withコロナ元年のヒットに見る、ビジネスの変化（ほぼ月刊FC情報まとめvol.29）

毎年11月頃に、博報堂と日経トレンディ・日経クロストレンドからそれぞれ発表される1年間の「ヒット商品ランキング」。その中でも今年の流行りといえば、コロナ禍で始まった生活体験に関する事柄でしょう。

その一つが、博報堂の「2020ヒット実感」で4位のフードデリバリーと、8位のテイクアウトです。中食自体が軽減税率の対象だったりと以前から注目を集めてはいましたが、コロナの影響で外出自粛や人が集まる外食店には行きづらいという中、毎日自宅で食事を用意するのも大変なこと。そこで外食クオリティを自宅で食べられる手軽さがあり、かつ人との接触を抑えられて安全な中食の利用者が増えたのは間違いありません。

withコロナ時代ではなにごとも「接触軽減」が鍵となるため、対面が基本となる小売業でもキャッシュレス決済やQRコード決済の導入が進みました。また、これらを導入も相まって増えてきた無人レジや無人店舗など、無人化にも注目が集まっています。もともとこういった取り組みは徐々に進められてはいましたが、新型コロナによって一気に加速した分野でしょう。

他にも、オンライン授業やオンライン飲み会、これらを支えるテレビ会議システム「ZOOM」が博報堂以外の調査でもランクインしたりと、コロナ禍で人との対面を控え、自宅に籠もることが多くなりがちでしたが、その状況下でもこれまでの日常生活が送れるような工夫が各所でされています。その他にも政府主導ではんこの廃止なども話題にあがるなど、2020年はこれまでにない様々な変化の年となりました。

ここまで見てきたように、変化はさまざまなところで進んでいますが、ビジネスにおいても例外ではありません。ひとつは多くの企業がとりいれたテレワーク。その他にもビジネスシーンでは集会や会議など、もともと集まる機会は多くあり、それらではオンライン化が加速しました。

しかし、テレワークを経験したことで会社員でなくてもいいのでは？と思ったり、そもそも現在の仕事や将来に不安を抱いたりと、変化をきっかけに今後の働き方自体を考えた方は多いでしょう。働き方を変える、それは転職だけでなく、独立開業や副業を始めたりとさまざまな選択肢がありますが、なにを選ぶにしても情報収集は欠かせません。その情報収集も、オンライン化が進んだことで対面中心の従来よりも手軽に行えるようになっています。

そこでおすすめなのが、多くのフランチャイズ本部が取り入れている「オンライン事業説明会」です。対面や集団になることを避けるために取り入れられたオンライン化ですが、加盟検討者にとって、移動時間なしで自宅から、ネット環境さえあれば気軽に参加できるなどのメリットがあります！

上記のように事業説明会参加へのハードルが下がっていますが、直接担当者と話せるという部分では情報の密度は大きく違います。コロナ禍でオンライン事業説明会を実施している本部が多い今こそチャンスなので、2021年に向けた情報収集の面でも、これからの働き方を考える上でも、色々な側面の話を聞いてみてはいかがでしょうか？

また、コロナ不況と呼ばれる現状で独立開業や新規事業などビジネスを検討している場合ではないのでは？と考えている方もいるでしょう。

しかし、2020ヒット実感にランクインしていた中食など需要とともにビジネスとしても注目されており、さらに別業界でも今後3年ほどはチャンスだと考えているフランチャイズ本部もあります。それが不動産売買仲介専門のフランチャイズ「ハウスドゥ！」です。

これはウェブリポ編集部が招待された、「第14回ハウスドゥ！全国FC大会」で安藤社長が講演で話していたことですが、コロナショックはリーマンショックと違い不動産業界にマイナスの影響はなく、ここ3年ほどはむしろ攻め時、と発言していました。 今回コロナの影響で、初のオンライン開催となったハウスドゥのオーナー会の様子は記事にしていますので、詳しい内容はそちらを御覧ください！

このように、ハウスドゥ！に限らずコロナを変化のためのチャンスとして捉えているところも多くあるので、各業界についてしっかり事前調査をした上で、今後の自分の働き方を決めてください！

ビジネスを検討するなら情報収集として最新情報を見逃さないようにすることも重要です。新着のフランチャイズ募集だけでなく、加盟オーナーや本部へ取材した記事などを定期的に公開していますので、こちらも情報収集としてご活用ください！

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