ、という決めつけは出来ませんが、人気があったり注目されるには何かしらの理由があるからです。

その理由や傾向をつかむためにも、独立開業・新規事業のビジネスを選ぶ際に「2019年に注目を集めたブランド30選」を参考にしてみてください！